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世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

『おんな城主直虎』

2017年08月16日 | NHK大河ドラマ
ご無沙汰しております。
8月に入ってから晴れる日が少なく、肌寒い日が続いていますが、
皆様いかがお過ごしでしたか。

私は、東京から妹が帰省してウチに1週間ほど逗留していたこともあり、
なんとなく忙しく過ごしておりました。
3日間の夏季休暇も、結局しょっちゅう出勤していたし、
今年はあまり休んだ気がしませんでした・・・ちょっと残念。





そんなわけで、今週のNHK大河ドラマ『おんな城主直虎』も、
リアルタイムでは観られなくて、今日ようやく録画を拝見しましたよ。

前回では、井伊家はいったんお取りつぶしになり、
みんなで隠れ里に移ったり、虎松を三河の寺に逃がしたり、
身代わりに名もない子どもを殺してしまったりと、
戦国の世を生き延びるために必死である様が生々しく描かれました。
一番緊張感があったのは、直虎と政次が互いの策を確認しておらず、
「たぶん」相手はこう動く、というただその信頼のみで動いていたこと。

今回も不穏で厳しくて緊張感のある回ではありましたけど、
一方で、直虎と政次が直に話し合うこともでき、
井伊家も小野家も互いに心のままに動けるようになって、
変な話ですが幸福な回でもあると思いました。特に政次にとっては。
小野家の家臣が、政次の真意を「とうに存じておりました」と言って
笑う場面とか、本当にたまりませんでした。
また、そこで風のように鳴っているのが「竜宮小僧の歌」だったし。

この後、どんなに過酷な運命が待っているとしても、
この日、この会話があったことは、きっと救いになるだろう、と思います。

史実の小野但馬守がどのような人物だったかはわかりませんが、
『樅ノ木は残った』だって名作ですからね。
コメント (2)
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