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吉田松陰「留魂録」 城島明彦訳

2019年09月22日 11時43分25秒 | Atsushi
吉田松陰「留魂録」 城島明彦訳
《読む目的》松陰の教えを学ぶ
《お勧め度》★★★☆☆
《発見》松陰神社は世田谷区にある

《ポイント》
序章 はじめに
◼︎留魂録は
松陰が松下村塾(しょうかそんじゅく)で教えた愛弟子たちに宛てた遺書。

第2部 吉田松陰の人と思想
◼︎松下村塾
長門の郷里、松本村に開き、2年半、弟子たちに内外の事情を説き、「尊王愛國」の精神を養うことにつとめた。
・尊皇攘夷(山鹿素行)派→尊皇開国

松陰は至誠を以って1人を教へれば、どんな人でも動かされない者はいないと深く信じて「松本村は片田舎ではあるが、此の塾からきっと御國の柱となるやうな人が、出てくる。」と弟子たちを勵した。

「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも
留め置かまし 大和魂」

◼︎松陰の座右の銘「至誠」
「真心を尽せば、相手は必ずわかってくれる」自分のことは後回しにして他人のためにつくす

◼︎孟子「離婁章句上」
「至誠にして動かざるものは、未だこれ有らざるなり」

◼︎安政の大獄
大老井伊直弼が天皇の許しを得ることなく独断で「日米修好通商条約」を結んだことに反対した松陰は、恐怖政治「安政の大獄」にて斬首された7名の1人となった。1959(安政6).10.27

◼︎士規七則(武士道の心得七か条)


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