鳩山間の田天体観測所

趣味の天体写真を中心に、遠征の記録や望遠鏡関係の工作などを載せていく予定です。

FD400mmF2.8L

2011-10-10 14:47:26 | 天体写真

自分の愛用しているレンズはキヤノンのFD400mmF2.8Lです。買ったのは1986年ですから、かれこれ25年使っていることになります。銀塩時代のレンズですから、カリカリにシャープな現在のデジタル用のレンズと比べたら、星像の甘さは致し方ないところがあります。しかし、その速写性はすばらしく、1分露光でも星雲や星団を写すことが可能です。欠点としては、大きくて重いこと、ピントの位置がシビアなことでしょう。特にピントは気温の影響を受けやすく、気温が3℃変わったらずれてしまいます。そのため、撮影には温度計を持って行き、常に気温をチェックしています。

網状星雲
キヤノンFD400mmF2.8L EOS5DMK2
3分露光×4
佐渡島・大佐渡スカイラインにて
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 上弦の月 | トップ | 400mmF2.8L(その2) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (☆hiro☆)
2011-10-15 13:02:56
大佐渡スカイラインでこのような写真をお撮りになっていられたのですか。

あまりにもの美しさに感動しました。
返信する
Unknown (間の田)
2011-10-16 17:08:28
この写真は、昨年佐渡に行ったときの写真です。雨上がりで空の透明度も良く、よい写真が撮れました。1週間滞在しましたが、晴れたのが一晩だけだったのが残念です。ヨンニッパのレンズはこのような淡い天体や動きの速い彗星に向けたとき、高い能力を出してくれます。
返信する

コメントを投稿

天体写真」カテゴリの最新記事