『銀の匙』

2016-07-07 | 日記
      ・中 勘助『銀の匙』(岩浪文庫)読了
      ・那珂太郎『那珂太郎はかた随筆集』(福岡市文学館)読始

 『銀の匙』を初めて読んだ。いま岩波文庫が第何刷を重ねているか知らないが、書架に
むかし買ったのがあったのでそれを読んだ。奥付をみると、1983年7月15日第62刷とある
から30年以上も前に買ったもの。第1刷が1935年とあり、いかに長く読み継がれているこ
とか。夏目漱石にみとめられ世に出た作品だそうだが、作者自身であろう子供の世界が実
に細やかに連綿として描かれている。しかし、高い世評ほどの感銘をうけることはなかっ
たし、少々退屈したというのが正直な感想。


      ♪聴いた曲
      ・チャイコフスキー
       交響曲第4番ヘ短調 作品36
       ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
       指揮:クルト・マズア (R:1986) 

      ※名言迷言※   ~成功~
       ・無数の失策を人の目から隠してくれるもの。(バーナード・ショー)

       ・自己顕示、自己主張をして、しかもそれが利益になること。
                               (M・コックス)

             

自民圧勝!?

2016-07-06 | 日記
 「自民党が言うようなアベノミクスの恩恵はオレらには縁がない、
年金もわずか、 頼りの息子も安月給の非正規雇用、今朝も不機嫌な表情で出かけた、オ
レは息子のフトンを押入れに仕舞い、部屋の掃除をしてやる、いつ結婚できるのやら」。

 散髪に行ったら、となりの七十数歳と見える老人が盛んに理容師にグチっていたが、
だがしかし、投票のフタを開けてみると、いつも自民党が勝っている。ホントの金持ち
か、金持ちだと勘違いしている人がいかに多いのか、あるいは貧乏人は自民党には投票
しない、というのは間違った小生の固定観念なのか?

     ♪聴いた曲
      ・チャイコフスキー
       交響曲第1番ト短調 作品13「冬の日に幻想」
       交響曲第2番ハ短調 作品17「小ロシア」
        ソビエト国立交響楽団
        指揮:エフゲニ・スヴェトラーノフ (R:1967)

      ・ブリテン
       パーセルの主題による変奏曲とフーガ 作品34
      (青少年のための管弦楽入門)
        ブルガリア室内管弦楽団
        指揮:アタナス・マルガリトフ
        シンプル・シンフォニー
         モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
        指揮:アントニオ・デ・アルメイダ

      ・ベルリオーズ
        幻想交響曲 作品14
       九州交響楽団
         指揮:小泉和裕 (R:2013)

     ※名言迷言※  ~仕事~
      ・世の中には二種類の人がいる。働く意欲のある人と、そういう人を
       働かせて自分は何もしないでいることに意欲を燃やす人である。
                             (フロスト)
      ・仕事は一種のいらいらだ。(ドン・ヘロルド)

      ・仕事は人を三つの悪から救ってくれる。退屈と不善と貧困からだ。
                            (ヴォルテール) 

酷 暑

2016-07-05 | 日記
  おそるべき君等の乳房夏来る  西東三鬼

 いまは何でもない光景だが、戦後何年後くらいのことだろうか、はじめて女性の
 開放的な薄物ファッションを見て驚いたのは三鬼だけではなかったろう。 


     ♪聴いた曲(2日~5日)
      ・ブラームス
       交響曲第4番ホ短調作品98
       悲劇的序曲作品81
        バイエルン放送交響楽団
        指揮:カール・シューリヒト (R:1961)
      
      ・ショスタコーヴィチ
       交響曲第7番ハ長調作品60「レニングラード」
        ナショナル交響楽団
        指揮:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ (R:1989)

      ・エルガー
        威風堂々第3番
      ・ドヴォルザーク
       交響詩「真昼の魔女」
      ・ブラームス
       交響曲第2番ニ長調作品73
        福岡学生シンフォニーオーケストラ
        指揮:寺岡清高 (7/3福岡シンフォニーホール)

      ・R.シュトラウス
       アルプス交響曲作品64
        シュターツカペレ・ヴァイマール
        指揮:アントニ・ヴィト (R:2005)
 
      ・チャイコフスキー
       交響曲第4番ヘ短調作品36
        ボストン交響楽団
        指揮:ピエール・モントゥー (R:1959)
      ・マーラー
       交響曲第4番ト長調
        ルチア・ポップ(ソプラノ)
        ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
        指揮:クラウス・テンシュテット (R:1982)

     ※名言迷言※ ~人生~
      ・来世で天国を楽しむのに現世を地獄にする必要はない。(W・ベックフォード) 

      ・人生。感じる者にとっては悲劇、考える者にとっては喜劇。(ラ・プリュイエール)

      ・人生は、私たちがしばらく観客として見物していたから、やがて自分の役を演ずる
       悲劇である。(スウィフト)

       

暑い、車の運転ご用心

2016-07-01 | 日記
 梅雨の中休みというのか、二日連続の強雨から解放されたが気温上がってむし暑い。
大型ショッピングセンターの駐車場で接触事故。突然、動き出した相手の不注意、当方
左前部のバンパー、ドア、ホイルキャップなどにかなりの凹みやキズ。
 相手は小学生を子にもつ若い母親だが、警察を呼んだり、保険会社に連絡をとったり
の手際がよい。複数回の事故歴がありそう。双方、人身無キズでよかった。

     ♪聴いた曲
      ・チャイコフスキー
       ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23
        ニキタ・マガロフ(ピアノ)
        ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団
        指揮:ウィレム・ヴァン・オッテルロー (R:1965)

      ・リスト
       ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124
       ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125
        ニキタ・マガロフ(ピアノ)
        チューリッヒ放送管弦楽団
        指揮:セルジュ・ボド (R:1965)

      ・シューマン
       交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」
        南ドイツ放送交響楽団
        指揮:カール・シューリヒト (R:1960)
 
      ・ブラームス
       交響曲第3番ヘ長調作品90
        南西ドイツ放送交響楽団
        指揮:カール・シューリヒト (R:1961)

     ■Books
      ・日野行介『原発棄民 -フクシマ5年後の真実』(毎日新聞出版)読了
      ・中川右助『戦争交響曲 -音楽家たちの第二次世界大戦』(朝日新書)読始

     ※名言迷言※ ~浮気と離婚~
      ・愛のない結婚には、結婚ぬきの愛がつきまとう。(フランクリン)

      ・尻軽な女房の亭主は頭が重い。(シェイクスピア)

      ・結婚している男の人生には最良の日が二日ある。結婚する日と、妻の葬式
       を出す日だ。(ヒポナクス)