わたしんちの医学革命と雑多な情報

「医学革命」とは薬からの解放への「個人の気づき」の事である。雑多な情報も「取捨選択」&「鵜呑み厳禁」はセルフサービスにて

医療、薬害シリーズ(田舎に暮らしたい様)ブログより1

2010年12月22日 | 薬害、医療資料集

「田舎に暮らしたい」様ブログより

田舎に暮らしたいブログ様よりその1

ここの医療薬害シリーズは前に紹介したとおりですが、あのリンクをたどれば膨大な資料が読めますよ。

全8ページ  [ リスト

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医学健康関連を抜粋
一部割愛してあるので元記事を読んで確認してください。

なお、文字強調、改行のみかってに改ざんしてありますので、かならず本文を読んでください。

元記事は下記のリンク
全8ページ中の [8]の項目より
http://blogs.yahoo.co.jp/yatuasagitarou/folder/1104707.html?m=l&p=8




ボクの小学生レベル(小6の子が怒ってる?)のオチャラケ書き込みとは根本的に違います。

りっぱなふんどしだから借りてきました。
おそらく医学生や新進のお医者さんも知らない資料でしょう。
(もし知っていたら怖くて処方できなくなります。もしくは知っていても勇気?をふるう方も居るかも知れませんが)

(スミマセン、無断借用で)

 


全8ページ中の [8]の項目より
http://blogs.yahoo.co.jp/yatuasagitarou/folder/1104707.html?m=l&p=8



項目は下から書き込まれた順です。

ーーーーーーーーーー以下全部転載引用ーーーーーーー

薬が効く!
2007/7/5(木)
中身はそのまま!名前を変える。
2007/6/28(木)
薬が効くってどういうこと?
2007/6/21(木)
薬害・その責任
2007/6/14(木)
薬害ウヲッチング
2007/6/7(木)
薬害エイズは終わったのか?
2007/5/31(木)


==========================

薬害エイズは終わったのか?


日本は世界一の薬害大国である。
片平洌彦(東京医科歯科大学助教授)著の「ノーモア薬害」(桐書房)を見ると
なんとあきれるほどの数の薬害が日本で起こっている。50個かい。

知っていたものだけでも、スモン、サリドマイド、クロロキン、
薬害エイズ、薬害ヤコブ。
最近のTV報道では薬害肝炎なんてのもある。

前出の本の中で片平助教授が書いていた。
引用「薬害というものの本質は、医薬品の有害性に関する情報を、加害者側が
(故意にせよ過失にせよ)軽視・無視した結果
として社会的に引き起こされる
健康被害」なんだそうである。

エイズの項を見てみると恐ろしい。
認可の時点で国は調査不足。
アメリカのCDC(国立防疫センター)が「HBVの汚染率25%」と報告しているにも
かかわらず、日本ではHBV対策を取らずに非加熱濃縮で認可した。
これが当時の薬事法違反!
その後何度も何度も、国、製薬企業ともに危険を回避するチャンスがありながら
人命よりも利益を優先させたらしい。

結果、日本の5000人いた血友病患者のうち2000人がエイズに感染し
その大部分が悲惨な最期を遂げたという。

薬害エイズは一応和解という形で決着したのだが、その後はどうなっているのだろう。
国の対応は???薬害肝炎でも(薬害エイズと全く同じ製品も訴えられている)国はまだ抵抗しているらしい。

国の言い分では安全確保は企業の義務で国に責任は無いという。
あんたそれっ、鶏の番を狐にさせているようなものだわさ。
いままだ日本のみで使われているイレッサも薬害裁判の被告だが・・・。
この薬、欧米では研究により全否定、地球上の日本以外の全ての国で
販売中止、もしくは治験の取り下げと言われているが・・・。
アメリカでは新しい症例には使わないという縛りから最近もう使わないになったと聞いた。

今出ている薬も危ないのにこの国の人達はあまり関心が無いのかねぇ。
まあ若い人はめったに病気になんかならないからねぇ。
それでもアトピーに使うプロトピック軟膏なんか欧米では発癌性で皮膚癌になるって
もめてるけど。



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薬害ウヲッチング




私は社会人になってから、薬害裁判のウォッチングを25年以上続けてきた。
ここ1年くらいは仕事が忙しくご無沙汰気味だが。

わが国は、残念ながら世界中に類を見ないほどの薬害の多発国となってる。


薬害を起こす根本の責任は国や製造企業が、安全性を確認することすらせず
危険な情報は(故意にしろ過失にせよ)ことさらに隠し、
十分な審査もせずに杜撰な認可をしてしまう事に発端があることは間違いがない。


厚生省(現厚労省)はいざ訴えられ裁判が始まると
「我々は調査機関では無い、企業側が提出してきた資料どうりに薬が製造されているかを
審査しているだけ、安全性は本来企業が確保するべきもの、国に責任は無い」
(薬害エイズ裁判での答弁)


などと薬害スモンの教訓を経て、薬事法を改正し、薬の安全性を確保することが国の
責任であることをまったく忘れているかのような主張をしている。


片や製薬メーカーは
「国が審査し認可したものである、私達は国の指導・許可にしたがって製造販売した」
と安全性についてはまったくの責任の擦り付け合いである事が、裁判を傍聴していると
簡単に理解される。

日本では誰も責任を取ろうとしていないところで薬害が多発している。


ヤコブ裁判の時に、東洋大学の片平教授が原告側の証人として出廷した。
片平先生は何年にこの文献が出たときに危険性が認知できたはず、何年にこの報告が有った時には回収に踏み切るべきと細かい証言をした。
被告企業側の反対尋問は「あなたは薬害の研究者でありながら、あなたはその時点で危険性を認識していたのか?あなたにもわからなかったものが我々にわかるわけが無い。あなたはなぜ薬害を防がないのか?」という趣旨のものでまともに考えたら許されるような質問ではなかった。これがメーカーの代表的な態度なのだ。

