新年明けました。
去る12月31日、梅田芸術劇場にて舞台「大江戸鍋祭り」を観劇。
物販に一時間並んで、『大晦日に何やってるんだろう』的心境になり帰りたくなったけど。
萌え産業…見事に女子9割。
○第一部
忠臣蔵、のお芝居。
所詮若手イケメン舞台と正直侮っていた…が歴史萌えってすごい！！
終始笑いと感動と萌えとで忙しく、最高に面白かった。
歌舞伎、宝塚、東宝エリザ、テニミュ…とパロディも満載で元ネタ知ってるだけに笑うしかない。
大和田さん、山崎さん、小林さん他上手い先輩が若手をフォロー＆いじりたおす構成でよかった。
若手もすべることを恐れずどんどん大怪我して撃沈してたのも、かっこつけてなくてよかった。
仮名手本忠臣蔵の流れをくむ、お馴染みの『忠臣蔵』は知ってるけれども。
実際の『元禄赤穂事件』について、特に綱吉ら幕府側からの視点って勉強したことない事に気付き。
事前に
・将軍側近 柳沢吉保（福留真紀著/新潮新書）
・Tokugawa15 （堀口茉純/草思社）
という将軍側の事を急遽読んでから臨んで正解。
「将軍側近～」は目から鱗の連続。側用人についてもよくわかったし、なにより『柳沢＝悪役というイメージ』がいかに強かったか自覚できて。視点をリセットしてくれた。
１５の方は中身が濃い！
綱吉だけじゃなく15人それぞれキャラ濃すぎｗ
舞台でも、これまで見てきたものとは全然違っていてよかった。
将軍綱吉はバカ殿じゃなくて、頭の切れる、でも暴走しがちなキャラ。
柳沢も単なる悪役じゃなくて、上様に忠実な、謙虚で真面目、有能なキャラ。
歴史は見方によって様々に解釈できる。
そんなことを思った、今までにない新しい忠臣蔵。
・綱吉
中の人が貫録あって普通に上手いので、出てくるだけで上様感がすごかった。。。
圧倒的安定感はさすが。
全方位隙なし！全てお見通し！
でも東山天皇（の中の人）にいじられたり、柳沢をご寵愛なさったり…可愛すぎる。
『白と黒 どっちが多いの ダルメシアン』と日替わりの一句。
仮面ライダーネタでエチュード場面は素で焦ってた。
地に足ついた演技、背は小さいのに存在感あって、若いのにすごいなぁ。
・柳沢
上手い人ではないｗ
怖いな舞台って…映像と違い、経験や実力が素人にも歴然と分かってしまう。
でもこう、上手くないなりに目一杯、一生懸命な感じで好印象（酷
日替わりいじられ場面は、
『お前（の人気）なんか今年一杯だ！』
『ということは今日限りだ！』
と言われ、堪えきれず撃沈。
村井君の上様と相乗効果で萌える。キャラに合った役でよかった。
・浅野内匠頭
矢崎君あてがき？
って位、アホの子な殿…。ひたすら憎めない。なんだかんだ愛されまくる。
確かにこの殿のためなら仇討ちするだろうなと、妙に説得力・魅力ある殿。
最後ネタばらしの時に、片岡源五右衛門に
『…許せ』
との一言、普通に感動した…。
若いのにお芝居もダンスも歌も上手くて驚く。
切腹の場面も所作が美しい。
若手でまともだったの村井君と矢崎君だけだったように思う程、二人はちゃんとしてた。
日替わりで吉良様からいじめられるむちゃぶりは、
『なんとかモリモリを福君バージョンで！』
『…まさかまるまるモリモリじゃないだろうな？』
とのいじりに、素で
『えっ？！まるまるじゃないの…？』
と子鹿のように小声で震えながら
『♪筋肉モリモリ…』
とやって約2000人の前で大怪我ｗ
…なるほど刃傷に及ぶわけだ。
浅野大学（の中の人）との身長差が！かわいい…。
浅野兄弟萌えとか、怒られそうな感想をもちましたよ。
・某先生
山崎樹範さんの回観られて幸せでした。
やましげさん＝鍋なので、『戦国鍋を観ている』幸福感があります。
そしてひたすら上手い。
○第二部
戦国鍋でいうところのミュージックトゥナイト的ライブ。
事前に見たＰＶで絶対生で！と切望した
・松の廊下走り隊７
・元禄生態 アワレンジャー
だけでなく。
ダブルげんき、（歌わなかったけど）天正の村井ミゲルを見れてテンションがおかしなことに；
帰ってカウントダウンの回をニコ動生放送で見てしまった程。
ミゲルがキャラ設定完璧で、やはり安定感。
村井君もいるだけで「戦国鍋」な大御所なので見応えあるなぁ。
松廊で、矢崎君がキレるくだりの時
『吉良様と会うの実は初めてじゃないですよね？』
『ええ勅使饗応役、2回目なんで。でも初めてって言った方が盛り上がるじゃないですか』
とちゃんと史実に沿ったキレ方で、さすが鍋クオリティ。
真摯にふざける。
細部に拘ってこその歴史萌え番組。
しかしリーダー矢崎君のナルシストキャラはどこから；
『播州赤穂五万石、魔法の国の最強戦士！』
とか大まじめに名乗りを上げる所がおかしすぎるｗ
こんな赤穂浪士なら討ち入りされたい←
アワレンジャーも、五人でポーズいちいち決めるくだりが効果音もばっちりで、普通に日曜朝放送してそう。
とりあえず大晦日に紅白も見ず鍋舞台とは…自分らしい一年の締めとなりました。
2012年もろくでもない年になりそうです。
