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■ 富岡天然温泉 「湯楽とみおか」(たまごの湯) 〔 Pick Up温泉 〕



先日、閉館したとの情報があり、記録の意味でUPしておきます。

<富岡天然温泉「湯楽とみおか」(たまごの湯)>(群馬県富岡市、10:00~22:00、800円/4h、0274-64-1926)

以前にレポ済みですが、昼間にじっくり入ったので再レポです。
富岡市街から北東へ5㎞ほど、富岡CCのそばにある民営の温泉施設で宿泊もできます。
すぐそばには同一経営らしい「犬の総合スポーツ温泉”ドッグ・スパとみおか”」ができていました。
受付でバスタオル、手拭い、浴衣、歯ブラシ、ひげそりを渡されます。(料金内)
アメニティ類なしで500円位のコースがあると利用しやすいのですが・・・。
館内は以前より小綺麗になった感じがしましたが気のせいかも?。


【写真 上(左)】 エントランス
【写真 下(右)】 内湯

前回は右の浴室でしたが今回は左でした。(男女交替制になったらしい)
窓の広い明るい浴室にはラドン湯、ジャグジー、バイブラ、薬湯、サウナ、水風呂などがありますがすべて真湯。温泉は露天のみ。薬湯はあいかわらず強烈でした。
カラン17、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜12時で20~30人とけっこう盛況。


【写真 上(左)】 露天1
【写真 下(右)】 露天の湯口

高台にあって眺めのいい露天は岩枠石敷10人位。岩の湯口からの大量投入ですが、右の浴場にあった塩ビパイプドコドコ投入はありませんでした。
浴槽端からの湯面排湯があり、他にも何系統かパイプラインがあるので湯づかい不明ですが、鮮度感からみてかけ流しではないような気がします。
浴槽まわりは炭酸カルシウムの析出が出てけっこういい感じ。
浴槽の中に保温用のヒーターが置かれていますが、触ると熱くて邪魔です。


【写真 上(左)】 露天2
【写真 下(右)】 「たまごの湯」の由来

お湯は、薄い黄褐色で茶色の浮遊物とかすかな濁りがありますが、前回の方が濁りが強く前回あった黒い湯の花もありませんでした。
イオウ臭を再確認したかったのですが残念ながら感じられず。弱塩味弱重曹味。
古来よりこの地には「たまごの湯」が湧き出ていて、小野小町が故郷の出羽の国に帰る途中病に罹り、この地で療養した折に浸かったという由来書きがありました。
由来は措くとしても、たしかに「たまごの湯」らしい明瞭なヌルすべ感が楽しめます。
かなり浴感の強いお湯でとても温まりずっしりときます。

湧出量=116L/minですが、温泉使用を露天に絞っているのは英断かと思います。
料金はやや高めですが、力のあるお湯をじっくりと楽しめるなかなかの施設です。
但し、健康ランド的雰囲気の施設なのでさほど風情はありません。

Na-塩化物泉 17.2℃、116L/min(動力揚湯)、pH=8.1、成分総計=7.91g/kg、Na^+=2913mg/kg (97.32mval%)、F^-=5.0、Cl^-=3999 (88.17)、HCO_3^-=860 (11.02)、CO_3^2-=8.2、 HS^-=0.9、陽イオン計=2971 (130mval)、陰イオン計=4896 (128mval)、メタけい酸=45.3、硫化水素=0.1 <H.9.5.13分析>

〔 2004年2月13日レポ 〕


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<富岡天然温泉「湯楽とみおか」(たまごの湯)>(群馬県富岡市、10:00~22:00、800円/4h、0274-64-1926)

富岡CCの1㎞ほど北の丘の上。わかりにくいですが看板がたくさん出ています。
建物は、スーパー銭湯と日帰り温泉の中間的なもの。館内はどこか雑然としていてあまり好きな雰囲気ではないです。宿泊もでき、昨日は満室でした。
受付で、バスタオル、手拭い、浴衣、歯ブラシ、ひげそりを渡されます。(料金内)

浴室は、ラドン湯、ジャグジー、バイブラ、寝湯、薬湯、サウナ、水風呂、カラン17など。内湯に温泉槽はなく、温泉は露天のみ。
最初は正直、ハズしたか?と思いました。
ところが、この露天(たまごの湯)がなかなかあなどれないものです。
10人位の岩造り。湯滝のほか、横から塩ビパイプでドコドコとお湯が投入されており、仮設的雰囲気が渋い!。排湯はパイプと小さな湯溜め槽から。
たぶん循環ですがカルキ臭はまったくないです。高台で開放感もあって、スペースもゆったり。

お湯は、色不明(暗かったので)、笹濁り(透明度70㎝)、黒い湯の花が少々。
かすかなイオウ臭、塩味。アルカリ泉系のヌルすべ感がすごいです。食塩泉系の温まり感も強く、ヌルすべ感+イオウ臭+温まり感の3点セットで、とても好きな浴感です。

土曜17時で男湯30人以上。でも露天はわりと空いてました。(ほてるので回転が速い)
雰囲気は? 内湯温泉槽がないのと料金800円がネックですが、お湯は一級品かと。今度は昼間に攻めたいです。
PS.薬湯は強烈なのでご注意。ピリピリきます。

※ 分析書データは上記に同じ

〔 2002年1月20日レポ 〕
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