2015年5月25日 変化が人や組織を成長させる

　　昨日、一週間の日本出張から戻りました。今回の日本滞在では、また大きな変化が起こりました。


　　今年に入り、私の日本の会社を創業から5年間ともに運営してきたパートナーが、体調不良から業務に

　支障が出るようになっており、帰国の度に彼とはいろいろな話し合いをしてきました。私としては、

　一番大切なパートナーでもあったので、何とか以前の頃のような彼に戻ってもらい、今後もともに夢の

　実現に向って欲しかったのですが、今回の帰国で正式に今年の8月末で退職をすることとなりました。


　　自分としては、この件が話に出るようになってから、大切なパートナーを失わないよう必死に説得や

　体制の整備にあたってきましたが、こうして離れていくことが決まってからは一気に組織体制の変革に

　あたりました。日本の代表者を変更、また彼の退任に合わせて社員とパートの2名を採用しました。

　パートの方は、中国福建省で生まれた女性で、既に結婚して日本戸籍にはなっていますが、これで私と

　してはより一層「中国関連ビジネス」に力が入れられそうです。


　　創業からのパートナーの状況に、おっかなびっくりやっていた時よりも、今後はいろいろな施策を

　打っていけそうです。やはりいつまでも現状にこだわるよりも、失うにしても得るにしても、変化を

　受けいれたり、自ら変化をさせていくことで、人や組織を成長させていけることを、改めて実感しました。


　　今年に入り、本当に様々な、いいも悪いもですが、変化が続いていますが、アップダウンをしながらも、

　確実に自分の思い描く方向に向かっていることは確かです。

2015年5月15日 新プロジェクト立ち上げ完了！

　　昨日は上海市の隣にある、杭州というところへ出張し、新たにまた一つのプロジェクト立ち上げを

　してきました。中国に進出しているオーストリアのバイクメーカーとの、保険の独占販売のスキーム

　です。





　
　　昨年初めて日系大手バイクメーカーと立ち上げたスキームと同様のもので、これでまた大きな成果が

　見込めそうです。その他にも、いくつかのプロジェクトの計画もあり、またある上海進出企業の顧問職の

　話も来ており、お陰さまで昨年以上にこの中国での仕事が順調に進んでいます。


　　しかし今年は私にとって、決して全てが順風満帆ではありません。運勢でも、今年はいろいろな変化が

　起きる困難の伴う年となっており、正にその通りいろいろな環境の変化や突然のアクシデントに数多く

　見舞われています。

　日々山あり谷ありの中、こうして振り返れば着実に結果がステップアップ出来ているのは、やはり日々一歩

　でも１ミリでも前進していこうという気持ちと、目先だけではない遠い先にある「目標」や「夢」に

　向って、ぶれずに進めているからだろうと思います。


　　そして山あり谷ありだからこそ、だとも思っています。ただただ順調であれば、私の性格から付け上がって

　いっているでしょう。ただ日々困難だけが続いていれば、自信を失い何もかもうまく行かなくなって

　いたでしょう。


　　順調な時には日々起こる困難に心を戒め、困難な時には1歩１ミリの成功・成長に心を鼓舞させる。そんな

　日々が、振り返れば以前より成長している自分につながっているのだろうと思います。それは例え中国に

　いても、同じなんだとつくづく感じています。


　

2015年5月12日 海外での病気に備えるもの

　　今日の上海は、朝から最高のお天気。すっかり見慣れた風景でも、とても新鮮な気持ちに

　なれます！






ところで先日の日曜日ですが、久々にかなりひどい腹痛に襲われ、正直このままやばいのではないか？、

　とすら思いました、、、、汗。その日は朝からみぞおちの下あたりに鈍痛を感じていましたが、それ

　でも食欲もあったので昼は外で軽く食事。そして夜自宅で食事を取り終えた途端、差し込むような

　激痛が、、、、。


　自宅にある中国の訳の分からない胃薬をいくつか飲み、暫く安静にするも全く激痛は治まらず、、、。

　夜中になっても痛みが治まらなければ、救急車を呼ぼうとすら考えました。これほどの痛みは

　3年前初めて中国に来た当時の、食あたり以来です、、、。


　とりあえず、日頃行きつけの漢方医の先生に電話で相談。夜中にもかかわらず、親身に相談に

　乗ってくれました（中国人のお医者さんです）。もし膵臓や心臓が原因なら、危険かもしれ

　ないと脅されましたが、、、汗。


　いざという時には例え夜中でも病院を案内すると言われ、気持ちは一安心。そのおかげで気付け

　ば夜中まで寝むりについていました。夜中2時過ぎに目が覚めると、激痛は鈍痛に変わっていて

　一安心。無事翌日の日中に、念のため病院へ行き難を逃れました。


　　今回久々に海外で病気になり、改めてこの中国では「かかり付け医」「定期健診」そして

　「保険」の重要性を感じました。もし今回の件が日本であれば、躊躇せずに夜中でもすぐに

　病院に行っていたと思います。もちろんこの中国でも、同様の行動は出来ますが、やはり

　いろいろな面で面倒くささや抵抗感を感じてしまうのは事実です。


　　大手駐在員の方であれば、そのような時でも万全な体制が取られていると思いますが、

　現地採用の日本人の方は、意外に福利厚生面では苦労をされていることが多いようです。

　健康診断すら、もう何年も受けていない、という話も良く聞きます。

　　
　　ということで、この中国で取引のある日系クリニックの方と相談をしｔ、福利厚生の
　
　あまりしっかりしていない飲食店などで務める日本人向けに、安心かつ非常に割安の

　健康診断を提供していただくようにお願いをしました。利益度外視で、ある意味社会貢献と

　してお願いしたいと。そのことで、逆にそのクリニックの評判も上がると思います。

　交渉のお陰で、9月に特別に「超格安での健康診断」を行っていただけることになりました。

　このことで、少しでもこの中国で働く日本人のみなさんの、不安の解消につながってくれれば

　嬉しいことだと思います。