タッキー登場

久々に熱心に見ている大河ドラマ「義経」。
今回放送分から義経は滝沢秀明が演じる。
覚悟を決めて見た。
というのも、予告編での彼の姿があまりに期待はずれだったからだ。

予告編を見た後に「何て芝居をするんだ」とブログに書いたら
あれっぽっちのことで何が分かるんだとファンらしき通行人から
文句の書き込みがあった。
ファンとは有り難いものだね。

それで、今日の義経。
タッキーは予想外の健闘ぶり。私の好みではないが、美しい若者だった。
演出も彼を美しく撮る事に心を砕き、色気を感じさせる映像も多かった。
たたずまいも憂いがあってなかなか良い。

ただ残念ながら、喋ると学芸会っぽくなってしまう。
本人は随分気を付けて台詞を喋っているようで、それが痛いほど分かっただけに、
この上の批判はちょっと酷かなと思わないでもないが、
そこは大河の主役だ、敢えて言おう。

多分、滑舌が悪いせいではないだろうか。それで、台詞が素人臭く聞こえるのだ。
これは彼の大きな課題だね。しかし、努力によって克服できる課題だ。
頑張って欲しい。

来週はもうひとつの難題、静御前の登場だ。
これがまた覚悟がいるような配役なんだよねぇ。