真夏日なのに子供は元気に公園で遊んでいた。。。
ターボチャージャーにはいろいろな種類がありますね。
・可変容量ターボチャージャー
・ツインスクロールターボチャージャー
・ツインターボチャージャー
・シーケンシャルターボチャージャー
・電動アシストターボチャージャー
レヴォーグのそれは「ツインスクロールターボチャージャー」と呼ばれるものです。
簡単にまとめると。
ターボチャージャーはあくまでも1基であり、
タービンハウジングのスクロール部が2系統に分割されている。
原理はスクロール部を細く絞るほど流速が増して低回転域から過給の効果を得られる。
ということになります。
確か4代目レガシィでツインスクロールターボを搭載し、エギゾーストマニホールドも等長等爆になり、あのボクサーサウンドと呼ばれていたドコドコという排気音がなくなりました。
このようにツインスクロールターボの目的は低回転域でもターボを効かせることで、
ターボラグを軽減させるという事です。
ところが、ネット上にでている1.6Lの試乗インプレッションを見ると、
「ターボラグじゃないかなぁ。」とか「ターボラグを感じた」とか「踏んでしばらくしてから加速した」いうコメントを見つけることがあります。
これは、ひとえにエンジンに合わせるようにツインスクロールターボの容量が小さいためにそのように感じるのではないかと考えています。
2.0Lと比較して30%ほど容量が少なく、フードのエアスクープの中にバリアフィン(空気流入を減らす壁みたいなもの)が取り付けられています。
興味がある方は前から穴をのぞいてみてください。
だからっといって1.6Lが極端なパワー不足という事ではなく、
現在の主流であるダウンサイジングターボという目的は立派に果たしていると思います。
エンジンの味付けはとても複雑で、人によって感じ方も千差万別です。
スバルも1.6Lの開発にはとても苦労をしたことを情報で得ることができますね。
スバルとして今後大事に育てたい技術なのだと感じました。
ちなみに、私が経験したスバル車のターボは
B4 tuned by STI 2006は2.0Lで260PS ツインスクロールターボ。
WRX STI A-Lineは2.5Lで300PS シングルスクロールターボ 。
です。
B4は低速からスロットルを開けて加速すると、背中を押しつけられるほど感覚、
A-Lineは加速感はあまり感じないのだけどあっという間に目的の速度に到達。
100kmを超えてからの加速はスゴイという感覚。
です。これは排気量の違いによるものですが、ターボの種類によるところが大きいのだと思っています。
2.5Lは排気量がそこそこありますから、低速では過給を聞かせなくても走る。だから、シングルスクロールなんですね。
また、
A-Lineはエギゾーストマニホールドが等長等爆ではないため、昔のスバル車ほどではありませんがドロドロします。笑
ツインスクロールターボ
シングルスクロールターボ
この写真じゃあんまり違いが判らん。。笑
教えて頂いたサイトは私も見ています。
「風が薫るように走る。」
良いコメントですよね。ただ早いだけじゃなくて味のある走りを楽しむ事が出来る。という意味なんですかね。
燃費も20km超なので最初見た時には驚きました。
このようなレビューがあるので、1.6Lも素晴らしい車である事は疑いありません。
CVTがどうだ、とか、ターボラグだ、とか惑わされる事はありますがレヴォーグが良い車だと信じて私も購入しましたので、自由に乗れるその日を楽しみに待っています。笑
ヤスベイさんのレヴォーグは私よりもちょっと早いくらいに納車されそうですね。
よろしくお願いします。