関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 不老山 薬師温泉 「安房自然村 不老山 薬師温泉」 〔 Pick Up温泉 〕
不老山 薬師温泉 「安房自然村 不老山 薬師温泉」
住 所 :千葉県館山市布良600
電 話 :0470-28-1111
時 間 :10:00~21:00 / 不定休
料 金 :600円
■ オフィシャルHP
■ 紹介ページ (@nifty温泉)
■ 紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
■ 紹介ページ (BIGLOBE温泉)
■ 紹介ページ (じゃらんnet)
南房、館山市の白浜寄り「白浜フラワーパーク」のそばに「安房自然村」があります。
不老山能忍寺のふもとの十万坪を超える敷地の中に宿泊施設、古民家や展望台などが点在し、散策を楽しむことができます。(ここの眺望は有名。)
「不老山 薬師温泉」はそのなかにある温泉施設。
宿泊施設「ホテル正翠荘」の部屋風呂でも温泉を利用していますが、館内に大浴場はなく別棟の「不老山 薬師温泉」をつかうようです。
【写真 上(左)】 銘板
【写真 下(右)】 「名主の館」の館内
よくは覚えていないのですが、たしか食事処&宿泊施設の「名主の館」で受付し、洞窟を潜ってのアプローチだったかと思います。
あたりには南房らしいゆったりあかるい雰囲気がただよっています。
【写真 上(左)】 洞窟入口
【写真 下(右)】 アプローチの洞窟
洞窟を抜けて手前が女湯、右手おくが男湯で、脱衣所は入浴客でごった返し。
浴場もさして広くなく、やや暗め。
【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 脱衣所
石枠玉石敷4-5人の内湯と、扉の向こうに岩枠鉄平石造5-6人の露天の2槽。
露天スペースも広くはないですが、数人トド化できる場所があるので内湯よりは落ちついて入れます。
また、よこに小川が流れていてそれなりに雰囲気もあります。
ただ、このときは、ナイスポジションはまったり長湯を決め込む数人の客に占拠され、いまいち居ごこちの悪い場所だけが回転していたので、やはり混雑時は避けるのがベターかも・・・。
カラン5、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
カランはお湯、水カランともに源泉だと思います。
土曜16時で常時10人以上の大盛況。日帰り客に宿泊客が重なって、とくに週末のこの時間帯は混むようです。
また、洗い場はスペースが狭いうえにL字配置なので混雑時はつかいにくいです。
【写真 上(左)】 内湯 (ぼけぼけですみません)
【写真 下(右)】 露天の湯色
内湯はカランからの熱湯(源泉?)投入でオーバーフローなく槽内排湯?(混雑につき槽内注排湯確認できず)
露天はお湯&水カラン(どちらも源泉だと思う)からの随時投入で切欠からの上面排湯。
また、となりの女湯露天とお湯の行き来があるかも?。
(ここも混雑につき槽内注排湯くわしく確認できず、ただ、女湯側に伸びている側面パイプからときおりもわ~っと熱湯が出てくる・・・、連れの話しだと女湯露天はかなり熱かったらしい。)
湯温は内湯が熱めで露天はぬるめ。
お湯は露天と内湯でさほどの差はないですが、露天はかなりなまった感じ。
透明度60~70cmほどの黒湯系で、灰茶色の湯の花がたくさんただよっています。
カランはよわい重曹味、湯面はほうじ茶のようななまりっぽい臭いがあり、源泉起源の湯の香かとも思いましたが、カランはほぼ無臭なので、やはりお湯の劣化によるものかと。
ただ、味臭にははっきりと出ていないものの、うらでイオウが効いているような感じがあり、七里川がなまったときのようなイメージも・・・。
内湯は常時投入していますが、露天は随時投入で止められることもあるので、よけいになまりがつよくなってしまう気がしました。
【写真 上(左)】 露天の湯口カラン
【写真 下(右)】 露天の排湯
ツルすべときしきしが入りまじるやわらかな湯ざわりで、包み込まれるような浴感があってクセになります。
ゲキ混みのなまり気味だったので、どうしても評価は低くなってしまいますが、本質はかなり力のある(というかクセもの系の)お湯のような気がするので、空いていてお湯のコンディションがよければ、印象もぜんぜん変わっていたと思います。
雰囲気もお湯も好き嫌いのわかれる施設かと思いますが、空いているときを狙えばかなり満足度の高いお湯ではないでしょうか。
規定泉(メタほう酸・メタけい酸・重炭酸そうだ)(Na-HCO3・Cl型) 18.8℃、pH・湧出量不明、成分総計=0.7167g/kg
Na^+=164.1mg/kg (88.89mval%)、Fe^2+=0.072、Cl^-=60.88 (20.29)、HS^-=0.286、SO_4^2-=70.03 (17.23)、HCO_3^-=315.2 (61.06)、CO_3^2-=2.340、陽イオン計=189.0 (8.029mval)、陰イオン計=450.8 (8.461mval)、メタけい酸=64.72、メタほう酸=6.140、硫化水素=0.027 <S49.5.7分析> (源泉名:不老山 薬師温泉)
<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:あり 循環ろ過装置使用:なし 塩素系薬剤使用:なし
〔 パンフより 〕
三万年前の海のエネルギーがたっぷりと溶け込んだ、天然のくすり湯。淡い琥珀色のお湯が疲れた身体と心を癒します。温泉の質に自信あり。
自然村の温泉は源泉です。毎日新しいお湯でお客様をお迎えいたします。
〔 2010/09/05UP (2007/05入湯) 〕
E139.49.53.130N34.54.43.870
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