日々のスケッチ

日常の出来事、感じた事、考えた事、気の向くままにつらつらと・・・。

お節の配送

2004-12-31 18:16:01 | 日々の暮らし
実家の母のために頼んでおいたお節がなかなか配送されずに気をもんだ。
5時近くまで待ったが、何かの手違いで万が一届かないなどという事にでもなったら大変だと心配になって注文先に電話を入れた。

ところが、意外にのんびりした対応で驚く。
早急にどういう状況か調べて連絡して欲しいと伝えた。

不思議なことに、電話をして騒いだら30分も経たない内に届けられた。
どうなっているんだ。
今日は朝から雪が降っている。きっと道路事情も悪いのだろう。
軒並み配達が遅れて、文句を言ってきた客から優先的に配達しているのだろうか。

その後、注文先からも無事届けましたと連絡が入った。
またも恐縮している様子は無い。
配達の時間指定は受けていないから夜になることもある、と平然と言う。
ちょっとかちんときた。

確かに、31日に届けるというだけで時間に関する約束は無かった。
しかし、お節が夕方になっても届かなければお客は普通心配になるだろう。
たとえ、自分達に非は無いと思っていても、
御心配かけて済みませんの一言があれば、尖がった客の気持ちも丸くなる。
それがサービスというものだ。

客に頭を下げることを嫌がってはいけない。
心地よいサービスとは相手の気持ちを和らげることから始まるはずだ。

プロ意識はそういうところでも発揮されるべきだ。