山路に匂う 2016-10-17 08:01:42 | つぶやき短歌 切れ切れの山路に匂うわすれえぬ思い出とびかふ青春だいて 思い出が遠くなり 薄れ行く記憶の中に 忘れたくない・・・ 捨てたくない思い出が騒ぎ・・・ 今を虚しくさせる。 ありったけの日差しを抱いた 山肌のもみじの匂いが 儚く迫る。 あの時・・・ あの頃の・・・ 忘れ得ぬ思い出が過ぎる。 道々口ずさむ歌を交えて 淡い秋の日に憩う。