最後の日でした。
またねって、ちゃんと言ってこれなかった。
今日は児童館に学童さん帰ってくるなりみんな気を使ってくれた
最後の日ってみんな思ってるのな
どっかうかがってるの、こちらを
どんぐり眼のポニョ似男の子の彼が一番気がかりだったけど、けろっとしてるし、すこし寂しくて、
強気でいた。
くるなり先生に「これ書いてきた」と小さいメモをわたしている
多分あれあたし宛てのメッセージを先生が学童さんみんなに書いてもらってるやつだ、と横目にじっと見ていると
気付いたのか
「何っ?」
「別に?」
「ふーん」
みたいな会話をして
今日は最終日だしちょっと話したいとか思ってたけど、彼は早帰りだし、
「もういくわ」とやたらに早く行こうとするし、ちぇっとか思っていたら
「賞状俺わたさへんしな!」と言ってきた。
「賞状?」
「うん、俺わたさへんし」
「…そうか、わかったー」
と何のことかわからず、何となく会話し
一緒に出る子と二人でこっちに来て、「さようなら」と言いにきた。
あ、本当に最後だけど、何も言えないやと思って元気に「さようなら」と言い返した。
二年女の子二人に「先生本読んで!」て言われたり
二年生日本舞踊女の子に「ポケモン本一緒に見よう」と誘われて
間もなくおやつの時間になって「片づけようか」と声掛けたら
「おやつ終わった後も一緒に読もうな、ほかの人と約束したらあかんで」と言われたり
はちゃめちゃ三年生女子はひたすら飛びかかってきたりおんぶをせがんだり
今日はお別れ会があって、それはあたしのためのものではなくて、学童さんの館が変わる子たちの為の会で
その子たちに修了証をわたすというのがあって、最後に私にも賞状をくれた。
二年生の「先生の児童館行くわ」って言ってくれた優しい女の子が丁寧に文を読んでくれた。
今にも泣きそうだったのであまり直視できなかってけど、上手に読んでた。
その後お別れの言葉一言、と言われてたったけど、賞状を持って学童さんの方見て話し出したんだけど
一回「ありがとうございました」を口にしたとたんどうにもならなくて、泣いてしまった。
言葉全然出てこなくて、事前に色々考えたのに、言葉を吐こうにも絶対声が出ないのわかってて、のどに詰まって
言葉出すために泣きやみたくて笑ったり深呼吸しても何も出せなくてつっかえて
「泣いてしまった」といったら三年生のしっかりもの女の子が「そういう時は泣いたらいいねん」
「そう言われたら泣けへんねんなぁ」と言いながら、声掛けてくれたおかげで言葉が出せた。
遠い児童館だから、きっとみんな知らないかなと言いながら次の児童館の名前言ったら、
三年生のたれ目男の子が「ほんならお父さんに訊いてつれてってもらうわ」って言ってくれたりすんの
嬉しくて
来て来て!とか言いながら
三年生の男役大好き女の子が、最後やからココタキ(カードゲーム)すると言ってお迎えに来てくれたお母さんを待たせてしまいながら、児童館を出るときにはお花をくれた。
さようならって言ってから何回も戻ってきて、三回もさようならした。
笑ってたから、切ないけど、なんかほっとしたりもあって
天然系の二年生女の子とは
「今日で最後なの?」
「うん」
「やー」
とか言いながら
「あ、でもらーめん屋さん行ったらいいんや!」二回程らーめん屋で会っているので
「そうやな!」
とか
仕事終わりで近くのフランス料理屋さんで先生方が送別会をしてくれはって
「泣いたらいいよ」と言ってくれた彼女は「村井先生がこの中で一番好きだったのに!」って言ってくれてたんだって!