厚生省の姿勢を如実に表しているなあと思った体験がある。
薬害エイズの時に、原告番号のお父さんや患者さんと一緒に厚生省にいった事がある。
ちょうどワインに不凍液が混入して日本中で回収騒ぎが起き
フランスワインが1時期日本から消えた時だった。
話しのはずみからこの回収騒ぎに話しが及び厚生省が回収命令を出している事が
話題に上がった。
原告のお父さんから「エイズウイルスの混入がわかったバイエルの自主回収の事件の時に
なぜ厚生省は回収命令を出さなかったのか」と発言があり、担当官の答えは即座に
「ワインは日本国民全員が飲むものだから、血友病の治療薬はたかだか…」というものでした。「血友病患者は国民では無いのか!・・」と掴み合いの騒ぎになったのですが
私には厚生省の態度がよく分かる事件だった。

薬害防止に一番有効なのは、本来は国が厳重な認可審査をする事だ。
安全性をこの時点である程度篩にかけるべきなのだ。
1994年の資料と少し古いのだがアメリカのFDAの新薬の認可に係わる体制は
専従者1400人、うち医師100人薬剤師40人となっている。
対して日本は専従者が45人、うち医師0、薬剤師25人!。
これでアメリカよりも数の多い日本だけのローカルドラッグも含んだ新薬を審査している。
小泉は更にこれを、審査そのものをメーカーから選ばれた人達にやらせる構想も披露していた。ゼネコンの談合よりも性質が悪いと思う。違法でなく合法談合だから。
このことを狐に鶏の番をさせる政策と浜医師は批判していた。

薬は生体に反応する科学物質であると同時に、もちろん金儲けの為の商品でもある。
製薬企業の強引な販売戦略が薬害の被害拡大に直結して行ったのは当たり前のこと。
その前段階の、認可の所でも、最近の事例では都合の悪いスタディーは公表せず
握りつぶすのが主流なのだ。


イギリスのソーシャルオーディットのチャルズーメダワーさんが来日した折に報告されたが、SSRIの認可では、2件の有効性を示すスタディーを求められたメーカーが、8件のスタディーを行ない6件握りつぶして2件で認可申請をしたという報告だった。
都合の悪い情報は出さないとしたらシステマティックレビューですらこのようなパブリケーションバイアスからは逃れられないことになる。
有効性に関してですらそれだから、安全性に関してはもっと難しい。
メーカーは殆どの危険情報は闇に葬っているんだあ!というのが薬害裁判を長年傍聴してきて持った感想なのだ。


薬害というものがこの国の社会構造(効率利益優先)が生んだ必然であること、
医学的(科学)に勝負は終わっている(だから副作用ではなくヤ・ク・ガ・イ)事を
知ってほしい。

今現在は東京地裁で薬害イレッサ裁判が進行中だ。
ぜひ一度傍聴してみてください。
薬害肝炎はほとんどが高裁段階。
薬害裁判を一度聞くとたぶんほとんどの皆さんは、自分の身に引き寄せて考え、
恐ろしくなるのではないかと思います。


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薬害・その責任
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この国の人達は何を基準に、何を信じて薬を使っているのだろうか?
とっても不思議になる。

まず基本的に確認しておく必要のあることがありる。
この日本という国の体制だ。
資本主義の社会の中でもルールなき資本主義なので
それが薬業界にも波及している。
そのために前にも書いたけど日本は薬害大国で、
国としては国民の命や安全よりも企業の利益を優先しがちである。


資本主義はある程度効率的に話を進めるには便利な体制だったわけだ。
しかしその枠組みには適さないような事もある。だから最低限のルールを作った。
弱者保護のためにね。しかし日本では・・ルールはなくなった。


幾つかの薬害裁判の中で裁判所には、国が国民の安全を守る義務がある
と、指摘されそれにそって薬事法も改正した。それにもかかわらず今やっている
「薬害肝炎裁判」や「薬害イレッサ」裁判ではあいも変わらずに


「国は薬品の質を審査しているだけで、安全性の確保義務は企業にある」
と主張している。
対して企業は「国が認可したのだから薬害が起きてもその責任は国にある」との主張だ。


つまりこの国は薬の関しては誰も責任を取るつもりは全くない。


だから世界でも珍しい薬害大国になったし、世界中でも売られていない薬を
未だに売っているし、日本だけの薬(世界中で薬と認められなかった物質)も
多数存在してしまう。

また今年の初めのの新聞報道にもあるとおりに(タミフルの利益相反)
医者や学者を企業が金で囲い込むので真実は闇の中で
企業に都合のよい話ばかり先走ってしまう。

イギリスやアメリカはそれには一応ポーズだけでも対抗している。

薬害の教訓は書くと1冊の本になっちゃうので
浜六郎先生の「薬害はなぜなくならないのか」などの成書を読んでもらうとして
簡略に言うと、国も製薬企業も危険性を知っていたのになんらかの人為的な操作により
(薬害エイズでは安部英がミドリ十字からもらった3億円、桜井よしこの報道)
(タミフルでは横浜市大の横田俊平教授が中外製薬からの1000万で安全宣言を出した。)
危険回避をしなかった、事実を隠蔽したという事に尽きる。

いずれのケースでも警告を発したり危険だと声を大にして叫んでいた医者・学者
はいた。
だから今、医薬品と認可されている薬も危ないかもしれない。

薬を売るために病気は作られる!!!。


次は薬の認可について書く予定だ。




ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー


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