わたしんちの医学革命と雑多な情報

「医学革命」とは薬からの解放への「個人の気づき」の事である。雑多な情報も「取捨選択」&「鵜呑み厳禁」はセルフサービスにて

医療、薬害について資料集 2

2010年12月23日 | 薬害、医療資料集

田舎に暮らしたいブログ様よりその2

ここの医療薬害シリーズは前に紹介したとおりですが、あのリンクをたどれば膨大な資料が読めますよ。

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こりゃ、専門家でさえ知らないかも(というのは、一般のお医者さんは仕事がいそがしくて全般的な事を勉強できないし、専門家は他の分野は知らないのがほとんどでしょうから)

となると、ここの資料集は非常に貴重な医学文献になるかと

今年のふんどし大賞(そんなのあるか)に強く推薦するものであります!

 

他人のふんどし勝手に借りてきて申し訳ありません。

ついでにちょっと色つけたりして申し訳ありません。

ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー

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薬が効くってどういうこと?
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薬が効くってどういうことだろう?
薬の効果ってどうやって確かめられているのかしら?
この問に正確に答えられる人は少ないのではないかな(^^♪

日本ではつい最近まで、
「病気になった→薬を投与した→治った→薬が効いた」というのが
一般的だった。3た論法という。風が吹けば桶屋が儲かるって奴である。
どこかおかしくないか??

じゃあ例えば
風邪を引いた→イチゴを食べた→1週間後風邪は治っていた→イチゴは風邪の特効薬だ。
こう書かれれば、「それはおかしいよ」と誰でも思う。
風邪は1週間もすれば自然に治るかもしれんしイチゴ以外にもなんか食べていた
だろうからどれが効いたのかは判定不能である。

本当に薬が効いたのかどうかを判定するためには、まず患者さんをまったくのくじ引きで
本人にも医者にもわからせずに2群にわけ、片方には薬を、もう片方にはプラセボという
薬と全く見分けのつかない偽薬を飲ませ、一定期間後に判定をする。
その後どちらの群に振り分けられていたかを明らかにして集計する。
日本ではほとんど行う事ができない試験方法である。
RCT(ランダマイズド・コントロール・トライアル)といい、一番科学的根拠が
あるとされる試験法である。

今、日本に流通する薬は上の3た論法で「薬」というお墨付きを貰い
以降一人歩きしているものがほとんどなのだ


特に薬害の原因となった
スモンのキノホルム、サリドマイド、薬害肝炎のフィブリノゲン、薬害エイズの非加熱
濃縮製剤などみんなこの手法で試験をすり抜けたものばかりである。


ところがこの日本は驚くことばかりの国なのだ。
3た論法を批判されたものだから一応比較試験をやるようになった。
ところが一番多いのは最初の2群に分けるところでインチキをする。
最初から薬群に治りやすそうな症状の軽い人を、
プラセボ群に悪化しそうな症状の重い人を振り分けてしまう。
こりゃ薬群の方が成績が良いに決まっている。
くじ引きで分けないんだ。


さらにこれを批判されると一応くじ引きでは分ける。
ところがダブルブラインド(二重盲検)は外してしまう。
医者に(判定者に)どちらが薬かを内緒でわからせてしまう。


判定者は多額の研究費も貰っているし・その薬が世に出れば自分の名誉だし、
色々な思惑でついつい薬群に身びいきな判定をくだす。
よくありがちだ。だから最後まで隠しておかないときちんとした判定にはならず
科学的ではないのだ。


抗アレルギー剤という欧米には無いジャンルの薬が日本にはある。
同じ薬は欧米ではただの抗ヒスタミン薬と呼ばれている。
日本にも抗ヒスタミン薬はある。
日本での抗ヒスタミン薬は欧米では第1世代、
抗アレルギー薬は第2世代なだけである。


この抗アレルギー薬の最初の方の薬が(仮にAと名づけよう)ある。
Aはプラセボと比較試験をして非常に優れていたという結果薬として認可された。
話をわかりやすくするために例としてプラセボが試験で0点(薬じゃないのだからプラセボ効果を差し引いて0点)とする。Aは10点満点で合格の7点だったと仮定する。
その後Bという抗アレルギー薬が試験をする時に
AとBの比較試験をした。本来なら(最初の試験がきちんとされていれば)
Bとの比較試験でもAはとても優れている(7点くらいは取れる)という結果に
なるはずだ。Bがそれを上回っていればBを新たに薬として認可しても良い。

ところがところがAは各評価項目でボロクソだった。
副作用も効果も何もかもでだ。10点満点で7点どころか2~3点の惨憺たる
成績だったのである。
BはAよりは勝っていたので(10点満点で5点くらい)薬として認可された。


早い話が最初の試験がインチキだったのだ。
二重盲検が外れてAに対してものすごく身びいきな判定がされたとしか思えない。
何が何でもAを薬にという猛烈な天の声があったのだろうと推察される。

この事実が広くばれてもAはまだ「薬」のままである。おかしかないか?
その試験を取り仕切ったH教授もT大学でまだまだ要職についている。


これ一寸調べればわかる事実だが本名を書くと名誉毀損になるらしい。
そこも不思議な国だ。



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中身はそのまま!名前を変える。
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前回書いた記事(6月21日)に対して友人から質問があった。
カキコしてよーと言ったのだが、直接メールで言われた。
彼は医療とはまったく関係のない仕事をしている・・。

