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Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

湿し灰作り2009前半

2009年08月02日 00時01分00秒 | 湿し灰
関東地方は7月半ばに梅雨明けしたというのに、その後がパッとしない。
降雨量は豪雨被害が続く西日本に比べればそう多くはないだろうが、
日照不足はたぶん記録的?

最初のうちは甘く考えていたのだが、
ここ1週間は湿し灰作りのことを思うとさすがに心配。
で、昨日。

案の定、
途中でてきたが、真夏の陽射しには程遠い。
それでも、作っちゃうところがスゴイ
しかも、昨年は日程が4日間取れたが、今年は2日間した取れないから、
短縮バージョンのウラ技
かどうかはわからないが、指示されるまま右往左往するうちに初日が終了。

★参考 昨年の前半2日間→こちら、後半2日間→こちら

今年はまず、先生から工程について講義を受ける。
(昨年は急用で先生不在のため、聴けなかった)
そして作業は既に洗った灰に水を入れて揉んで洗うところから。
もともと半人前以下なので、せめて素手で揉んで感覚つかもうとゴム手袋はせず。
(「手が荒れるよー」とか「指紋消えちゃうよー」とか心配されたけど、
ベテランさんはみなさん素手で揉んでいらっしゃるので、倣う)

沈殿待つ間に昼食、講義の続き。
で、上澄みを捨てる。
「うーむ。もう1回手揉み洗いしたいなぁ」と思ったけど、時間的にムリ。
乾かすべく新聞紙の上に広げて日光にあてるも、陽射し弱し
新聞紙を取り替えて包んでポリバケツに入れてUp。

参加者の中には1日のみの方もいて、その方たちは続きの作業。
それを見学。
コロコロ、コロコロ。
先生のプロの技、おみごと~。
ポーっと見とれていた。

帰宅後は“宿題”。
「各自、番茶を煮出してくるように」と先生からお達しがあった。

関東と関西の違いからか、はたまた単純に無知なだけなのか、
「番茶」と「ほうじ番茶」と「ほうじ茶」の区別がわからない。
何人かに聞き、先生にも聞き直してやっと「ほうじ茶でよい」と言われる。

えっと、教室からの帰宅するまでの間にお茶屋さんって、あったっけ~?
日ごろ、あまりウロチョロしないから、こういう時困るなぁと、
ターミナル駅近くのお茶屋を教えてもらい、立ち寄ってほうじ茶300g購入。

夕食後に煮出し始める。
これは、去年、教室の台所で助手の先生が煮出してるの見た。
その時の状態やお茶の濃さを思い出しつつ~。
しかし、これもなぁ。。。
まず、鍋にほうじ茶を入れて、あまりのボリュームにオドロキ
大鍋に入れ替え、水を張る。

「ひたひたでいい」と云われたって、水を張っているうちにお茶が浮いてくるし。
あまり少なすぎても、鍋が焦げつくし。
心もち水が多くなったが、その分、蒸発するまで煮出し時間を長くすればいっか。

煮出すとこんな感じ。

お玉でほうじ茶をギューギュー押さえながら煮出すこと約30分。
「真っ黒になるまで」と云われても、いくら煮出してもほうじ茶はほうじ茶。
真っ黒になんて、ならなーい。
(ってゆーか、去年見た濃ほうじ茶をほぼ同じ色に見えたし)
↑なかば開き直り

「お玉1杯分くらい取れたら」と云われても、そこまで似てたら何時間かかることやら

たとえ、「薄い」と言われてもないよりもマシかと。
↑これも、完全に開き直り

30分過ぎたあたりで火を止め、水分を回収。

↑これでも、十分だと思いません

本当は煮出した直後が殺菌作用もあっていいのだが、そうもいかぬ。
荒熱とって冷蔵庫へ。

そして、台所には未だかつてお目にかかったことのない大量な茶殻が

後半はどうなることやら。。。→こちら
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