株式会社オフィス総合研究所

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砂防堰堤整備等に係る国・県・市合同地元説明会

2015年06月28日 13時31分41秒 | 広島土砂災害
<砂防堰堤整備等に係る国・県・市合同地元説明会>

 本日、梅林小学校で「八木・緑井地区における砂防堰堤整備等に係る
国・県・市合同地元説明会」が開催されました。

国・県・市の職員の方が次々に資料をプロジェクターに写して
説明をされました。(今までの取り組みが中心)

5年以内に以下の砂防堰堤を全て完成させる予定とのことです。

         <工事進捗状況 平成27年6月26日時点>

赤が施工中で緑が進入路工事中又は準備中、緑網掛けはH27年度
発注予定とのことです。

赤の施工中の所は、人が住んでいないので早く施工が進んで
いるのだと思います。

全ての説明が1時間半程度で終わり、住民からの質疑応答に
なりましたが、ここから大紛糾しました。

               <質疑応答で紛糾する住民>

まずは、用地補償の問題です。
国土交通省の方が、
「国土交通省の公共用地の取得に伴う損失補償基準」
に基づき支払うと淡々と説明された部分です。

土地については、契約締結時の地価公示価格に基づき
算定するとのこと。

土砂災害後は地価公示価格は大幅に下がっているのです。

住民からは、
 
「家屋の補償等の補償部分を含めても新しい土地に
土地と家屋を購入する場合の頭金にもならない
 
「家も住める状況だし、できれば住み慣れた町に住み
続けたい」
 
「お世話になった地域住民のためにも、できればごねる
ことなく引越ししたいが、この条件では無理だ」
 
「立ち退きしなくても良いような計画はできなかったのか?」
 
また、今回は砂防堰堤の話だけでしたが、50年近く前から
計画がある長束八木線の道路工事にも話が及びました。
 
住民が長束八木線における立ち退きの質問をすると、
 
「長束八木線はただいま地盤等調査中で、7月には
設計図が確定するのでその後説明します」
「設計図ができるまでどこを道路が通るか
確定しないので・・・」
 
とのこと。
 
仮住宅の入居期間の延長に関して質問すると、
 
「内閣府に相談した上で決めましたので・・・
内閣府に相談して決めることになっているので・・・」
 
最後には、罵声を飛ばして帰るかたも・・・
「なんで、決まった後にいうんやー」
「道路の図面を決めて説明するんかー」
「困っとる人の声を聞くのが先じゃろー」
「困っとる人の声を聞いて対策を考えんのかー」

なんでこんなことになるのでしょうか?
行政の方々も一生懸命に頑張ってくれて
いるのに・・・

私も以前の記事に書きました。こちら
結局コミニュニケーションが足りないんですね。

以前の記事に私はこう書いていました。

地域ごとに責任者を決め、国、県、市、町内会、住民で
情報共有し、課題をキチンと見える化し、優先順位を
合意形成して復旧計画をまとめてほしいです。

ここがキチンとできていないんですね。

私も立ち退きの対象となっていないので、
いまひとつ真剣さが足りなかったのかもしれません。

行政の方達も、断腸の思いで立ち退きを決意
する人達の気持ちをわかってほしいと思います。

町内会の副会長として、今後は、もっと行政や
住民とコミュニケーションを取っていこうと思います。

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