「どうして名前を変えるのですか?なんかメリットがあるのですか?」
コメント欄では返事に困りそうな質問である。
っで、記事にした。
今回は血圧の薬を例に挙げ何に対してどのように効くのかという話を予定していた
のだが・・・・・・それは次回送りに。

抗ヒスタミン薬はすでに使い古されお値段が安い。
しかし名前を変えただけでなんか違うものみたいに装うことが出来る。
新しく出来たとてもよい品物のようにね。
車に、走る性能とは関係のないDVDとかオーディオとか設備して
高くするのと良く似ている。

例として一般市販薬(OTC)のドリエルを取り上げてみよう。
ネットで検索を掛ける。

「成分   塩酸ジフェンヒドラミン 50mg(2錠中)
用法・用量   寝つきが悪い時や眠りが浅い時、大人(15才以上)1回2錠、
1日1回就寝前に服用します。
※15才未満は服用しないこと。
効能・効果     一時的な不眠の次の症状の緩和:寝つきが悪い、眠りが浅い
容量・価格     希望小売価格 6錠 1,050円 /12錠 1,995円(税込み)」
ふーーん、眠り薬なんだな。中身は・・・?抗ヒスタミン薬じゃん。
はあー、抗ヒスタミン薬を飲むと眠気の副作用が出るのでそれを利用しているんだな。

さて医家向けの奴はどのくらいのお値段なのか?
中身がまったく同じ塩酸ジフェンヒドラミンが成分の
興和のレスタミンコーワ錠で薬価が10mgで6.4円
ドリエルは6錠150mgで1050円だから・・・・
レスタミン錠は150mgで15錠、96円・・・
んんっじゅ十倍ですか!
医家向けの奴はこれに処方せん料とかはいるが・・・
薬局でOTCのレスタミンコーワ錠を買うと
10mg50錠入りで、もちろん効能は抗ヒスタミン剤でかゆみや湿疹だが、
某駅前のマ○キ◎さんで覗いたら400円を切っていた。(380だったかな?
320かな?)もう1軒のク◎○○さんは280円だよ!。
500mg400円としても150mgは120円だからやっぱり9倍近い!!!

名前を変えることでこんな錬金術があるんだあ。
みんなは中身を見て購入しないのかなあ、中身を見られたらこんなの売れるわけ
ないいじゃん。特に主婦には無理よね。

ご質問の抗アレルギー剤は何度も言うように欧米では普通の抗ヒスタミン薬。
お値段は、抗アレルギー薬と改名して10倍~23倍くらい・・・・・。
効果はほとんど変わらず、副作用はちょっと少ない。
眠気とかは少ない・・・でもね。
まさに錬金術!!!!

ちなみに抗アレルギー薬は湿疹や花粉症やなにやかやで各科で使われる。
耳鼻科の文献を引いてみた。アトピーなどは夜中に掻き毟るのは良くない。
そこで眠気の少ない抗ヒスタミン薬は使い物にならない、というご意見が多いようだが。
ははははっ・・笑い話かっ!!!






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薬が効く!

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薬が効くということは確かめる事ができます。
最終目標(エンドポイント)を決めればね。

たとえば高血圧の薬の場合は本当の目的は何でしょうか?
血圧を下げる事でしょうか????


実は健康で長生きをすることなんです。


極論血圧なんて下がらんでもいいのです。
高血圧の人にこの薬を飲ましたら健康で長生きしたと・・・
それが良い薬なんです。


ところがそれを証明するためには10年以上下手すると30年近くかかります。


そのため近場の判断の指標として「血圧が下がる」を取り入れることになります。
血圧が下がっただけで薬として仮免許を与えて市場に出回るのです。


過去に血圧が良く下がる薬は幾つも登場しました。
その中で血圧は下がるが寿命も縮まる薬が出てきて幾つもの薬が
販売停止になりました。


今、血圧の薬でこの30年を乗り切ってちゃんと寿命が延びそうだと思われているのは
利尿薬とβブロッカーの2種類しかありません。



薬が効くと言われた場合はその「エンドポイント」(最終目標)は何かを確かめないと
大変な事になります。


「エンドポイント=癌が小さくなる」で認可をとった薬が実は「しかし寿命は縮まる」
だったりすることはよくあります。


またその効果ですがたとえば

100人の病人がいてほっとくと1年間に10人死ぬ、
薬で治療をしたら5人しか死ななかった、とします。
この薬の有効率は50%だと医学界では言います。
5人助けるために100人を治療したので治療必要数は20といいます。
(20人治療すると一人助かる)

違う病気で
1000人の病人がいてがいてほっとくと1年間に10人死ぬ、
薬で治療をしたら5人しか死ななかった、とします。
この薬の有効率は50%だと医学界では言います。
似てますねぇ、上と。
でも5人を助けるのに1000人を治療したので治療必要数は200です。
これは良い薬でしょうか?

生き死にならまだましです。「癌が縮まる」で治療必要数が200だったらどうでしょうか?

アメリカで医師会が患者さんにアンケートを取っています。
患者さんはどのくらいの治療必要数なら薬を飲みたいか?
平均で20なら飲みたいという結果でした。
それ以上の場合は飲みたくない人の割合がどんどん増え
治療必要数が100をこえると飲むと答えた患者さんは微々たるもんです。

血圧の薬では利尿薬やベータブロッカーで治療必要数が40台前半といわれています。
他の薬は血圧が下がるという治療必要数は2とか3とかだけど未来についての
保障はありません。

  ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー

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