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■ 丹波山温泉 「のめこい湯」 〔 Pick Up温泉 〕



丹波山温泉 「のめこい湯」
住 所 :山梨県北都留郡丹波山村押垣外778-2
電 話 :0428-88-0026
時 間 :10:00~20:00 (4~11月)、(~18:00 (12~3月)) / 木休
料 金 :600円/3h
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (BIGLOBE旅行)
紹介ページ (Yahoo!トラベル)
紹介ページ (るるぶ.com)
紹介ページ (じゃらん観光ガイド)
紹介ページ (温泉みしゅらん)

奥多摩湖の奥、丹波山村営の人気日帰り温泉。
青梅街道沿いの「道の駅たばやま」のPから丹波川にかかる吊り橋を渡る雰囲気あるアプローチ。
木の質感を活かしたシックな建物のできはよく、外観、館内ともによくメンテされています。
公共日帰り施設では、群馬南郷「しゃくなげの湯」、栃木粟野「つつじの湯」とならぶすぐれものでは・・・?。


【写真 上(左)】 道の駅の対岸にあります
【写真 下(右)】 対岸から

ここは2002年入湯時にレポしていますが、2010年にじっくりと入ったので、取りまぜてレポします。


【写真 上(左)】 サイン
【写真 下(右)】 脱衣所

浴室は、右手が和風風呂、左手が洋風ローマ風呂で男女日替り交替制。
両方とも入っていますが、ローマ風呂のレポです。


【写真 上(左)】 内湯-1
【写真 下(右)】 内湯-2

脱衣所はまあまあ広めで、洗面所がセパレートされているのは◎。
左手に洗い場。そこから時計まわりに高温小浴槽(赤みかげ石枠タイル貼円形洞窟風呂風10人弱、熱め)、一般浴槽(内湯)(同20人以上、ジェット付、適温)、温浴・休憩室(低温サウナのようなもの)、高温サウナ、水風呂で中央に円形座湯と飲泉所があります。
天井高く窓の広いあかるく雰囲気のいい浴場。


【写真 上(左)】 露天-1
【写真 下(右)】 露天-2

扉のそとに露天(石枠タイル貼7-8人、適温)、広々として風通しのよい露天で、ベンチや椅子がたくさん置かれています。
内湯・露天ともにたっぷりふかめで入りごこちのいい浴槽。

カラン8位、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜17時で男湯10~15人(2002年)、土曜17時で10人~独占(2010年)と空いていましたが、昼間はファミリー客でかなり混み合います。

内湯は、石の湯口からの投入&側面注入で側溝からの上面排湯、オーバーフローなしの循環仕様。
湯口はぬるめで甘イオウ臭が香るので源泉かと思います。


【写真 上(左)】 内湯の湯口
【写真 下(右)】 高温小浴槽の湯口

高温小浴槽は、石の湯口からの投入で排湯不明。お湯の感じからしてここも循環かと。
露天は、二段になった石の湯口からの投入&側面熱湯注入で、底面吸湯でオーバーフローなし(2010年)。2002年にはかなりのオーバーフローがあり半かけ流し状態でした。
露天の湯口もぬるめイオウ臭で源泉掲示があります。
また、浴場入り口にあるかけ湯も源泉だと思います。

お湯は露天がよく、つぎに内湯。ただ内湯は広いので場所によってコンディションがちがいます。
お湯のよさは、
露天 > 内湯湯口そば > 内湯 > 高温小浴槽の順かな。


【写真 上(左)】 露天の湯口
【写真 下(右)】 露天の湯色

お湯はうすく灰色がかって(露天は青味を帯びている)うすにごり、わずかにイオウ系の白い湯の花が浮かびます。
明瞭なたまご味+弱苦味のよさげな味。

露天ではアルカリイオウ泉特有の甘いイオウ臭が湯口だけでなく湯面でも香り、以前よりイオウがしっかりとでているかも。
しっかりとしたヌルすべのうらでわずかに硫酸塩泉系のきしきしもきいています。
浴後はややパサつくものの、その後肌がしっとり落ちつく美人の湯。
ちなみに、”のめこい”とは地元の方言で”つるつる、すべすべ”といったような意味らしい。
奥多摩方面では屈指のイオウ泉で、かなりキャラの立ったお湯です。

どの浴槽でもなまった感じはなくカルキもほとんど感じず。
この入り込み数にして、このコンディションキープは立派。
全体に居ごこちのいい施設で、従業員の対応もよく、奥多摩まできたら一足のばす価値は十分にあります。
ただ、屈指の人気温泉なのでピーク時は露天など順番待ちになることも・・・。
ゆったり入りたいなら平日か、午前中がおすすめ。
また、冬場はセンター系にしては終了時間が早いので要注意です。

この施設の前身は、温泉ファンの絶大な支持を誇ったかけ流しのプレハブ仮設浴場でした。
行こう行こうと思っているうちに廃止となってしまったのは、今となっては悔やまれます。

単純硫黄温泉(Na-(CO3)・Cl型) 43.3℃、pH=9.8、160L/min掘削揚湯、成分総計=239.8mg/kg
Na^+=60.2mg/kg (86.47mval%)、、NH4^+=4.4、F^-=5.6、Cl^-=28.9 (20.15)、HS^-=6.3、SO_4^2-=7.4、HCO_3^-=12.8 (5.16)、CO_3^2-=46.3 (37.84)、メタけい酸イオン=59.8(19.16)、陽イオン計=69.0 (3.03mval)、陰イオン計=170.9 (4.07mval)、硫化水素=- <H17.8.4分析>

単純硫黄温泉(Na-(CO3)・HCO3・Cl型) 44.3℃、pH=9.6、214L/min掘削揚湯、成分総計=258.5mg/kg
Na^+=59.8mg/kg (75.47mval%)、Fe^2+=1.5、F^-=4.0、Cl^-=24.3 (20.68)、HS^-=7.5、HCO_3^-=50.0 (24.58)、CO_3^2-=39.0 (38.97)、陽イオン計=71.8 (3.44mval)、陰イオン計=127.7 (3.34mval)、メタけい酸=58.9、硫化水素=0.02 <H8.4.10分析>

<温泉利用掲示>
加水:掲示なし 加温:あり 循環ろ過装置使用:あり 塩素系薬剤使用:あり

○ 元レポは「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」でもご紹介いただいています。

■ブランドグルメ
〔 丹波山の原木舞茸 〕
舞茸はほとんどが菌床栽培ですが、山ぶかい丹波山村では原木栽培も行われていて特産となっています。
秋には「道の駅たばやま」でまいたけ祭りも催され、原木舞茸はすぐに売り切れてしまう人気アイテムだそうです。
収穫時期は、9月中旬~10月中旬。

〔 2010/08/27UP (2010/03入湯) (2002/07/08レポ (2002/06入湯)) 〕


E138.55.43.252N35.47.7.160
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