角飛サイトさんを巡っていると
エッチを含め暴力描写が激しい事に気が付く
不死設定だからか・・・
角飛は『不死・愛・永遠・孤独・狂気』そんなワードが
溢れている
もちろん明るいのもたくさんあるのだが・・・
ダーク・鬼畜大好きドンと来いの私でさえ(笑)
飛段・角都の立場になって感情移入して読むと
すっごいツラくて痛い・・・
どうにかして救いを与えたくなるような・・・
いつもの妄想爆裂ドン引き角飛語りなんですが
思いつくままに書いてて最後に確認したら
何故か途中、出産ネタになっていて更に意味不明なので
角飛&出産ネタがお嫌な方はスルーしてくださいね・・・(笑)
不老不死・不死身って仲間がいないと怖い
不死だから何しても死なないから、痛みも感じないように
都合よく思われて暴力や破壊の対象にされ続けるって
本当に恐ろしい事ですよね・・・
で、実際ひどい暴力を受けてどれほど苦痛を感じても
『死ねない』訳ですから・・・
痛がっても苦しんでも
誰も助けてはくれず、むしろこれだけやってもまだ生きてるのか?みたいな
純粋で残酷な興味の対象になって暴力はエスカレートする・・・
暴力ってそういう部分がある
痛がったり悲鳴を上げたり反応すればするほど暴力を振るっている方は高揚し
行為がエスカレートする
日常的に虐待を受けている子供は
悲鳴を上げず、ただじっと暴力の時間が過ぎ去るのを待っているのが
一番傷が浅いと知っている
あと痛みを痛みとして感じないように
もうひとつの人格を作り出し、痛みをそちらに受け持ってもらうように
逃避したりするそうだ・・・
痛みや恐怖を何かに変換しないとそのまま受け取っていたら精神が持たない
飛段が儀式で自分を傷つけながらキモチいいというのに似ていると思った。
あと痛みって慣れるんですよね・・・
慣れるというより
未知の痛みの方が怖くてより酷い痛みに感じる
恐怖や不安が更に痛みを増長させるという方が
わかりやすいか?
あとどれくらい我慢すれば終るって
一度経験してわかっている痛みは耐えれるのだ
例えば出産なんかそうだと思う・・・
私は最高に痛いよと周囲に散々脅かされていたので
最初、恐怖でリラックスできなかった・・・(皆の意地悪ッ!)
もうこれ以上は死ぬッ!(おおげさ)
クライマックスの痛さだと思っている時に
『初産だからあと10時間位かかる』と言われた時には
陣痛の激痛感覚が5分おきにやってきてたし
ヒッヒッフーどころか息もまともにできない
なのにあと10時間!嘘だろ?絶対無理無理!
マジで殺してくれと思いましたよ・・・
殺して欲しいと思ったのはアレが最初で最後かなぁ?
初産だからそんなに早くお産が進むわけもないし
陣痛の波も機械に出てないのでまだまだかかると
淡々と言われてその後、放置プレイされそうになって絶望しましたよ・・・
ちょっ、本当にもうダメなんですが・・・って泣きついて
やっと見てもらえたらもうほぼ全開で
急に助産婦さん大慌て・・・
分娩台歩けないだろうから車椅子持ってくるから待っててとか言い出した。
いや、そんなん待てないッス、無理ッス!!
根性で分娩台まで小走りしました・・・
(陣痛の波を測る機械は壊れていた模様…)
結局、その後無事15分で産まれた・・・助産婦さんの嘘吐き
先輩たちの話では産み落としさえすれば今までの痛みが嘘の様に
すーっと消えていき苦痛は終わりのはずだったのに・・・
私の場合はいきなり短時間できっつい陣痛が来たので
産道がズタズタになったようでそこを縫うとかで
それからもうちょっともうちょっと辛抱と言われながら
1時間弱もあの格好のまま分娩台で麻酔無しで縫われた・・・
思い出しただけで痛てて・・・
あとで何故麻酔してくれなかったか?と恨みがましく聞いたら
粘膜は麻酔が効かないってホントか?・・・
しかも産道を縫うってどうやって?想像したらグロい
普通は力尽きて神経が朦朧としているから痛みを感じないらしいんだけど
私の場合、時間も掛かってないので無駄に体力があって
神経も朦朧としていなかったから
一針ごと縫われる感覚を感じ、とっても苦痛で地獄だった・・・
って先生に言ったら
『痛いって言えばよかったのに何も出来ないけど…』
って軽く言われた!悪魔か
どSか
だから永遠の苦痛・終わりがわからない苦痛ってすごい地獄だと思う。
何事も終わりがないと怖い・・・永遠は不安で怖い
ま、二度目は二度目でわかっているからこその怖さもあるんだけどね・・・(笑)
ちょっといやかなり脱線気味になってきました・・・
何故自分の出産を語っているんだ>私
飛段と出産の痛みの話が繋がる所が
amiの妄想クォリティ(笑)
話は変わって・・・
不死身の能力の相手と対する時
ゾンビを例にすればわかりやすいと思うけど
だいたい普通の人間のとる戦法は首を落とす・脳を潰す等、頭部を狙う。
その次に狙うのは心臓かな・・・?
