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■ 二の平温泉 「翠の宿」 〔 Pick Up温泉 〕



二の平温泉 「翠の宿」
住 所 :神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1077
電 話 :0460-82-2715
時 間 :9:00~17:00(要時間確認) / 不定休
料 金 :550円
紹介ページ (箱根全山)
紹介ページ (箱根・ニノ平小涌谷地区飲食店組合)

二ノ平温泉は昭和38年にボーリングを開始した箱根ではわりに新しい温泉地。
源泉は10本以上ありますが、確認した範囲では主力源泉は「亀の湯」でつかっている宮城野第28号で、ここもその源泉をつかっています。
強羅駅から小湧谷へ抜ける道沿い、「亀の湯」のトイ面にあるこぢんまりとした温泉宿。やませみさんのレポ情報で、非加水かけ流しということでいってみました。


【写真 上(左)】 入浴した左の浴槽
【写真 下(右)】 もうひとつの浴槽

木造の民家風の建物。すっきりとかたづいた館内は湯治宿の趣。
浴室はちいさなものがとなりあってふたつで、左のほうに貸し切りで入れました。
浴室は狭いですが、窓を開けられるので湯気は抜けます。


【写真 上(左)】 カラン
【写真 下(右)】 投入湯

源泉カランと水カランがあり、源泉カランはホースをつけて注入状態にしてあります。
タイル貼2人の浴槽に槽内吸湯はなく、全量を潤沢にオーバーフローの文句なしのかけ流し。
訪れたときは少量注入ながらゲキ熱、湯もみで対応。なお、源泉カランはMaxで15L/min程度ほども出ました。
カラン1(たぶん温泉、水カランはなし)、シャワー・ドライヤーあり、シャンプーなし。土曜12時で独占(貸切)。


【写真 上(左)】 渦を巻く内床の排湯口
【写真 下(右)】 湯色

無色透明のお湯は、微芒硝薬味+微苦味でかすかに芒硝臭。
陰イオンの成分構成は複雑ながらキシキシとよわいとろみを帯びた硫酸塩泉の浴感。
熱湯のせいもありますが、ビシっときてすっきりとあたたまります。
寝起きにはいったらきもちよさげなお湯。

正直、北毛あたりの硫酸塩泉などにくらべてインパクトはよわいような気もしますが、硫酸塩泉の特徴が出たなかなかの実力派です。
このお湯に非希釈かけ流しで鮮度よく入れる”箱根の良心”のようなお宿だと思います。

〔 源泉名:宮城野第28号 〕
Na-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉 70.0℃、pH=8.6、湧出量不明、成分総計=1120mg/kg
Na^+=258mg/kg、Cl^-=232、SO4_2^-=169、HCO_3^-=195、メタけい酸=184、メタほう酸=9.27 <H10.12.7分析>

<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:なし 循環:なし 消毒:なし

〔 2011/05/08内容補強のうえUP (2007/7/20レポ (2006/01入湯)) 〕


E139.3.10.960N35.14.22.520
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