Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

音楽生感想:2013年03月まとめ

2013年04月01日 00時00分00秒 | 音楽つぶやき

Palma Violetsさん「180」を聴く。(アルバム)

目指している音にブレがない、真っ直ぐ響く潔さがステキ。心躍るバンドの一体感。懐かしい音色、それに映える渋味のある歌声、けれど音の歴史が積み重なった今でなければ出せないような音でもあり。更に次へ向かおうとしているような前向きさもいい。

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UNISON SQUARE GARDENさん「CIDER ROAD」を聴く。(アルバム)

素晴らしい!聴きやすく、ノリやすく、わくわく楽しい。音を楽しみ、音で楽しませる。ひたすらPOPに徹した潔さが最高にカッコイイ。ロックバンドという言葉に自らを縛ることなく、いい音を信じ、突き抜け切った1枚。

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illionさん「Ubu」を聴く。(アルバム)

洋楽っぽくではなく、洋楽の質を持って、アルバムを1つの音にまとめようとせず、1曲1曲、自由に音を楽しんでいる感じが伝わってきて、とってもいい。ソロならでは。たくさんの国の音に、自然に湧き出た日本らしさが散りばめられているのも、いい味になっている。

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Veronica Fallsさん「Waiting For Something To Happen」を聴く。(アルバム)

好きな時代に正直な、でも今の流れを持った、生音響くPOPSに、たゆたう男女混声の歌声が心地良い。陰に光を、光に陰を感じられ。はっきりしないことが、はっきりしているのがステキ。

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Stereophonicsさん「Graffiti on the Train」を聴く。(アルバム)

聴きやすい上に渋さも感じられる、いい歳の重ね方をした、POPな音がカッコイイ。アルバムを通して自分達の音を追求する中で、ブリットポップを踏まえた音の核となる部分が、ブレずに貫かれているのがステキ。

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My Bloody Valentineさん「mbv」を聴く。(アルバム)

確立している音を、そのままの質で鳴らせる凄味を感じながら、安心して音に体を預けていると、いつの間にか今の流れを汲んだ新しい音に包み込まれて、体も心も躍っている。アルバムの中で、22年の時間が流れているような、軌跡の1枚。

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Boz Scaggsさん「Memphis」を聴く。(アルバム)

自分の原点である音楽達を、大人の余裕を持って楽しんで演奏し、歌っている様子が伝わってきて、とっても幸せで朗らかな気持ちになれる。カバーの選曲も素敵で、オリジナル曲とも調和しており、アルバム全体を自らの色に染めているのが素晴らしい。

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のあのわさん「Cry Like a Monster」を聴く。(アルバム)

日本はもちろん世界の流れを汲んだPOPな音を、心に留まる歌声で彩った、淡いカラフルな1枚。心躍る楽しさに加え、貪欲なたくましさも感じられるのがとってもいい。国と時代を超え、たくさんの音楽の入口になれるだけの面白さがある。

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David Bowieさん「The Next Day」を聴く。(アルバム)

自らの音楽と向き合い、らしさを存分に出しながら、新たな音楽に挑戦し、突き詰めている、10年の沈黙も年齢も感じさせない意欲作。その真摯な姿勢はもちろん、緻密で深みのあるPOPな楽曲を、確かに作り、歌えるカッコ良さたるや。

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Bastilleさん「Bad Blood」を聴く。(アルバム)

どの楽曲もPOPで質が高く、軽快さと壮大さの間をたゆたいながら、音の地平が、空が、そして世界が広がっていく心地よさの虜になる。新人バンドとは思えない完成度の高さに驚かされつつ、底知れぬ才能にすぐ次を期待してしまうほど素晴らしい。

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Hurtsさん「Exile」を聴く。(アルバム)

自らの音が紡ぎ出す世界観を深めながら、音の壮大さも増しており。安心して音に体を預け、音の旅が出来る、確かな進化を遂げた2作目。昔の音が持つ空気を漂わせながら、っぽいでは留まらない、自らの個性、そして今の音の流れもしっかり取り込んであるのがいい。

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Johnny Marrさん「The Messenger」を聴く。(アルバム)

確かな技術と経験で、好きな音を好きなままに、大人の余裕を持って楽しそうに奏でるカッコ良さたるや。ギターも嬉しそうに歌っているようなノリのいい軽快なPOPさが、心も跳ねるほど気持ちよく、どの楽曲も質が高い、充実の1枚。

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Didoさん「Girl Who Got Away」を聴く。(アルバム)

生音の心地よさに体を預けていると、ジャンルを超え、たくさんの音が響き合い、気付くとクラブで踊っているような、気付くと宇宙空間に浮かんでいるような。木綿の手触りを感じされる安らぐ歌声と共に、音の旅を楽しめるのがとってもいい。

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Scott & Riversさん「スコット と リバース」を聴く。(アルバム)

聴いてすぐノれる、POPで心地よい楽曲を楽しみながら、音楽の勉強も出来そうな1枚。日本語を活かすための、メロディ構成、音の彩り方、詞の置き方が、わかりやすく伝わってくる面白さが好き。片言な歌声もいい味を出している。

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Eric Claptonさん「Old Sock」を聴く。(アルバム)

とっても、ゆったりと、南国の木漏れ日のように温かく、音楽の良心を感じられる、幸せな1枚。腕の立つミュージシャン達が集まっているだけあり、楽しそうな雰囲気の中で、確かな音がつくられており。大人達のスゴみも感じられるのがステキ。

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Justin Timberlakeさん「The 20/20 Experience」を聴く。(アルバム)

楽曲の質の高さはもちろん、なにより驚かされたのはエンターテインメント性の高さ。音からパフォーマンスが伝わってくるくらいに仕掛け満載でカッコイイ。聴き込むほどに、その光景が鮮明に広がっていく。

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※つぶやいてないCD多数。基本、新譜の生感想。



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