Minstrel

流離が人生

12 Angry Men

2007-09-21 08:14:03 | Weblog
「暑さ寒さも彼岸まで」と申しますが、確かに日の出日の入りは確実に変化しておりますが、「暑さ」は一向に衰える気配が見えない日々が続いておりますが、皆さんは夏バテはしていませんか? と聞いている本人が夏バテしているAmonです。


「泣きました」
ほんと久々に泣いてしまいました。しかも新聞を読んで泣いたのは生まれてこのかた2回目と記憶しております。一度目は、小学生高学年の頃。よほどどの記事とシンクロしたのか、ただの交通事故記事に涙が止まらなかったことを記憶しております。

今回の2回目は…「光市母子殺害事件」での被害者の旦那さんの意見陳述の全文要旨を読んでです。当然過去何度もこの事件・裁判を見聞きしていました。今までは被害者への同情より被告に対する怒りの方が勝っていたように思います。そのため「涙」することはありませんでした。同じ妻子を持つモノとして被告の行為は許さざる行為で、どうしても被害者の旦那さんの立場に立って物事を考えてしまっていました。

もし自分がその旦那さんの立場だったら…

考えるだけで怒りがこみ上げてきます。ここを見るまでは…

このbolgには今件の弁護士の一人の方のコメント欄への投稿をまとめたものが載っている。これを見てしまうと「被告の極刑は無いな」と素人ながら感じてしまいました。

それを踏まえて、被害者の旦那さんの意見陳述を読むと「泣け」てきたのです。明らかに「被害者への同情」に気持ちが切り替わっておりました。勝手に解釈してしまいますが、被害者の旦那さんも心の奥底では「判決の方向性」は見えている筈。その無念・憤り・悔しさ…等々がその意見陳述の文章から伝わってくるようで…。


まあ、相変わらず反省のないマスメディアですが、このまま正確な情報がメディアから得られない状況が続いていくのかと思うと将来に不安を感じずにはいられません。

自分がどれだけ冷静にいられるか…陪審員制度が導入される(確率的に私には廻ってこないでしょうが…)ことを踏まえて「12 Angry Men」を改めて見て勉強しようかな…。


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