Society that cannot express the true feelings...

ゲームはここ2日間ばかりやってない Amon です。
今日は久々にお堅いお話。




過去に mixi にて「冗談もいえない社会って…」って日記をエントリーした。
内容は「blogで冗談を言った社員が会社を首になった」記事に対しての私の感想だった。

今回、似たようで似てない事が起こっていた。


タレントさんが香川県の行方不明事件についてblogで不適切な発言があったとして１年間芸能活動停止になったそうだ。

私は直接そのblogを見ていないのですが、他の記事を見る限りたしかに「不適切」ではある。大人としてもっと別の表現もあったろうにと思います。

１年間の芸能活動停止処分が重いのか軽いのは分かりません。ただ、国民の多数がこのタレントと同じ事を思っていたであろうこと。そう仕向けたマスコミの責任はいったい誰がとるのか？　そのことは分かります。



で、今回この話題を取り上げた理由は mixi で取り上げたときと同じ事を危惧したからです。

この関係記事を検索して廻っているときに、まともにこのタレントの「舌禍事件」を取り上げているblogの多くが…要約すると
「ああ、思ってたけど書かなくて良かった」
でした。

「言いたいことを書けんblogなんか、blogじゃないじゃろ」
と思ってしまうのは私だけでしょうか？

たしかにルールはあります。今回の「舌禍事件」が良い例です。

ですが、こういう事例が積み重なってみんなの意識に
「言いたいことがあるんじゃけど、こんな事書いたらいけんのんかのぉ」
と躊躇するようになる方が恐ろしい社会になる様な気がします。


「舌禍事件」以前のエントリーに同じような事が書いてあるblogを検索しましたが、あまり多くありませんでしたね。って、結構削除してありますね…。


自分で削除しているのであれば、それこそ恐ろしい社会の始まりなのでは？

と危惧しているおじさんなのでした。