Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

黒田家の名宝(後期)

2015年10月09日 20時48分35秒 | 茶道具以外の展覧会
☆香雪美術館 サイト
 企画展『筑前・黒田家が伝えた名宝~福岡市美術館のコレクションより~』 ※10月18日(日)まで

前期も訪れた。
今回は招待券を2枚もらっていたから。

神戸の端っこだけど、神戸の雰囲気を先輩に味わっていただきたかったから。
(お天気も青空と気持ちいい風で最高の旅のスタート)

さて、展示。

茶道具の展示替えで印象に残ったのは木之丸(渡辺)茶入の替蓋と仕覆。

春屋宗園の「渡辺記」もあるのに、肝心の茶入がないっ

衝撃だった。

他の茶入は前回見た印象がそのまま残った感じ。

やはり、視線は自然と展示替えされた絵画の方に行く。(←無意識に目新しいものに惹かれる?)

塩竃松島図屏風。江戸時代前期の作。当時の賑わいがその風俗とともに細やかに描かれていた。
茶の湯を楽しむ人も。

長谷川派による韃靼人狩猟図屏風。

たぶん、あちらから入った絵をお手本に描かれたのだろうなぁ。
異国の人々の狩りの様子が珍しい。

前期は宗英公があった辺りには、やはり狩野探幽による『獺図』。

ニホンカワウソが

等身大か

足のあたりも細かく、毛並みも細かくリアル。

カワイイというか迫力があった。

他は永楽通宝の陣羽織もよかった。

前回もだったけど、今回もサクッと30分。

まぁ、先を急ぐ旅ゆえ

次回の展示も楽しみダ
 『竹の美 茶道具を中心に』 ※10月31日(土)~12月23日(水・祝)

★香雪美術館バックナンバーリスト
2015年8月 『筑前・黒田家が伝えた名宝~福岡市美術館のコレクションより~』(前期)→こちら
2014年12月『大名茶人 松平不昧の好み』→こちら
2013年12月『「茶人 村山香雪』→こちら
2012年11月『江月・遠州 寛永文化と茶人』→こちら
2012年10月『人間国宝・江里佐代子の截金 康慧とともに伝える荘厳の美』→こちら
2012年5月『狩野派の絵画 室町から明治まで』→こちら
2011年12月『点前座の茶道具』→こちら
2009年秋『茶の湯 名碗のいろいろ 唐物・高麗・和物を一堂に』→こちら
2008年春『京焼の華 永楽家歴代の名品』→こちら
2007年秋『茶入・棗の名品』→こちら

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ガラスの茶室 | トップ | 梨木神社 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

茶道具以外の展覧会」カテゴリの最新記事