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新国立「Don Giovanni」1回目

2014年10月19日 | 舞台
新国立劇場 オペラパレス 14:00 2階L1列10番 ¥17,496(A席 会員先行価格)

ゴンドラに載ってレポレッロとジョヴァンニが登場。館に乗りつけてジョヴァンニはドンナ・アンナの元へ。
ヴェネチアが舞台の今回の演出は視覚的に美しくて楽しめました。
でも、ダーリンのキャンセルで全く盛り上がらない私・・・・・。
ダーリン@ヴェネツィアーノのレポレッロで見たかったよ~

ジョヴァンニが地獄へ落ちるところで手がにょろにょろと出てきたのは安っぽくて笑ってしまいました。
一番最後、レポレッロがジョヴァンニの仮面をつけて終わったのはレポレッロの願望ということかしら?

全体的に女声陣が良かったなぁ。
ただ、レミージョは熱の入った演技で素晴らしかったけど、アリアになると母音がことごとく不明瞭。イタリア人なのにあれでいいのか??と思ってしまいった。鷲尾さんは綺麗な声が通って発音も良くて、外国勢に引けを取っていませんでした。
ジョヴァンニとレポレッロはどちらも声の表現が平板で面白みがなく、演技も物足りず。
レポレッロはやや大人しいし、ジョヴァンニはちょっとお上品過ぎだなぁ。
珍しくオッターヴィオが素晴らしいと思いました。息の長さには驚愕でした。

オケの演奏が歌手の良さを消してしまっているような。指揮者によるところでしょうけど。
序曲から輪郭のぼやけたメリハリのない演奏で、あらあら・・・と思っていたけど、特に重唱では音楽が進まず足を引っ張っている印象でした。


【指揮】 ラルフ・ヴァイケルト( Ralf WEIKERT)
【演出】 グリシャ・アサガロフ (Grischa ASAGAROFF)
【美術・衣裳】 ルイジ・ペーレゴ (Luigi PEREGO)
【照明】 マーティン・ゲプハルト(Martin GEBHARDT)

キャスト
【ドン・ジョヴァンニ】アドリアン・エレート(Adrian ERÖD)
【騎士長】妻屋秀和(TSUMAYA Hidekazu )
【レポレッロ】マルコ・ヴィンコ(Marco VINCO)
【ドンナ・アンナ】カルメラ・レミージョ(Carmela REMIGIO)
【ドン・オッターヴィオ】パオロ・ファナーレ(Paolo FANALE)
【ドンナ・エルヴィーラ】アガ・ミコライ(Aga MIKOLAJ )
【マゼット】町英和(MACHI Hidekazu)
【ツェルリーナ】鷲尾麻衣(WASHIO Mai)

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
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