小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

不動産の売却

2014-03-10 12:49:37 | 日記
    不 動 産 の 売 却 に つ い て  NO.345

 高齢者所有の不動産の売却が困難になって来ています。
1 物理的事情
  建物の建築経過年数が経っていて、耐震性能に問題があること。
  建物が古く、住宅を新しく取得しようとする人の需要(生活スタイル)に適合しないこ   と。  風呂・ダイニングが狭い。
  若者はマンション志向。  高齢者は家を買わない。
  物理的・経済的耐用年数は30年。  経済的な評価が出ない。
  おおむね交通が不便な地域が多い。
  管理不全で、草ぼうぼう・劣化が著しい。
2 売主の事情
  事理弁識能力に問題がある場合がある。
  脳血管障害による病人である場合・認知障害が疑われる場合など。相続登記が済んでいな  い場合。
  当事者能力の問題
  契約行為・隣地境界立会いの上で説明。
  代金決済の立会い・自筆署名ができる事。
  司法書士による意思確認。 契約行為能力の有無の判断(面接)
  不動産神話を今もって信じている人。 高く売れるし、価格は下  らないと思ってい   る。
3 環境条件
  少子高齢化になって、需要が激減していること。
  若者の所得不安(非正規社員・派遣社員)などの増加。
    いつ首になるかもしれない。  買いたくても買えない人の増加
4 事例紹介
  私が実際に経験した取引事例について、逐次紹介してゆきます。


コメント
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