5月下旬、突然の入所が決まった。
通知から入所まで1週間の猶予しかなかった。
とにかく入所する方の姑への気遣いは半端でなかった。
入所に必要な品々は、姑の要望で新品でなく家から持ち出しで賄った。
持ち出せなかった物を全部残して、
電気、ガス、水道、電話の一切を止め、
戸締り万端、雨戸まで閉め、風も明かりも入らない家にして鍵をかけた。
私のキーホルダーに鍵がひとつ増えた。
相続人である孫娘の帰省。
3ヶ月ぶりに家を確かめに行った。
丹精込めて手入れがされていた庭は草茫々。
郵便受けに宅配のメール便が入ったまま。
郵便は我が家へ転送したが、最近はメール便も増えたことを失念。
雨戸を放って風と明かりを入れて、家に息を吹きかえさせる。
築60余年。
姑の生き様がそっくり残っている。
いずれ片づけは業者に頼むしかなかろうが、何があるか見るだけ見るつもりで、
引き出しを開け押し入れを確認。
30万ほどどこそこへ仕舞ったままだという妄想が妄想だという確証も得ておきたい。
姑はなんでも貯め込む性格。
あるあるとんでもなくある。
人から貰ったものは一旦、開封して
またご丁寧に、包装紙から包みかえて箱ごとびっしり積んである。
今年26歳になる私の妹の息子の誕生内祝いに、
どうも見覚えがある私からのプレゼントまで包みまんま。
何ひとつ気に入って貰えなかったらしい。
一時、私の趣味だったパッチワークの手作りバックもあった。
使った形跡もないが捨ててもなかった。
だれかれの自費出版らしい本も開封すらされずに積んであった。
人のことには興味がないが露骨。
たくさん作らされた高額開運印鑑は美しい塗の箱に入って未使用。
要らないといった私のものまである。
訳のわからない鑑定書もくっついていた。その領収書も出てきた。
全部でいくら?孫二人分に本人のが二種類。嫁の私のが一つ。
自分のが一番高額で順々に安くなってはいるが、同じ印鑑屋。
訪問販売専門下着のシャ○レの買ったままの箱。
まったく開けた気配すらない。
品でなく、買う行為だけが良かった?
お金に笑顔の人との付き合いが見えてくる。
書くことが好きな人だった。
エアーメールの封筒まである。
筆まめな人だった。
年賀状に私、孫全員に達筆でびっしり書いてくる人だった。
自分が新聞投稿した切り抜きに、私の投稿掲載分まで取ってあった。
自慢がしたい人だった。
出てきたの店の引き出し。
娘が言った。
おばぁちゃんって人を信じていなかったね
書き物、手帳、手紙、葉書、写真…山ほどある書道関連の品々。
もう記憶が危うい。
ある程度の思い出の品は施設にも運んだ。
市のごみ袋を買ってきて、娘と二人片づけをはじめてしまった。
しばしば手を止め、こんなのあったと眺めあっては結局、ゴミへと分類する。
こんなにあっても、他の者には、もはやゴミ。
古いアイロン、古切手、骨董屋さんで見るような物もあるにはある。
着物も反物まま仕舞ってあるものも。
頂き物の箱はチェックしてバザーに出そうか?
フリーマーケット構想も頭に浮かんだが、
運ぶ並べる売れ残りはまた持ち帰り…ハイ、消去。
領収書の山、
各種共済年金の説明書になくなったはずの証書、キャッシュカードも出てきた。
暗証番号をお忘れで、役には立たない。
きちんと取ってある時期からして、ここ7~8年は危うかった感じがする。
片づけ始めたが、簡単にはいかない。
九十一年の歴史だ。
いつまで経っても終わらない。
へなちょこ嫁と孫娘は電気も水道も止まっている家で、汗と埃にまみれてぐったり。
物を散乱させた形で一旦、終了。
いまどきどうなのというテレカ数枚をリサイクルショップへ。
なんと換金できた。
日帰り温泉料金をゲットして、痛くなった腰を湯に伸ばした。
瀬戸は日暮れて、駐車場にはにゃんこが居た。
さて~今日もう一日続きをやりますか?
怖い台所の頂き物包み…幾十年経過しているか謎?