去る12月31日、梅田芸術劇場にて舞台「大江戸鍋祭り」を観劇。
物販に一時間並んで、『大晦日に何やってるんだろう』的心境になり帰りたくなったけど。
萌え産業…見事に女子9割。
○第一部
忠臣蔵、のお芝居。
所詮若手イケメン舞台と正直侮っていた…が歴史萌えってすごい！！
終始笑いと感動と萌えとで忙しく、最高に面白かった。
歌舞伎、宝塚、東宝エリザ、テニミュ…とパロディも満載で元ネタ知ってるだけに笑うしかない。
大和田さん、山崎さん、小林さん他上手い先輩が若手をフォロー＆いじりたおす構成でよかった。
若手もすべることを恐れずどんどん大怪我して撃沈してたのも、かっこつけてなくてよかった。
仮名手本忠臣蔵の流れをくむ、お馴染みの『忠臣蔵』は知ってるけれども。
実際の『元禄赤穂事件』について、特に綱吉ら幕府側からの視点って勉強したことない事に気付き。
事前に
・将軍側近 柳沢吉保（福留真紀著/新潮新書）
・Tokugawa15 （堀口茉純/草思社）
という将軍側の事を急遽読んでから臨んで正解。
「将軍側近～」は目から鱗の連続。側用人についてもよくわかったし、なにより『柳沢＝悪役というイメージ』がいかに強かったか自覚できて。視点をリセットしてくれた。
１５の方は中身が濃い！
綱吉だけじゃなく15人それぞれキャラ濃すぎｗ
舞台でも、これまで見てきたものとは全然違っていてよかった。
将軍綱吉はバカ殿じゃなくて、頭の切れる、でも暴走しがちなキャラ。
柳沢も単なる悪役じゃなくて、上様に忠実な、謙虚で真面目、有能なキャラ。
歴史は見方によって様々に解釈できる。
そんなことを思った、今までにない新しい忠臣蔵。
・綱吉
中の人が貫録あって普通に上手いので、出てくるだけで上様感がすごかった。。。
圧倒的安定感はさすが。
全方位隙なし！全てお見通し！
でも東山天皇（の中の人）にいじられたり、柳沢をご寵愛なさったり…可愛すぎる。
『白と黒 どっちが多いの ダルメシアン』と日替わりの一句。
仮面ライダーネタでエチュード場面は素で焦ってた。
地に足ついた演技、背は小さいのに存在感あって、若いのにすごいなぁ。
・柳沢
上手い人ではないｗ
怖いな舞台って…映像と違い、経験や実力が素人にも歴然と分かってしまう。
でもこう、上手くないなりに目一杯、一生懸命な感じで好印象（酷
日替わりいじられ場面は、
『お前（の人気）なんか今年一杯だ！』
『ということは今日限りだ！』
と言われ、堪えきれず撃沈。
村井君の上様と相乗効果で萌える。キャラに合った役でよかった。
・浅野内匠頭
矢崎君あてがき？
って位、アホの子な殿…。ひたすら憎めない。なんだかんだ愛されまくる。
確かにこの殿のためなら仇討ちするだろうなと、妙に説得力・魅力ある殿。
最後ネタばらしの時に、片岡源五右衛門に
『…許せ』
との一言、普通に感動した…。
若いのにお芝居もダンスも歌も上手くて驚く。
切腹の場面も所作が美しい。
若手でまともだったの村井君と矢崎君だけだったように思う程、二人はちゃんとしてた。
日替わりで吉良様からいじめられるむちゃぶりは、
『なんとかモリモリを福君バージョンで！』
『…まさかまるまるモリモリじゃないだろうな？』
とのいじりに、素で
『えっ？！まるまるじゃないの…？』
と子鹿のように小声で震えながら
『♪筋肉モリモリ…』
とやって約2000人の前で大怪我ｗ
…なるほど刃傷に及ぶわけだ。
浅野大学（の中の人）との身長差が！かわいい…。
浅野兄弟萌えとか、怒られそうな感想をもちましたよ。
・某先生
山崎樹範さんの回観られて幸せでした。
やましげさん＝鍋なので、『戦国鍋を観ている』幸福感があります。
そしてひたすら上手い。
○第二部
戦国鍋でいうところのミュージックトゥナイト的ライブ。
事前に見たＰＶで絶対生で！と切望した
・松の廊下走り隊７
・元禄生態 アワレンジャー
だけでなく。
ダブルげんき、（歌わなかったけど）天正の村井ミゲルを見れてテンションがおかしなことに；
帰ってカウントダウンの回をニコ動生放送で見てしまった程。
ミゲルがキャラ設定完璧で、やはり安定感。
村井君もいるだけで「戦国鍋」な大御所なので見応えあるなぁ。
松廊で、矢崎君がキレるくだりの時
『吉良様と会うの実は初めてじゃないですよね？』
『ええ勅使饗応役、2回目なんで。でも初めてって言った方が盛り上がるじゃないですか』
とちゃんと史実に沿ったキレ方で、さすが鍋クオリティ。
真摯にふざける。
細部に拘ってこその歴史萌え番組。
しかしリーダー矢崎君のナルシストキャラはどこから；
『播州赤穂五万石、魔法の国の最強戦士！』
とか大まじめに名乗りを上げる所がおかしすぎるｗ
こんな赤穂浪士なら討ち入りされたい←
アワレンジャーも、五人でポーズいちいち決めるくだりが効果音もばっちりで、普通に日曜朝放送してそう。
とりあえず大晦日に紅白も見ず鍋舞台とは…自分らしい一年の締めとなりました。
2012年もろくでもない年になりそうです。