Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

第84回全国高校選手権決勝鹿児島実業vs野洲

2006年01月09日 21時34分25秒 | サッカー(その他全般)
延長の末、1vs2で野洲が勝利しました。

野洲高のみなさま、滋賀県のみなさま、
おめでとうございます。

今回は、ジェフ内定な青木選手がいる、
野洲高校応援団の隣ブロックで観戦したのですが、
お互いが力と色を出し切った、熱く面白い試合でした。

フィジカルの強さとゴールに直線的な攻撃で挑む鹿実に、
テクニックとトリック満載のダイレクトプレーで挑む野洲。

どこかアントラーズvsジェフを観ているかのような気分にも。。。

鹿実もボールへの執着心の強い、いいサッカーをしていたのですが、
野洲は、観ていて楽しいサッカーで勝ち切りました。

特に延長後半、サイドチェンジ、ヒールから続く、
2点目の流れは素晴らし過ぎです。

勝たなければならない決勝の場でも、
選手も観客も楽しめるサッカーが出来るなんて、
本当に、いいチームを作り上げてくれました。

前半得点後、前へ前へと切り込み、仕掛けてたときは、
Jリーグでも観られないような個人技の応酬で、唸りまくりでした。

後半途中に中盤がなくなり、鹿実に押し込まれ続けたときは、
正直どうなることかと思いましたが、失点後に息を吹き返し、
唸る攻撃を続け、延長後半にテクニックとチーム力の融合が実を結び。。。

規律を重んじるサッカーも、もちろん素晴らしいとは思いますが、
こうした個人技を尊重した魅力的なチームも高校レベルで増えていけば、
日本のサッカーも、より面白いものになっていきそうです。

本当に、いい優勝だったと思います。

そして個人技のある青木選手が、ジェフで走力を身につけたなら、
と考えると、今からとても楽しみです。

いい試合をありがとう。


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