LEVORG マフラー交換について考えてみた

今日は節分！　今年の恵方は西南西！　狙いを定めて恵方巻を食べよう！


息子が幼稚園で作った鬼の面で、鬼をやりました。がぉー


ここから、本題

走行会に参加してくれた方々で、
最近、マフラー交換された方がいらっしゃいます。

マフラー交換は見た目も変わるし、気持ちよいエンジン音（エグゾーストノート）になったりして、
その変化を楽しむことができますね。

しかし、交換には、吸気システム→エンジン→排気システム
と一連の流れを考慮しないといけないので簡単には交換できないなぁと思っていました。

その理由は、
（私はもうおっさんなので、知識が古いものもあります。ご容赦下さい。笑）
マフラーを単に太いものに交換すると、
「低回転時のトルクが落ちて、高回転時の馬力がアップする。」と学んでいます。
例として、極端かもしれませんが、
「太いマフラーを付けたクルマで、音がすごいのに遅いクルマ」ありますよね。あのイメージです。


排気の仕組みは、高温高圧のガスが排気管に排出され、熱膨張したガス（気体）が収縮することで、
菅の中で負圧を作り、次の排気ガスを引っ張るような形で排気を連続的に促します。
だから、太いマフラーにすると、標準の物より負圧は下がるけど、
エンジンが勢い良く回っているので、高回転域では排気ガスの抜けが良くなり、
結果、エンジンの回転数が上がりやすくなり馬力アップに貢献する。

しかし、
低回転域では、前述の通り負圧が下がるので、うまく排気できないorシリンダーに逆流してしまい、
結果、弱い爆発を繰り返すので、クランクシャフトを回す力も弱くなる。これがトルクダウンになる。
（トルクと馬力の話は、ココをよんでね。）

こんな理由だったのを覚えています。


ところが、
現在は研究・技術革新が進み、各メーカーが発売するマフラーは、
低回転域でもトルクダウンになりにくく、高回転域では更なる能力アップをする商品になっています。
最終的には予算、性能、音、見た目等で判断して選択するのだと思いますが、
マフラー交換によるデメリットは昔ほど考え込まなくても良いので、比較的悩まずに交換できます。
（電動可変マフラーとか背圧可変式マフラーといったものもあるのですね。）


前述した方も、
2.0Lのレヴォーグですが、交換によって発進が良くなったというインプレッションをしています。
つまり、低速時のトルクが犠牲になっていないという事だと思いました。


上記の性能アップマフラーに対して、
STIのレヴォーグ用スポーツマフラーは、コメントによると。
--------------------------------------
STI独自のチューニングにより、
パワーユニット及びエキゾーストシステムへの影響のない安全かつ安心な構造を採用しています。
また、排気音のサウンドチューニングにこだわり、各車のキャラクターに相応しい上質で心地よいサウンドを実現しています。
国土交通省交換用マフラー事前認証制度認定品。
--------------------------------------
と「見た目」と「音」重視のようです。
この考え方は、これはこれでアリだと思います。

久しぶりに、マフラー変えてみようかな。
と考えた節分でした。



でも、
私の優先順位はフロントのディスクドドリルローターの装着とブレーキパッドの交換、 リヤサスリンクが先で、最近はクスコのLSDにも興味があったりします。
予算が無いのが悩みですねぇ・・・苦笑