先回の衝撃の米国医学界のレポートは
未だその出だしに過ぎないということです。
おそらく、ここ10年の経ないうちに、現代医療は九割も不要だったという
まさに大衝撃のレポートが出るかも知れませんね。
もっとも、こういう話はすでに半世紀も前から世界の医師達から証言があったのですが。
だれも「そんな事はあり得ない」と一笑に付していたのです。
まさか、薬が病を造り出す
などと言おう者なら、馬鹿にされるのオチ。
しかし、時代の流れは急速に変化し始めました。
やはり2012年の暮れ頃が流れの変化が始まったのかも知れません江。
そして、ここ数年でそれが急加速するのは間違いないようです。
ああ、おれも酒ばっかり呑んで居られない!
ま、人ごとばかりじゃない、この地球の大激変時代において
人間の元気の素、健康と生命に関する医療は本来の姿に戻る時がきたのでしょう。
無駄な医療
の著者が書いているコラムより
ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー
米国医学会揺るがす「セルフリファラル問題」
「衝撃のリスト」を生み落とした利権批判
-
室井 一辰(医療経済ジャーナリスト)
2014年7月2日(水)
例えば、前立腺ガンや乳ガンなどのガンの放射線治療分野で、最近注目されている「IMRT」が標的になっていた。ガンの形に合わせて放射線の照射 範囲を決めて、効率的にガンを治療しようという方法だ。一見すると、意味がありそうだが、米国では、このIMRTが本当にやる意味あるのかと議論になって いた。医療界の外から、医師ら医療界が、単に自分たちの利益になるから、治療を広げているだけではないか、という声が挙がったのだ。
「衝撃のリスト」は緒に就いたばかり
「いや米国の医師らは大変だな」と率直に感じた。その上で、私は「セルフリファラルは米国固有の問題」とも思っていた。
しかし、少し考えて、これは日本でも早晩やってくる動きかもしれないなと思った。
その後、日本人間ドック学会が「新健康基準」なるものを発表して、日本の医療界を揺るがせた。日本の医学会が定めてきた医療行為が社会の評価を受けることになった。
これはまさしくセルフリファラルの問題なのだ。
『絶対に受けたくない無駄な医療』 では、米国医学会の出した衝撃のリスト「Choosing Wisely」のおよそ250項目を100項目にまとめているが、私は率直に言って「わずか250項目」を無駄と認定したにすぎないと考えている。50ほ どの学会が、おのおの5つ程度の医療行為を無駄だと指摘したに過ぎないという見方もできるのだ。セルフリファラルの問題を踏まえて、うがった見方をする と、医学会による「ガス抜き」という側面もあるのかもしれない。
「無駄な医療」候補の中の氷山の一角が出たに過ぎない可能性はある。
たとえ項目が限られていたとしても、患者側が医療を評価するための指標が公開される意味の方がはるかに大きいと見ている。そもそもの私の問題意識 は、日本に患者が参照できる医療情報が少なすぎる、というところから始まっている。まずは、評価すべき医療行為を公開していくのは意味があると考える。衝 撃のリストが医療側の利益誘導になり得るという懸念を感じるならば、そこも踏まえたうえで社会が評価していけばいいのだ。幸いなことに今は評価の根拠とな るエビデンスも蓄積している。
衝撃のリストはまだ始まったばかりと見るべきだろう。Choosing Wiselyの世界は深い。
次回以降、さらに掘り下げていこう。
ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます