禅つながりで

映画を観たからってワケではないけれど、
禅つながりで、東博の妙心寺展を観た。

行ってみて、「あっ！」と気がついた。
同じ禅宗でも、道元さんのは曹洞宗。
だけど、こちらは臨済宗。
そいでもって、千家ゆかりなのは臨済宗大徳寺派。
対して、こちらは妙心寺派。

高校時代の日本史では丸暗記しただけだったけど、
実際に映画観たり、禅寺の収蔵品を観ると、
宗派ごとに違いがなんとーくわかるような気がした。

色彩でいえば、曹洞宗はブルー、臨済宗はオレンジ。。。みたいな？
そんな感じ。

肝心の展覧会の方は2007年8月に観た『京都五山 禅の文化展』と似ていて、前半はなんとなーく眺めただけ。
袈裟が何点かあって興味深く観賞。
水墨画や狩野派の襖絵や屏風絵がよかったなぁ。
長谷川等伯のお猿さんは相国寺でも似たような絵みた。
なんか、かわいい。

あ、裏千家の呈茶が催される日もあるね。
やっぱ、禅つながりってコトで？

東博に来たら、平常展も見逃せない。
もっとも、今回は前回来た時とほとんど同じ。
竹花入「園城寺」はまだあった。
オススメは東洋館の名物裂。
シリーズ４は幾何学と縞模様。
日野間道とかね、望月間道とか鱗文の金襴とかあって、楽しかった。
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