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「医学革命」とは薬からの解放への「個人の気づき」の事である。雑多な情報も「取捨選択」&「鵜呑み厳禁」はセルフサービスにて

インフルエンザワクチンは打たないで1

2009年09月07日 | 医学と健康
インフルエンザワクチンは打たないで


ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー

はじめに




 インフルエンザ・ワクチン、打ったことありますか?
 
 小学校、中学校時代に、学校の集団接種で打った記憶がある方は多いと思い
ます。


大人になってからは打ちましたか?

 小さな子どものいる親御(おやご)さんは、お子さんを連れて、医療機関へ打ちに行っ
たことがありますか?

 年配の方は「打っておかないと危ないですよ」などとおどされていませんか?

 年配のご両親に、そんなふうにインフルエンザ・ワクチンの予防接種を奨(すす)め
ていませんか?

 インフルエンザ・ワクチン、どうしてみんな打つのでしょう。もちろん、効くと思っているからでしょう? 

でも、まったくと言っていいほど効かないのですよ。

これは私たちウイルスを学んだ者にとっては常識です。

 どうして効かないのか、どうして私がインフルエンザ・ワクチンは必要ないと
言い続けているのか。その理由を、わかりやすくお話したいと思います。







インフルエンザ・ワクチンは打たないで!
目次


インフルエンザ・ワクチン
なぜみんな打つの?


知っていましたか?
インフルエンザ・ワクチンが効かない理由


インフルエンザ・ワクチンの
4つの嘘


「打っておいたほうがいい」
どころか害毒


高齢者だけでなく
乳幼児も狙われています



医師も、研究者も、マスコミも、
しっかりしてほしい


  (中略)








インフルエンザ・ワクチン
  なぜみんな打つの?





日本に入った当時から効かないといわれていたワクチンです
 いきなり「インフルエンザ・ワクチンは効きませんよ」と言われて、耳を疑った人も多いでしょう。


 たしかに、新聞や雑誌、いたるところで、インフルエンザ・ワクチンが奨(すす)められているようです。でも、それらの内容をよく吟味してください。どこにも「インフルエンザ・ワクチンはとても効果があるから打ちましょう」とは書かれていないのではありませんか?


 じつは、インフルエンザ・ワクチンは、「効果はあまりないけれど」という前提の上に成り立っているワクチンなのです。 

いったいどのくらい効かないのか。厚生労働省の研究機関でインフルエンザ・ワクチンを奨(すす)める立場の人たちでさえ、「まったく効かないわけではないだろう」という程度の言い方しかしていません。

 ワクチンが悪いわけではありません。インフルエンザ・ウイルスそのものが、効果のあるワクチンを作れない性質を持っているのです。
 はしかのウイルスのようにあまり形を変えないウイルスで、人間にしか感染しなければ、効果の高いワクチンを作ることができます。しかし、インフルエンザ・ワクチンはそうはいきません。

インフルエンザ・ウイルスは人に感染しながら、絶えず形を変えるウイルスです。

しかも、人間だけではなく、鳥や豚など、多くの動物に感染します。のちに詳しく述べますが、


このようなウイルスに効果のあるワクチンを作ろうとすることが、そもそも非常に無理があるのです。

日本では、これまでインフルエンザ・ワクチンはどのように打たれてきたのでしょうか。そこにはどんな問題があったのでしょうか。


インフルエンザ・ワクチンは、太平洋戦争後、日本に駐留していたアメリカ軍の奨めで製造されるようになりました。最初は、鉄道員や郵便局員などの公共性の高い仕事の人に、優先してワクチン接種が行われていたのです。ところが、いつこうにインフルエンザの流行はなくなりません。すでにその当時から、インフルエンザ・ワクチンの効果のほどは疑われるようになりました。


やがて、「インフルエンザ・ワケチンは非力なワクチンだ。個人に打っても効果がない」ということになり、「ならば、小学生や中学生に集団接種することで流行を阻止しよう」という方針が立てられました。

