愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

放射能は消せない

2016年10月25日 18時56分45秒 | 自然科学

 全20回に分けて行われていた『放射能から命を守るシリーズ』第3回目で安斎育郎立命館大学名誉教授が例えば薬剤を開発して放射性物質にふりかけて放射能を消すことが出来るかどうかの問いに答えた。安斎育郎立命館大学名誉教授は、原子の成り立ちについて掘り下げながら放射能を消す方法がないことを説明していた。

  1. 原子は、原子核と電子から成り立っている。電子は原子核の周囲を周っている。
  2. 原子核は、陽子と中性子という2種類の粒子から成り立っている。
  3. 化学反応は、電子同士がくっついたり離れる現象である。化学反応は原子核に作用しない。
  4. 物理的方法で陽子と中性子に働きかけると別の放射性物質が生じてしまう。だから放射能は消せないと考えなければならない。

 安斎育郎立命館大学名誉教授は、妙薬とか微生物を開発することで放射能を消せるのではないかと感じている人がいて、あり得ないことを利用して詐欺を働く人がいて気をつけなればいけないことを述べていた。