あれだは何とかしておかないと。
う~~ん、物置もあった。
使えなくなった石油ストーブが4つくらい入っていたの見た気もする…
まっ、手に出来る軽いものだけでも片付けよう。
ゴミ袋に使い捨て手袋。首にはクールスカーフ。
ダニ除けに肌を露出しない服でいざいざ~♪
始めてしまえば止まらない
なんというお盆休みだろう自分ちの片付けもでくなくて~ヨヨヨ
シャカシャカ片づけられるのは、やっぱり嫁姑、他人であるからな気がする。
日課のウォーキングは体力温存のため中止。
にほんブログ村
来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=
通知から入所まで1週間の猶予しかなかった。
とにかく入所する方の姑への気遣いは半端でなかった。
入所に必要な品々は、姑の要望で新品でなく家から持ち出しで賄った。
持ち出せなかった物を全部残して、
電気、ガス、水道、電話の一切を止め、
戸締り万端、雨戸まで閉め、風も明かりも入らない家にして鍵をかけた。
私のキーホルダーに鍵がひとつ増えた。
相続人である孫娘の帰省。
3ヶ月ぶりに家を確かめに行った。
丹精込めて手入れがされていた庭は草茫々。
郵便受けに宅配のメール便が入ったまま。
郵便は我が家へ転送したが、最近はメール便も増えたことを失念。
雨戸を放って風と明かりを入れて、家に息を吹きかえさせる。
築60余年。
姑の生き様がそっくり残っている。
いずれ片づけは業者に頼むしかなかろうが、何があるか見るだけ見るつもりで、
引き出しを開け押し入れを確認。
30万ほどどこそこへ仕舞ったままだという妄想が妄想だという確証も得ておきたい。
姑はなんでも貯め込む性格。
あるあるとんでもなくある。
人から貰ったものは一旦、開封して
またご丁寧に、包装紙から包みかえて箱ごとびっしり積んである。
今年26歳になる私の妹の息子の誕生内祝いに、
どうも見覚えがある私からのプレゼントまで包みまんま。
何ひとつ気に入って貰えなかったらしい。
一時、私の趣味だったパッチワークの手作りバックもあった。
使った形跡もないが捨ててもなかった。
だれかれの自費出版らしい本も開封すらされずに積んであった。
人のことには興味がないが露骨。
たくさん作らされた高額開運印鑑は美しい塗の箱に入って未使用。
要らないといった私のものまである。
訳のわからない鑑定書もくっついていた。その領収書も出てきた。
全部でいくら?孫二人分に本人のが二種類。嫁の私のが一つ。
自分のが一番高額で順々に安くなってはいるが、同じ印鑑屋。
訪問販売専門下着のシャ○レの買ったままの箱。
まったく開けた気配すらない。
品でなく、買う行為だけが良かった?
お金に笑顔の人との付き合いが見えてくる。
書くことが好きな人だった。
エアーメールの封筒まである。
筆まめな人だった。
年賀状に私、孫全員に達筆でびっしり書いてくる人だった。
自分が新聞投稿した切り抜きに、私の投稿掲載分まで取ってあった。
自慢がしたい人だった。
出てきたの店の引き出し。
娘が言った。
おばぁちゃんって人を信じていなかったね
書き物、手帳、手紙、葉書、写真…山ほどある書道関連の品々。
もう記憶が危うい。
ある程度の思い出の品は施設にも運んだ。
市のごみ袋を買ってきて、娘と二人片づけをはじめてしまった。
しばしば手を止め、こんなのあったと眺めあっては結局、ゴミへと分類する。
こんなにあっても、他の者には、もはやゴミ。
古いアイロン、古切手、骨董屋さんで見るような物もあるにはある。
着物も反物まま仕舞ってあるものも。
頂き物の箱はチェックしてバザーに出そうか?
フリーマーケット構想も頭に浮かんだが、
運ぶ並べる売れ残りはまた持ち帰り…ハイ、消去。
領収書の山、
各種共済年金の説明書になくなったはずの証書、キャッシュカードも出てきた。
暗証番号をお忘れで、役には立たない。
きちんと取ってある時期からして、ここ7~8年は危うかった感じがする。
片づけ始めたが、簡単にはいかない。
九十一年の歴史だ。
いつまで経っても終わらない。
へなちょこ嫁と孫娘は電気も水道も止まっている家で、汗と埃にまみれてぐったり。
物を散乱させた形で一旦、終了。
いまどきどうなのというテレカ数枚をリサイクルショップへ。
なんと換金できた。
日帰り温泉料金をゲットして、痛くなった腰を湯に伸ばした。
瀬戸は日暮れて、駐車場にはにゃんこが居た。
さて~今日もう一日続きをやりますか?
怖い台所の頂き物包み…幾十年経過しているか謎?
あれだは何とかしておかないと。
う~~ん、物置もあった。
使えなくなった石油ストーブが4つくらい入っていたの見た気もする…
まっ、手に出来る軽いものだけでも片付けよう。
ゴミ袋に使い捨て手袋。首にはクールスカーフ。
ダニ除けに肌を露出しない服でいざいざ~♪
始めてしまえば止まらない
なんというお盆休みだろう自分ちの片付けもでくなくて~ヨヨヨ
シャカシャカ片づけられるのは、やっぱり嫁姑、他人であるからな気がする。
日課のウォーキングは体力温存のため中止。
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人の一生は? 考えさせられます。
人はなんと物に埋もれて生きていくんでしょうか?
姑のこともついつい自分と重ねあわせて考えてしまいます。
お二人分!
dorucasuさんこそ御苦労さまでしたね。
私の方はもう疲れて…きちんとするのは、定年になってからにしようかと思っています。