インフルエンザに感染しやすい小中学生にワクチンを打っておけば、それほど大きな流行にならないから、社会全体をインフルエンザから守ることになるだろうという仮説に基づいた方針です。これを「学童防波堤論」といいます。


そして、1962年から、小中学校でインフルエンザ・ワクチンの集団接種が始まりました。さらに、1976年には、3歳から15歳までの子どもたちへの予防接種が義務化されます。


にもかかわらず、インフルエンザは日本中で毎年流行し続けました。学級閉鎖もよく行われました。厚生省(当時) は 「その原因は接種率が低いからだ」 と叱咤し、そう言われた校医たちはまじめに努力を続けました。

しかし、接種率が上がっても学級閉鎖はなくなることがありません。

しだいに校医や養護教諭たちの間で、インフルエンザ・ワクチンの集団接種は意味がないのではないかと、問題になっていったのです。



集団接種が廃止されインフルエンザ・ワクチンは消えるかに見えました

 1979年、群馬県前橋市の一人の子どもがインフルエンザ・ワクチンの集団接種後、けいれんを起こしました。校医だった医師と前橋市の医師会では、これはまぎれもなくワクチンの副作用であると判断し、国に認定を求めました。その申請は却下されてしまいました。しかし、この出来事を機に、前橋市医師会は集団接種をやめるという決断をするのです。

前橋市医師会は、ただ集団接種をやめるだけでなく、集団接種を続けている周辺の市と、前橋市のインフルエンザの流行状況を、5年間、徹底的に比較調査しました。彼らは膨大(ぼうだい)なデータを『ワクチン非接種地域におけるインフルエンザ流行状況』という報告書にまとめました。


通称『前橋レポート』といわれるこの調査で、インフルエンザ・ワクチンの集団接種をしている地域としていない地域とで、インフルエンザの流行の大きさに差がないことがはっきり証明されたのです。

つまり

インフルエンザ・ワクチンの集団接種には意味がないということです。







また、1992年から94年にかけては、インフルエンザ・ワクチンを含むさまざまなワクチンの副作用によって被害をこうむった人たちが起こした20年以上に及ぶ訴訟に、次々に勝利判決が下りました。国の過失責任が認められ、ワクチンへの不信感が社会的にもどんどん高まっていきました。

そしてついに、1994年、小中学生へのインフルエンザ・ワクチンの集団接種が中止されたのです。



ピーク時には3000万本近く製造されていたインフルエンザ・ワクチン。その製造量は、1994年には30万本に落ち込みました。インフルエンザ・ワクチン産業は壊滅状態に陥ったのです。そのとき私は「もうこれでインフルエンザ・ワクチンは消える、副作用のむだな犠牲者も出さずにすむ」と思いました。



ところが、そうはならなかったのです。

それどころか、インフルエンザ・ワクチン業界の逆襲が始まったのです。

なぜ、インフルエンザ・ワクチンは(よみがえったのでしょうか? 



小中学生への集団接種が廃止になり、インフルエンザ・ワクチンの製造量が大幅に落ち込んだ90年代半ばから、厚生省は、高齢者や、病気を持っていてインフルエンザにかかると合併症を起こしやすいと思われる、ハイリスクといわれるグループへのインフルエンザ・ワクチン接種を奨めるようになりました。

厚生省は、小中学生への集団接種は確かに効果がなかったと認めました。しかし今度は「個人に対してなら効果がある。肺炎を併発して亡くなることの多い高齢者やハイリスク・グループにインフルエンザ・ワクチンを」と言い出しました。インフルエンザ・ワクチンのターゲットが高齢者とハイリスク・グループにかわったのです。


そして2000年には「インフルエンザはかぜじゃない」というキャッチコピーとともに、インフルエンザは人の命を奪う恐ろしい病気であるという宣伝が大々的になされるようになりました。


