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長池とも子三国志「破龍」孫策と孔明編

2006-08-23 20:41:26 | 長池とも子「破龍」
三国志烈伝 破龍 第十二話「小覇王・孫策」/長池とも子 著/秋田書店/刊行中/雑誌価格580円(込)
内容とコメント「プリンセスGOLD9月号」に掲載された少女漫画版三国志。最近は孔明が戦の裏側で奮闘する話が描かれています。
袁紹と曹操の戦を止めさせる事に失敗した孔明は戦を長引かせない為に曹操軍に孫策軍を加勢させようと呉の地を訪れる。果たして同盟は成功するのか…?
雑誌では一年ぶりに登場する孫策。外見も見違えるようで目が細くなるなどかなり大人びて、絵柄も少女漫画仕様になっていますが、気さくな所はそのままです。確かに主君なのに無防備すぎる気も
この時点では既に揚州を平定していたりと、この作品ではその快進撃は終わってしまい、見る事は出来ません。
その代わり孔明すらも惹きつける人物描写に重きを置かれています。
周瑜や大喬・小喬も出て来ました。周瑜は厳しい表情や髪型のせいで外見は曹操とちょっと被ってます 孫策といる孔明の方が周瑜に見えてしまいます。
大喬・小喬はさすがに美人です。(美人が多いのも長池先生三国志の特徴です)
孔明の活躍の場が多く描かれますが孫策と周瑜が夢を語る場面に、行方知れずになっていた孫策のかつての想い人・芳春(ほうしゅん)とのその後も見る事が出来ます。
彼女はかなり重要な役どころを担っています。

という事で、せっかく孫策の再登場なのですがもうすぐ最期を迎えてしまうのかと思うと彼らが活き活きとしている分複雑な気持ちです。
そして、今曹操と孫策(呉)勢力を結び付けようとする孔明が、いずれはこの2つを争わせようとする話の流れが「破龍」ではどう描かれるのか、あの周瑜にどう開戦を迫るのか、或いは周瑜の方が上手なのか、それが今後の楽しみです。

次回予告!
長池先生のHPによると、ようやく次回「官渡の決戦」が描かれるそうです。
またも孔明が活躍するのか、孫策は関わるのか、そしてあの袁紹の出番はあるのか(あるとしたら何割増えるだろう…?)、それとも先生らしい意外な展開があるのか…ものすごく楽しみです!
でも次回は10月発売の11+12月号に掲載
10月が遠く感じます…。





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