気楽に♪

ゆったりと自然体で、気楽に過す私流・・・  (無断転用禁・著作は放棄せず)

文化財防火デー

2006年01月22日 16時34分22秒 | あれこれ
S24年1月26日、奈良県法隆寺で、解体修理中の金堂が火災となり
白鳳時代に描かれた十二面壁画が焼失した。

その後も、文化財の消失が続きS26年に文化財保護法が出来た。
S30年1月26日に文化財防火デーとし、毎年各地で
防火訓練等が行われている。

今日は、補陀寺で防火訓練が行われ、参加してきた。

朝方、ほんの少し雪がちらつき、それが朝日に輝き
まるでダイヤモンドダストみたいだったので、寒さを心配したが
まぁまぁ、穏やかな一日となり何とか訓練も終了。

訓練といっても、私は傍観してるだけ・・・^^;
その後、新潟地震をまとめたビデオを見て、当市の救急の実態などの話を聞き
お昼に解散。

ついでに、足を大谷海岸まで伸ばし、そこでお昼。
磯ラーメン、本吉ラーメン・・ン??どう違うの??
似て非なるラーメンを、それぞれ頼んだ。

その後、大谷漁港やお伊勢浜などを散策して戻ってきた。
アメリカコガモのハイブリッドが2羽も居るなんて~~♪

ここは、野鳥の宝庫だ




連理の欅

2006年01月09日 11時53分11秒 | あれこれ
市の指定文化財の、連理の欅が
台風で倒れた。(04-10-14)

それをどうするか検討したが、結局の所伐採で肩がついた。
斜面に、根を同じくする2本が寄り添って大きくなっていたのだ。

伐採したら、中ががらんどうになっており
良くまぁ、今まで頑張ってきた事!と思う。

この連理の欅は、昭和初期の宮城の歌人『白鳥省吾』によっても
詠われている。

現し世に 寄り添ひ生くる 目出度さを
  み空に歌ふ 連理の欅

この歌を、歌碑にしたのが故谷村明夫氏。
双方とも今は亡き・・・
時の移り行様と、空蝉の世のはかなさを感じてしまう。

ちなみに

白鳥省吾は(1890~1973)
築館村生まれ。(現 栗原市築館)
大正3年、口語自由詩創成期を代表する第1詩集『世界の一人』を刊行。
70冊を越える詩集、訳詩集、童話集などを著し
鼎が浦高校、鹿折中、新城小、月立小など、県内外の100校以上の
効果の作詞者としても知られる。
大正・昭和期における気仙沼地方の代表的俳人、川口仙秋と
永く交友し、気仙沼にたびたび足を運び、その都度
多くの歌や句を残している。
――三陸印刷ウィークリードラゴン『文学碑散歩』より――