アカパンの日記

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シャァ専用携帯電話は高いか???

2007年11月13日 20時06分46秒 | Weblog
シャァ専用携帯電話の値段が10万円を超えるので波紋をよんでいる。わたしもビックリしたけれど、実はわが家の娘は携帯電話販売会社でバイトをしているので、携帯料金のことには詳しくて、驚いて「10万もするらしいで!!」と言うと「そら、それくらいじゃないの」って冷静な返事だった。まず、そこで驚いたんだけどね。

これはソフトバンクの携帯の「販売方法」の特徴が強調されてとらえられ、10万円と言う数字だけが注目を浴びているだけなんだそうで、他社に比べて、極端に高いのではないそうだ。10万円÷24回=4166円。実際には4280円が月々の支払で2年続く。つまり2年契約ってことね。で、この金額を払うと、例えば2000円分とかの金額が「サービス」としてついてくるんだそうな。それを、通話料というか、プランにあてることができるってことらしい。だからトータルで考えれば、シャァ電話も、「高い」と言うことではないらしい。うーーん、まだピンとこないなぁ。


ちなみにわたしの携帯はFOMA(あるとき、家族4人でいっせいにボーダフォンからFOMAに買い換えた!)でこの4月に買った(そのときの最新ワンセグ機種)。新春割引があって、15000円くらいで買った気がする。まず最初にそれだけ払ったってこと。そして、わたしはあまり電話をかけることがないから、一番安い基本料金である「タイプSS」っていうプランに加入している。すると月額基本料が3600円。で、この中に通話料等1000円分が入っている。言い方を変えて、ソフトバンク風に言うと、「15000円の頭金を払って、毎月、3600円の割賦で電話を購入している」と言う表現もできるのだ。わかるかなぁ。あ、9月からは「なんとかMAX」っていう2年契約に入ったので、基本料は半額になって、無料通話分は同じだ。つまり1800円を2年払う。すると2年間で、43200円。これに最初の15000円をたせば、58200円ってことになる。もし、「MAX」に入らなかったら、荒い計算だけど、総額で101400円(3600円×24回+15000円)だ。ただし、この中に無料通話分が24000円入ってるし、実際には継続割引とか家族割引とかがあるんだけどね。まったく携帯を使わずに2年間持てば、軽くシャァ電話にたっするでしょ?実際には基本料金だけでは賄えなくてオーバーして、わたしの携帯月額料金は6千円くらいはらってるけどね。


で、ソフトバンクの場合、先の4280円×24回は必ず払う「電話機代」なんだって。それにいわゆる「通話プラン」をつけるらしい。よく宣伝してるのが「ホワイトプラン980円」てやつだよね。これも払うので、この時点で月に4280+980=5260円の支払い。これでソフトバンクどうしなら夜の9時まで通話OK。ほかにメールとか、パケットとか、そういう代金が、仮に2000円かかったとするよね。すると、一気に7260円の支払いってことになる。ところがである。娘の説明によると、ソフトバンクはこの「機種代金4280円」はまったく安くならないんだけど、それ以外にかかった費用(この例だと2980円だよ)から、「だいたい2000円(だいたいというのは機種によって金額が違うらしいから)」が、24回、差し引かれるんだって。つまり実質5260円の支払いってことになる。どうよ?今のFOMAと同じようなはらいじゃんか?ソフトバンクの料金体系って分かりにくいとおもうんだけど。それでもドコモやauよりも「普通程度に電話を使う人」には結果的には安くなるんだそうだ。ただし、この「2000円のもどし」っていうのは、割賦代金を払ってる期間(24ヶ月)だけのことらしいけどね。