次に止めを差す意味でバラバラにするか焼き尽くす方法を考える
どれもすごく残酷でありながら
本能的・固定観念から普通に脳裏に浮かぶ方法。
人間の自分を守るための本能は残酷ですよね!
子供がようやく土中から出てきて生を謳歌する蝉を捕まえ
羽を毟って殺したり、一生懸命エサを運ぶ蟻の列をぐちゃぐちゃに踏みにじったり
蛙に爆竹を突っ込んで爆発させたり
ミミズを引きちぎってどこまで生きて動くか眺めたり・・・
大人が世間の常識から外れたものや醜いもの奇形な者に対して抱く
優越感や差別性・・・
人間の純粋な他の生に対する興味や暴力性
本能的に未知なもの異質なものを徹底的に排除する冷たさと残酷性。
そういう怖さに晒され続けば普通の精神は壊れますよね?
愛や慈しみの感情はわからず・周りは全部敵!!な気持ちになりますよね?
で、ちょっと優しくされたり普通に扱ってもらったりしたら
その対象を唯一の自分の味方だ・理解者だと絶対視してしまう
だから殺戮がモットーというアブナイ宗教に妄信するのも当然だと思うし
力を持てば暴力で返したくなる気持ちも理解できる
またただ殺すだけでなく痛みを共有させ自分も死を追体験する殺し方に
飛段の悲しさが現れていると思うのだ。
相手の血を採って相手と感覚をリンクし痛みを理解・共感させ
そして死へ至る痛みまでも共有する・・・
『 痛てーだろ・・・・・?
なァ・・・・?
裁きが下ったな
どうだ?少しは他人の痛みが理解できたか? 』
これは飛段の本心だと思う
死ねなくても同じ痛みを感じるんだと言う事を
死ねないだけで痛みも何も感じない化け物ではないと・・・
わかって欲しい・・・
普通の世界からはみ出している飛段が
呪いの儀式によって
痛みを共有する事で相手と繋がれたという一瞬の孤独からの離脱
痛みを認めてもらえず際限なく嬲られる事への恐怖を打ち消すには
それこそ脳内麻薬エンドルフィンでも出して
痛み=快感に変換しないとやっていけないでしょうね
だから飛段の本質はマゾではないと思うのだ
あっでもやっぱり少々マゾっ気が合った方が萌えるか・・・
(って何の話だよッ!)
これでも死なないのか?
まだ生きているのか?
これだけやっても死なないなんて
人間じゃない・・・化け物だしな・・・
死なないなら何をしてもいいだろう・・・
次はどうやって殺そう?
… とそういう風な残酷な興味の視線や行為に
晒され続けてきたであろう飛段・・・
そんな壊れかけた心の飛段に角都だけが
バカバカ言いながらも
気を抜くな。死ぬぞ
オマエはいつか俺が殺してやる
と言葉をかけて普通に対応してやる・・・
気を抜くと死ぬぞ!(って飛段は死ねないから困ってるんだけど)
その言葉の中には面倒をかけるなという意味以外に
死ねなくても痛いだろう?
カラダの痛みに慣れていてもココロも痛いだろう?
とそういう思いが含まれていると思うのです。
で、そんな遠まわしな愛情を
公然と口にする角都に萌える訳です
・・・・・・書いてたら
どんだけ陰鬱な設定の悲惨なキャラなんだ
だけど本人はなんだか妙にハイテンションで突き抜けていて
言動がおバカで純でカワイイ・・・
ま、時々狂気が宿っているけどね・・・
二尾のお姉さん、アスマ・地陸さん等々・・・
ひどい事いっぱいしてるけどね・・・
総合的に背負っているものの割には陰湿さやドロドロ感は低いと思う。
陰鬱な設定とキャラが持つ不思議なテンションのギャップが
たまりません・・・
基本・中学男子並のおバカさ純粋さだからね・・・
色々…情緒部分が発達しきれてなくて
反抗期・不安定さの真っ只中なのよ
飛ったんってば永遠の思春期なの!
ってわけわからん
そこが可愛くて可哀想でたまらないのよね・・・うるる
あと飛ったんって開けっぴろげでズカズカと相手の領域に
遠慮なく踏み込んでくるイメージがあるんだけど
意外に自分の領域には本当にココロを許した人にしか踏み込ませず
自らきっちり境界線を引き身構えてそうだ
でも一度信じてココロを許すと
もう、何があっても疑わずひたむきに信じきっちゃう
少しの温かさを得る為に自分を全部捧げちゃう…
そんな痛々しいまでの幼い自己保身と純粋な飢えがあるように思う。
ああ…可哀想カワイくて萌える///
結局、
可哀想可愛いエロい
それだけしか言ってない私・・・
とにかくまだまだ続くよ角飛萌え!