気がかりな彼が昨日お別れの話をしたら激しく泣いてたと教えてくれた
私がもらった賞状は最初、彼が渡してくれるはずだったそうで、でも直前になって棄権して、帰る時間も遅らせれたけど、自分から早いこと行く方に変えたそうで
いっぱい我慢させたんだと気がついた。
すごく悲しいのだけど、嬉しくてあたしはやっぱり最後にさようならしか言えなかったことを後悔してしまった
大好きだよとかしか思いつかなかったし言ったらそこで泣いてしまったことだろうけど
またね て、ちゃんと言えばよかった。
絶対会いに行くけど
またねって、ちゃんと言ってこれなかった。
今日は児童館に学童さん帰ってくるなりみんな気を使ってくれた
最後の日ってみんな思ってるのな
どっかうかがってるの、こちらを
どんぐり眼のポニョ似男の子の彼が一番気がかりだったけど、けろっとしてるし、すこし寂しくて、
強気でいた。
くるなり先生に「これ書いてきた」と小さいメモをわたしている
多分あれあたし宛てのメッセージを先生が学童さんみんなに書いてもらってるやつだ、と横目にじっと見ていると
気付いたのか
「何っ?」
「別に?」
「ふーん」
みたいな会話をして
今日は最終日だしちょっと話したいとか思ってたけど、彼は早帰りだし、
「もういくわ」とやたらに早く行こうとするし、ちぇっとか思っていたら
「賞状俺わたさへんしな!」と言ってきた。
「賞状?」
「うん、俺わたさへんし」
「…そうか、わかったー」
と何のことかわからず、何となく会話し
一緒に出る子と二人でこっちに来て、「さようなら」と言いにきた。
あ、本当に最後だけど、何も言えないやと思って元気に「さようなら」と言い返した。
二年女の子二人に「先生本読んで!」て言われたり
二年生日本舞踊女の子に「ポケモン本一緒に見よう」と誘われて
間もなくおやつの時間になって「片づけようか」と声掛けたら
「おやつ終わった後も一緒に読もうな、ほかの人と約束したらあかんで」と言われたり
はちゃめちゃ三年生女子はひたすら飛びかかってきたりおんぶをせがんだり
今日はお別れ会があって、それはあたしのためのものではなくて、学童さんの館が変わる子たちの為の会で
その子たちに修了証をわたすというのがあって、最後に私にも賞状をくれた。
二年生の「先生の児童館行くわ」って言ってくれた優しい女の子が丁寧に文を読んでくれた。
今にも泣きそうだったのであまり直視できなかってけど、上手に読んでた。
その後お別れの言葉一言、と言われてたったけど、賞状を持って学童さんの方見て話し出したんだけど
一回「ありがとうございました」を口にしたとたんどうにもならなくて、泣いてしまった。
言葉全然出てこなくて、事前に色々考えたのに、言葉を吐こうにも絶対声が出ないのわかってて、のどに詰まって
言葉出すために泣きやみたくて笑ったり深呼吸しても何も出せなくてつっかえて
「泣いてしまった」といったら三年生のしっかりもの女の子が「そういう時は泣いたらいいねん」
「そう言われたら泣けへんねんなぁ」と言いながら、声掛けてくれたおかげで言葉が出せた。
遠い児童館だから、きっとみんな知らないかなと言いながら次の児童館の名前言ったら、
三年生のたれ目男の子が「ほんならお父さんに訊いてつれてってもらうわ」って言ってくれたりすんの
嬉しくて
来て来て!とか言いながら
三年生の男役大好き女の子が、最後やからココタキ(カードゲーム)すると言ってお迎えに来てくれたお母さんを待たせてしまいながら、児童館を出るときにはお花をくれた。
さようならって言ってから何回も戻ってきて、三回もさようならした。
笑ってたから、切ないけど、なんかほっとしたりもあって
天然系の二年生女の子とは
「今日で最後なの?」
「うん」
「やー」
とか言いながら
「あ、でもらーめん屋さん行ったらいいんや!」二回程らーめん屋で会っているので
「そうやな!」
とか
仕事終わりで近くのフランス料理屋さんで先生方が送別会をしてくれはって
「泣いたらいいよ」と言ってくれた彼女は「村井先生がこの中で一番好きだったのに!」って言ってくれてたんだって!
気がかりな彼が昨日お別れの話をしたら激しく泣いてたと教えてくれた
私がもらった賞状は最初、彼が渡してくれるはずだったそうで、でも直前になって棄権して、帰る時間も遅らせれたけど、自分から早いこと行く方に変えたそうで
いっぱい我慢させたんだと気がついた。
すごく悲しいのだけど、嬉しくてあたしはやっぱり最後にさようならしか言えなかったことを後悔してしまった
大好きだよとかしか思いつかなかったし言ったらそこで泣いてしまったことだろうけど
またね て、ちゃんと言えばよかった。
絶対会いに行くけど