追い風のような出来事がありました。鳥インフルエンザやSARS(重症急性呼吸器症候群 サーズ)が社会問題になったのです。


するとたちまち
「スペインかぜのようなインフルエンザの大流行はいつ起こってもおかしくない」、
「インフルエンザ大流行時の最悪のシナリオを想定しよう」

といったおどし文句が飛びかい、インフルエンザの恐怖をあおるような情報がメディアをにぎわせました。




鳥インフルエンザは毎年流行するインフルエンザとはかけはなれたウイルスですし、SARSは、そもそもインフルエンザとは別の病気です。それなのに、騒ぎの中で、インフルエンザ・ワクチンがどんどん打たれるようになりました。おかしなことです。いっ起こるかわからない鳥インフルエンザに現行のインフルエンザ・ワクチンは何の効果もありません。


また、SARSに備えてインフルエンザ・ワクチンを打つのは、SARSが怖くてはしかのワクチンを打つようなものです。しかし、何かしらの効果があると勘違いしてインフルエンザ・ワクチンを打ちに走った人が大勢いたのです。

そして、みるみるうちにインフルエンザ・ワクチンは製造量を盛り返していくのです(101ページのグラフをご参照ください)。




その動きの中で、2001年、予防接種法が改正されます。65歳以上の高齢者が対象です。厚労省のお墨付きで、高齢者への接種が奨められることになったのです。
この流れはもはや止まることがありません


現在は、高齢者だけでなく、施設で高齢者の介護をしている職員にも、インフルエンザ・ワクチンの接種が半ば強制されています。また、「子どもたちが恐ろしい脳症になったら……」と心配する親たちの気持ちをとらえて、乳幼児にまでインフルエンザ・ワクチンを推奨する動きが始まっています。






そもそも
インフルエンザ・ワクチンの真実を
皆さんは何も知らされていないのです




 なぜ、厚労省はインフルエンザ・ワクチンの製造量をどんどん増やしているの
でしょうか。


 そこには、こんな背景があります。

 インフルエンザは、とても話題になりやすい病気です。これだけ医療が発達し
た現代の先進国においても、大流行を起こします。

 そうした病気に対して、国は「何も手を打っていません」とは言えないのです。これは地震対策と同じです。大地震に備え、国は万全の態勢をとることが求められます。「いつ起こるかわからないから」とか「天災だからしかたない」と手をこまぬいていることは決して許されません。危機管理という点で、常に最悪の事態を想定しなければいけないし、国際的にも、国民に対しても、無為無策でいることはできないのです。

 そのため、なんらかの対策を打たなければいけない。とりあえずは、効果が定かでないインフルエンザ・ワクチンとはいえ、製造量を落とさないように気を配らなくてはならない。また、いつ大流行が起こるともわからないし、いったん大流行が起こったら最悪の事態になると、事前に国民に知らせて注意しておき、国家は一応対策を講じているというポーズをとらなければならないのです。



一方、世の中には、インフルエンザ・ワクチンを商売としている人たちもいます。

インフルエンザ・ワクチンをたくさん消費してもらいたくてたまらない人たちにとって、このような国家の危機管理政策は好都合です。

こうして、ワクチン産業の関係者による商品宣伝と、国家の建て前的なインフルエンザ対策がないまぜになり、私たちはゆがんだインフルエンザ情報を鵜呑(うの)みにし、ワクチンを打ちに走ってしまうのです。


 たとえばこんな言葉を目にしたことはありませんか?

「インフルエンザは死に至る病です。予防する唯一の手段がワクチンです」
「ワクチンはインフルエンザの重症化を防ぎます」
「他人にうつさないためにワクチンを打ちましょう」
「幼児の脳症を防ぐために、インフルエンザ・ワクチンを打ちましょう」
「高齢者もインフルエンザで死なないようにワクチンを打ちましょう」

一見、どれも正しそうです。



結果、私たちは、インフルエンザ・ワクチンはいいもの、インフルエンザ・ワクチンを打つことば、健康のため社会のため家族のために積極的に心がけるべきよい行いである、だから、自分だけでなく、自分の幼子(おさなご)も、自分の親も打ったほうがいい、と思ってしまいます。


