なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

天文学的数字?ですよね

2010-03-24 02:39:41 | Weblog
 囲碁で出現する形、マア棋譜的な同一の物は無くて天文学的数字の棋譜が出来る・・・ということは俗に言う361!を計算して数字で表すことが出来たとしてもイメージとしてとらえられないくらいの数ということらしい。
 実際に現在みたいに世界中で囲碁が打たれているので本当に同じ棋譜は出現しないのかどうか疑問に思ったりして・・・。
 でもまあ自分の囲碁では同じものはこれまで無かったし、これからも無いでしょう。
  同様に、自分で見たり記録としての棋譜でも同じものを見つけたことが無いと言うことは、これからも発見することは無いのでしょう。
 また仮に、仮に同じ経過をたどる碁が出現していたとして、ある時期ある時代に出現した棋譜Aとどこかの時代のどこかで打たれたBという囲碁が同一であると確認できる人はまずはいないでしょう。
 そういう意味で、確率的に天文学的な数字であると言う意味で同じもなは発生しないと言う事と同時に、仮に発生しても確認しにくいとう感じですね。
 例えが適切かどうかは分かりませんが、世界中の砂の粒を比較して同型同重量同成分を探すようなものでしょうか。
 
 ただ素人的には同型の物が発生しないもう一つの理由も存在して欲しいと思っている。
  それは将棋を例にとると・・・多くの将棋は初手7六歩で始まるか2七歩で始まります。
 たまにはそれ以外の5六歩もあるかもしれませんが、序盤の始まりはパターンが少ないし、手数も囲碁程は長くは無い。
 取った駒を再度使えると言う特殊なルールがあるにしても、少なくともプロの将棋では同じ軌跡を辿って同じ形で終わる将棋は無い筈です。
 つまりある経過を辿った場合、どういう結果になったかという記録が知られている事が多い。
  特にネットで記録を入手できる、その記録を整理できるのですから、過去に指された記録通りの進行で負けると言う愚行をプロたるものする筈が無い。
 ということは途中までは同じであってもどこかで新たな工夫がある、あるいはその棋士なりの変化が加えられている筈なので同じ棋譜は発生しない筈。
 それが進化的に変化している筈ですね。

 囲碁の場合も少なくともプロの場合はそうでしょうね。
  ザル世界の住民には頭ではそうに違いないとは思いますが。
 自分の碁についてはそこまで厳密に研究した結果では無いにせよ同じ碁にならないのは、相手があると言うこともありそうです。
 お互いに別の道を辿ろうとするという意味で。
  但し、例えばネットでお馴染みのMさんとは多分100局くらいは打っている筈ですが、同じにはならない。
 これがたいていの碁で私は2連星、Mさんは星+目ハズシで始まりますから初めの4手までなら同じ碁はたくさんありますが、やはり毎回どこかで変わって行く・・・お互い工夫していると言えれば良いですが。
 それでも勝ったり負けたりしているのですからお互いの努力と工夫の結果ということにして置きたいです・・・無理かもしれませんが。

 ところでネットで久し振りに2子でおしえてもらいました。
 相手のFさんとは先でも打った事はありますが、正直先では黒を持っても荷が重いので、2子は適当な手合いでしょう。
 この立ち上がりは白1で星に打ち黒が残りのアキ隅の星に打ったとして、ここまでは良くあるパターンで白3で黒2の星に小ケイマでかかったとして・・・私はまずは1間に挟む・・・そして白に3三に入るのか1間に上に跳ぶのか、それとも別の手を打つのか訊くのですが。
 これがKさんの場合は違う
 (私とFさんの碁が終わって直ぐ後にFさんとKさんの2子局が始まったので観戦出来たのです)
 Kさんの場合は黒4で小ケイマにかかった白3の石の上につけ白5ハネの時に黒6切り違いが彼流のパターン。
 ここまでで私とKさんで違う道を進むことになります・・・それでも毎回同じ結果にはならないのですから面白いです。

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