レヴォーグ 取扱説明書の備忘録。
セレクトレバーが「D」での走行時、スムースな走りを実現する為の制御。
低水温時に暖機促進や走行性を良くするため、変速タイミングを通常時より高回転側にしています。
(暖機が進むと、自動的に通常の変速タイミングに戻ります。)
Nコントロール(Iモード選択時)(アイドリングストップ装備車以外)
車が完全に停止した後、セレクトレバーが「D」のままアイドリング状態でブレーキペダルをしっかり踏んでいると、
ギヤがニュートラル状態になります。
再発進時はブレーキペダルから足を離してギヤがつながるまで若干時間(約1秒)がかかります。
急な上り坂での再発進時は、ヒルホールド機能をONにする事をお奨めします。
登降坂制御(IモードまたはSモード選択時)
走行中の路面勾配による駆動力とエンジンブレーキ力を最適に制御し、登坂、降坂での運転をアシストします。
アダプティブ制御(IモードまたはSモード選択時)
旋回時の遠心力や連続性、アクセル操作などからスポーツ走行と判断した場合は、
エンジンを高い回転数に保つことでエンジンブレーキの効きを高め、アクセルを踏んだときのレスポンスを向上させます。
登坂制御(S#モード選択時)
登坂での不要なシフトアップ・シフトダウンを防ぎます。
コーナリング制御(S#モード選択時)
旋回時の遠心力が大きいときは加速中でもシフトアップしません。
ブレーキング制御(S#モード選択時)
コーナーの入り口などでブレーキを強く踏むと自動的にシフトダウンし、再加速性能を高めます。
アクセル急戻し制御(S#モード選択時)
加速中、コーナー手前などでアクセルを急に戻してもシフトアップしません。
2.0L車は、S#モードを選択すると、トランスミッションの変速比が無段変速から8段変速に切り替わります。
マニュアルモード
セレクトレバーを「D」から「M」に動かすとマニュアルモードになります。
ギヤ比は1~6 速です。ただし、2.0L車はS#モード選択時、1~8速になります。
シフトダウン不可能な車速(シフトダウンすることによりエンジンの回転がレッドゾーン付近になる場合)で、
シフトダウン操作をした場合、”ピピ”とブザー音が鳴り、運転者にシフトダウンできないことを知らせます。
マニュアルモード時、エンジン回転数がタコメーターのレッドゾーンに近づくと自動でシフトアップします。
ただし、2.0L車でS#モードを選択している場合、自動でシフトアップしません。
レッドゾーンに入らないようにシフトアップをしてください。
低過ぎる車速でシフトアップを行った場合、変速しません。
私のA-Lineの取扱説明書にもE-5ATについて同じ内容の事は書いてありましたが、こんなに細かい記述はありませんでした。
動力制御に関しては、走りが破綻しないように細かくコントロールしてくれるので満足。
しかし、操作系に関しては以下の点でちょっと不満。(コストダウンの影響を受けているのでしょうか。)
・シフトノブをマニュアルモードにした時に、シフトノブでギヤを変速できない。
・パドルシフトがハンドルと一緒に回るのでシフトアップとシフトダウンのパドルが分かりにくい。
・SIドライブはセンターコンソールのダイヤル式の方が操作し易い。(と思う。)
まぁ、パドルシフトについては、
ステアリングを大きく操作しているカーブの途中でシフトを操作するという事自体になじみが無いので問題ないですね。
ところが、CVT非効率説もあるらしいですね。
こちらは、とても専門的でした。^_^;
> セレクトレバーを「D」から「M」に動かすとマニュアルモードになります。
おゃ、そんなクルマがあるのですね。ときにマニュアルで走りたいときはありますね。
ートマ車なのに、信号機前や坂道などで絶えずレバーをいじってる友がいます・・・("^ω^)
スバル、特にレヴォーグ2.0LのCVTはスポーツリニアトロニックと言って、通常のCVTとは、かなり特性が違っています。
マニュアルモードは、高速道路での追い越し、ワインディング、山道走行などで使っています。
MT車程とは行かないまでも、かなり面白いです。