Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』

2004年12月04日 23時43分02秒 | 映画
2004年12月3日、会社帰り、次の日のチケットを買うついでにひとり、
ワーナーマイカルみなとみらいさんで、21時10分の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
レトロフューチャーな世界観が、逆に真新しく感じられる、
なんだか、とっても不思議な作品です。
デジタルの進化する先は、アナログの擬似表現だと思っている私的には、
大好きな映像世界で、一瞬でその世界の虜になりました。
物語までそんなにレトロフューチャーにしなくても。。。
という残念な点がありつつも、手に汗握る子供の気持ちで楽しめました。

という感想通りに、
映像も物語もテンポも、なにもかにもが古臭くて、
正直、早いテンポの裏付けある作品に慣れた現代人的には、
それら全てが今一歩に思われそうなんですけど、
私的には、その古臭い感覚が、いいんですよね。

私達の世代では触れたことのない、
ブリキのおもちゃで遊んでるかのような。

白黒時代くらい過去の作品ではあったものの、
いつの頃からか失われてしまった世界観を、
当時のまま、現代の技術で掘り起こしているんですよね。

今の時代、こういう作品をつくれるというのは、
逆に素晴らしいことだなと思います。

全米1位になったことですし、今後のハリウッドにとって、
大きな刺激になったと思います、きっと。

無機的で、二次元的というか漫画的な人物描写も、
監督の頭の中身を覗いているかのような感覚で、
なかなか面白いですし。

私的には、このケリー・コンランという新人監督、
今後の作品に注目かもしれません。

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2 コメント

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はじめまして (Hitomi)
2004-12-05 18:54:10
TBさせてもらいました。

この映画のアメコミ調な感じが大好きです。

最初「失敗したかなぁ」なんて思ったんですが全然そんな事無くて楽しめました。
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想像以上に (aliz)
2004-12-06 01:37:11
TBありがとうございます。



私的には、独特の映像だけでなく、

冒険活劇な物語展開も想像以上で、

終始ニヤニヤ楽しむことが出来ました。
返信する

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