笠ヶ岳（1日目・後編）

※1日目・前編はコチラ※

14：09にテント設営を完了して出発
今回はキツイ笠新道の登りに備えて荷物を軽量化して、
テントは2人用のコンパクトタイプを持ってきました。

小屋でテン泊の受付を済ませてから山頂を目指します。
途中で団体さんに追いついて、空身ですがかなりゆっくりペースで小屋まで登ります。
小屋に到着すると、宿泊受付は列ができていて、さらに後ろにもどんどん列が伸びていきます。
テン泊は1人500円で、水場は枯れているので小屋で天水を無料でわけていただける
（入口外の蛇口が飲料用の天水になっています。）ほか、
500mlのペットボトルが400円（ポカリは500円）で販売中でした。

因みに隣で小屋泊の受付をしていた人の話を漏れ聞いたところ、
今夜は布団1枚に2人以上の混雑とか
テン場も張り切れないくらい混雑するのではないかと恐れていたのですが、
テン泊者は意外に少なく、やっぱり笠新道をテン泊装備で登るのはつらいので、
小屋泊まりにする人が圧倒的に多いようです。

受付を済ませたら14：30過ぎに山頂に向けて出発

途中の斜面から小屋＆小笠を見下ろした図。
山頂まではガレ場が続きます。

14：42に山頂手前の祠に到着。左手に進んで、

14：44に標高2,898mの笠ヶ岳山頂に到着
・・・真っ白です

ガスが下から吹き上げてきます。
時間はたっぷりあるので、寒さ対策にダウンを着て、
おやつを食べながら一瞬でもガスが晴れることを期待してスタンバイモードに入ります。

・・・が、結局20分近く粘ったものの、一向にガスが晴れる気配がないので、
諦めて引き返すことに

途中でガスの切れ間に小屋～テン場までが見えました。

矢印のテントが我が家の今宵のお宿です。
出発前よりテントの数が増えましたが、15：16でこの数なので、
やっぱり連休中日にしてはかなり少なめな印象です。

そして予想通り、私たちが下りた途端山頂が晴れました(笑)

まあテン場から見れる景色もそう変わらないし、と割り切って（？）
テントが狭いので母1人がテントに入って色々整理整頓をしている間、

私は外でダッフィーと戯れていました(笑)
因みにこのテン場（だけでなく山頂と杓子平も）、
なんと山の上では全く役に立たないSoftbankのガラケーでも
バリ3で電波が入ったので、今回参加できなかった妹にメールを送ったり、
明日の天気予報を確認したり（午前中はバッチリ晴れ予報）しました。

少しして、青空まで出てきたので今度は写真撮影タイムに突入です

そして16：25頃から夕食の準備に入ります

メニューはコンビニで調達したシーザーサラダのほか、
地元のお肉屋さんで調達したハーブウィンナーと、わかめごはん＆カレーライス。
さらに、行動食用に購入したおにぎりが余っていたので、
1個ずつあぶって食べました（なので、カレーのごはんは2人で1人前）。

カレーを食べて、母娘ともども胃がヤラレて胃薬のお世話になってしまい、
これからは山飯はカレーを避けようと誓いました・・・
南岳小屋で食べた牛丼が美味しかったので、
今後は今半などで牛しぐれ煮を買ってご飯にかけて食べようと思います

食後は山荘のトイレが混まないうちに、とすぐトイレに向かいます。
山頂～小屋にかけて、またガスに包まれてしまいました。

因みにトイレは宿泊者と共用で小屋の中のものを使いますが、
テン泊者用に外から入れるドアがあるので、靴を脱いで上がる必要はありません。

用を済ませてから、小屋の裏手のヘリポートに向かうと。

夕日がバッチリ　トイレ目的だったのでうっかりカメラを持ってくるのを忘れてしまったので
携帯のカメラで頑張って撮りました

小笠に登ってみようか、と進むと。

目の前の穂高連峰がアーベントロートに染まって輝いていました
シマッター　と、母がトレイルランナーのように超特急でテン場のカメラに戻っていき、
私は母が間に合わなかった時の保険のために、
所々携帯で撮影しながらテン場に戻りました。

結果、母も私も無事夕焼けショーに間に合ったので、
コンデジ＆ミラーレス一眼で撮りまくりました

＜各画像クリックで拡大表示＞

槍～乗鞍

双六方面～穂高

バラ色に燃える穂高

槍～乗鞍・その2

暮れゆく様をご堪能ください・1

暮れゆく様をご堪能ください・2

暮れゆく様をご堪能ください・3

こちらはトイカメラモードで撮影してみました

（画像クリックで拡大表示）
中央の小笠＆山荘のシルエットがカッコイイ

日が沈みました。

東の空に、S字カーブを描いた雲が出ていました。

段々と闇に包まれていきます。

夕焼けショーを堪能したら、テントに入って着替えを済ませ、
18：50に就寝スタンバイ。

寝る前に、星空を見てみようとテントから頭を出して頭上を見上げると、
素晴らしい満天の星空が広がっていました

三脚もなく、ミラーレス一眼ではどんなに頑張っても満足な写真は撮れず・・・

出発前に妹がネットで調べた夜景撮影モードを保存してあったので、
マニュアルモードに変えて撮影してみました。
上の写真を加工してみたら、下の写真のように輝点がたくさん写っていました
手持ちだったのでブレまくってM字になってますが、
これでなんとなく満天の星空感はわかるかな、と

いろいろ頑張ってみましたが、これが限界でした
でも肉眼では宇宙の中にいるような満天の星空を堪能してきたので大満足

ドリエルを飲んで、耳栓をして大爆睡しました

 

～2日目に続く～

 

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