それに対抗してか、ドコモもauも、ソフトバンクと同様の料金体系に移行というか、選択できるようになっている。つまりは、メーカーから販売店に出していた「援助金」をなくすってことね。だから電話機を買うときに、安くはならない。で、最初の頭金をなくして、その後の割賦金の中から、電話料金をとろうっていうこと。確かにこの方法のほうが、「2年」なら2年の間、顧客を囲い込めるよね。うーーーん、どっちが消費者には得なのかは、使い方にもよるから一概には言えないけどね。割賦方式だと、本当のほんとの最新携帯(たとえばシャァ携帯ね)でも、まったくその場ではお金を払わず買えるってことになる。ソフトバンクにとっては、いつもの「手法」で、まずは「安くして、広めてしまってから利益を生み出そう」っていう作戦だね。だから、ドコモとauが新しい料金プランを発表したらすぐに(これは公約なんだそうだけど)「対抗プラン」を発表して、「料金がイチバン安くなる」ようにしている。そのせいか、たしかにココ数ヶ月の「乗り換え数」はソフトバンクへの乗換えがイチバン多いんだそうだ。


娘は自分でソフトバンクの旧式の電話(要するにどこにもある、「電話機代0円」っていう機種だね。実際には980円の24回払いらしい。それにホワイトプラン980円をつけている。で、「割戻金」がこの場合は980円らしくって、ちょうどホワイトプランの分が割引で払わなくていいから、「980円で使い放題ーーーー夜9時まではソフトバンクどうしなら離し放題ってプラン」なんだって)。この携帯を2台買って、2台とも「ホワイトプラン」にはいってる。で、2台のうちの1台を仲のいい友人(これがまた女友達なんだよね、情けないことに)に渡して、その友人から毎月1,000円(友人の分の携帯電話の代金ね)もらって、お互いに連絡するときにはソフトバンクの携帯をつかってる。21時まではかけ放題だから、正直、我々では考えられへんくらい若い者は「長電話」するから、これまで娘のFOMAの電話代がイチバン高かった。これからは「基本料金内」で収まるんだろう。そ、娘はFOMAとソフトバンクの2台の携帯を持っているのだ。「智恵」ではあるなぁ。



こう考えると、「シャァ専用携帯が10万円」ときくと、ビックリするけど(実際わたしもびっくりしたけど)、そう大きな差ではないでしょ?実際、今現在売っているソフトバンクの携帯の料金だけどね、シャァ携帯の元になっている「913SH(ちなみにシャァ電話は「913SHG TYPE-CHAR」という型番)」だと、2年間で78720円払うことになっている。別の電話で、今、一番高いのだと2年間で81120円の支払だ。どれも、最初には「携帯電話機代金」ってのはまったく払わないんだよ。こうなると、現行のFOMA料金より得みたいな気になるよね。あ、そっか、ソフトバンクは「わが社がイチバン得」で「商売」してるんだから、それでいいのか(笑)。


うーーん、「競争」だから仕方ないけど、もうすこし携帯電話料金もわかりやすくしてくれないかなぁ。「○○プラン」とかいうのがややこしくて、わけわからんし、確かにHPでは「あなたにあった料金プランを診断」っていうコーナーもあるけど、やってみたけど、あんまり当てにはならん気がしたね。複雑すぎるのだ。きっとネットを丁寧に探せば「一目瞭然」で料金比較ができるサイトがあるんだろうなぁ。だれか知りません???



とにかく、やっぱりシャァは特別だもんね。あのプレミアに、ほかの携帯、わかりやすくほかのソフトバンクの携帯と比較して、「このプレミアに2万円~3万円をはらってもいいか?」という問題だよね。わたしてきには、「これくらいの費用は当然なんじゃないかな」と思う今日この頃である。


そう、シャァ携帯を持つのは、ほかの携帯を持つのと2万円か3万円しかかわらない。「10万円の電話なんて!!!」って部分だけが一人歩きしているようで、みんな誤解してるんじゃないかな。ソフトバンクのHPで、ほかの電話と電話機代を比較すれば、わかる。。。。。かな?私は、娘に解説してもらって、やっと納得できた(笑)。