 でも、皆さんは、インフルエンザ・ワクチンを打っても、
抗体はのどや鼻にはできないからウイルスの感染を防げないこと、
他人へうつすことも防げないこと、
インフルエンザ脳症はインフルエンザとは無関係であること、
副作用で苦しんでいる人もいることなどをご存じでしょうか。


 それに、インフルエンザ・ワクチンを打っ方は、国は、インフルエンザ・ワクチンには素晴らしい効用があるから国民に積極的に奨めていると信じていらっしゃることでしょう。



 でも、違うのです。



「:‥‥現行インフルエンザワクチンには、インフルエンザの感染・発症による健康被害の可能性を低下させ、社会活動への影響を軽減する効果がある。
しかし、その効果には明らかに限界があること、また非常に稀ではあるが、ワクチン接種による副反応・副作用の可能性を完全には否定し得ないことも理解していただきたい。


……中略……

これらの認識と理解を前提として、国はインフルエンザワクチンの接種を勧めているのである」
 (『感染症とたたかう』岡田晴恵、田代眞人、岩波書店) 

これは、厚労省直属の研究機関である国立感染症研究所の研究者による記述です。

ワクチンを奨めるべき立場の彼らにとっても、インフルエンザ・ワクチンの効果がじつに心もとないものであることがおわかりいただけるのではないかと思います。



 さらに、厚労省のホームページで、インフルエンザ・ワクチンのことを調べてみてください。
たしかに、高齢者とハイリスク・グループへの接種は推奨されており、料金の一部が公費負担になっています。
ところが、乳幼児への接種は、一切、奨められていません。この事実をご存じでしたか?


 小さい子ほど重症になったら大変だから、インフルエンザ・ワクチンを打たなければと思っていたのではありませんか? 


インフルエンザ・ワクチンの真実と、通常私達が目にするインフルエンザの情報には、こうした大きな違いがたくさんあります。



 インフルエンザについて、インフルエンザ・ワクチンについて、よくわからないまま、なんとなく毎年ワクチンを打たなければと思っている人が多すぎます。これは本当に危険なことだと思います。



 私は、長年、ウイルスの研究を続け、公衆衛生の仕事に従事してきました。
そうした経験を踏まえて「インフルエンザ・ワクチンは不要である」と言い続けてきました。

そして、冒頭で書いたように、いったんは日本からインフルエンザ・ワクチンはなくなると思っていたのです。

それなのに、今日のインフルエンザ・ワクチンの隆盛ぶりはどうしたことでしょう。



いったいどうして、みんな簡単にだまされてしまうのでしょう。



 私はワクチン一般に反対しているのではありません。

ワクチンには、世界中の多くの人の命を救ってきた計りしれない功績があります。もちろん、副作用などのマイナス面もあるので、接種にあたっては慎重であるべきです。
また、ある国、ある人にとって不要なワクチンでも、別の国、別の人に必要な場合もあると思います

でも、インフルエンザ・ワクチンは違います。

インフルエンザ・ワクチンはなくてもいいワクチン、ないほうがいいワクチンだと確信しています。




 次章で、インフルエンザ・ワクチンがどれほど効かないか、その真実をお話しましょう。・……………:

ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー


感染症研究の専門家が警告するインフルエンザワクチンの真実です。

本をよく読んでください。

そして、受け取ったら次への発信をお忘れ無く。


ーーーーーーーーーーーーーー
「インフルエンザ・ワクチンは打たないでたないで!」

2007年12月10日 第1刷発行

著者 母里啓子(もりひろこ)
発行所 株式会社双葉社
ーーーーーーーーーーーーー
以下読み上げソフト版、目が不自由で文字の読めない方へ。

(本を読む能力のない方も併せてどうぞ)


前半の分割版
分割部分は一定時間で区切ってあります。

誤読ありますので、正しく理解するには、
詳しくは本書を購入して読んでください。

「infuruwakutin1k_01.mp3」をダウンロード

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