flying couch -空飛ぶカウチ-

国際結婚・カナダでの生活・カナダ移民Q&A・ 英会話のススメ・初子育て体験etc. 日々の雑感の気ままな記録です。

大発生×大発生

2007-07-29 07:34:49 | つぶやき-日々の雑感-

今年の夏は「蚊」が例年になく大発生!!!
去年の冬例年よりもたくさんの雪が降り、蚊が発生するのに適した水場がたくさんあったのが原因の1つといわれています。
おかげで例年よりも湿度も高め...

我家のまわりにいる「蚊」は、日本の黒くてシマシマの蚊と違って、薄茶のどでかい蚊。
さされるとちょっと痛いので、「あ」とすぐ気付き、動きもにぶくて結構簡単に捕まえることができます。
中にはあまりに大きくて「つぶすのがちょっと気持ちわるい」と思ってしまうのもいますが...

日中は彼らにとって(も)暑すぎるらしく、木陰に潜んでいるのであまり害はないのですが、夕方、ちょうど人間にとっても過ごしやすくなって、皆が庭でくつろぎだす時間にそろって登場する彼ら...
車で移動すれば、停車したとたん周りにたくさん集まってくるのが見え、ドアが開くと、わらわら中に入ってくるし、庭ですずんでいてもあんまりたくさんいて虫除けスプレーや蚊取り線香でも追いつかない...
せっかく夜10時頃まで明るくて快適な夏の夜、楽しみ半減&本当に不愉快で困っていたのです...

が....
ほんの1週間頃から、今までみたことのないぐらいたくさんの「とんぼ」が姿をみせるようになりました。
なんだか細めの茶色のとんぼなのですが、本当にいたるところに飛んでいてびっくりします。

この大発生×大発生の効果とは...

もうお気づきかと思いますが、「とんぼ」は「蚊」を食べる!!
ということで、とんぼが登場してから蚊の数がめっきり減って、その被害も少なくなりました。

自然ってすごいな...
でも、次に「とんぼ」を食べるなんかが大量にでてきたらちょっと怖いかも...


「人間の足指いり」カクテル

2007-07-23 08:00:50 | はじめまして
2週間休みをとってYukon(ユコン準州)やアラスカに旅行にいっていた同僚。
「研修時代を過ごした時は怖くてできなかったけど、今回はできた!」
と嬉々としていっているので何のことかと思ったらDawson Cityにある Sourdough Saloonというところで味わえるSour Toe Cocktailのことでした...

これはずばり、「人間の足の指」がはいったカクテル...
とはいっても、ミイラ化して保存してある足の指を、ウォッカ等のピュアアルコールに入れて(どのアルコールがいいかは好みで選べるらしい)飲むというもの...
で、その後は、オーナーが足の指を消毒してまた次の客がくるまで保存...
なにしろこれには、「指が唇にあたること」という決まりがあるらしく、それができるとofficial certificateをもらえるらしい...
で、そんなんもらって何になる!!??と思った人のために説明すると
この「指」はリクエストに応じて世界の各都市に出張サービスすることがあるらしく、official certificate保持者がたまたま指の出張している都市に居合わせた場合は、無料でSour Toe Cocktailを楽しめるらしい...です。
そんな確率って一体...
ちなみに価格は10ドル...

なにしろ、1973年に始まったとされる、Sour Toe Cocktail...
「初代」のtoeについては、事故で足の指を失った炭坑夫の指が初代だったとか、stampederが凍傷でなくした指が初代だったとか色々な説があるそうです。
が...現在は事故でtoeをなくした人からtoeが寄贈されてくるそうです...

興味のある人はこちらで写真がみれます...

私は...
絶対無理そう...

誕生日と行けなかったお葬式

2007-07-12 02:25:50 | つぶやき-日々の雑感-


先週末、私の誕生日を家族&義理の両親&義兄familyにお祝いしてもらいました。
MJは何度説明しても「my birthday」とゆずらなかったのですが、
他の人の行動をみていてようやく誰の誕生日かわかり「mommy's birthday. happy birthday mommy. open the present!」とうきうきに...(ちなみにopen the presentっていうのは過去の経験から言っているだけで、MJがプレゼントをくれながら言ったわけではないのがミソ...)
義母に好物料理を作ってもらい、お気に入りのワインを飲んで家族でいいお誕生日を過ごしました。

その翌日、日本からメールが...
大好きだった祖母が亡くなったという知らせでした。
前から容態が悪かったので覚悟はしていたものの、いざとなるとやはり辛いものです。

お通夜やお葬式に参列するために移動中の家族とはなかなか直接話せず、詳しいことが何もわからなかったのは想像以上に辛い体験でした。
そして、「喪」の作業を一人ですること...これは大変なことですね。
お通夜やお葬式を通して、故人を知る家族が「日常を止め」集まって、皆で一緒に喪の作業をするということの心理的な意味を痛感しました。
カナダの家族も一度祖母に会ったことがあって、とてもいい関係を築けたので、皆祖母のニュースを悲しく受け止めたし、私にとってどういう意味があるかもよくわかってくれたのですが、それでもこちらでは「日常は止まらず」私は一人取り残されたように喪の作業をすることになりました。

家で涙がでてしまうとMJが「mommy crying. are you done crying mommy? MJ is happy, mommy is happy, too!」と言って心配し、ハグしたりキスしたりしてくれるので、MJに心配かけたくない...と思うように涙も流せずにいましたが、2日かけてそれなりに消化したと思っていた私...

ニュースを知ってから初出勤日。
MJを預けて、一人高速にのり、お気に入りのCDをきき大声で歌いながらいつものように運転していた私。
ところがしばらくして、何かに打たれたような感覚がおき、自分の身体感覚や周囲のものの「現実感」がいっきになくなってしまって、運転しているのが自分ではないような感覚に襲われてしまいびっくりしてしまいました。
「運転してる」「運転してる」と何度も何度も大声でいいながらようやく職場に到着。自分の部屋に入るものの、とても集中できる状態ではありませんでした。
上司に話してその日の午後と翌日を休みにしてもらい、運転するのも心配だったので義父に迎えにきてもらいました。

MJは約束の時間までみてもらうことにし、家に帰って1人でじっくり喪の作業をし、その日の夜葬儀を終えて帰宅した母と電話で話して詳細を聞くと、ようやく心の状態が落ち着いたという実感ができました。
今思うと、運転中の出来事は「離人感」とよばれるもの(鬱病や統合失調症でみられることがある症状ですが、健康な人でも疲労時やストレス時で体験することがある)だったのだな...と思います。クライエントがいうのを聞くことがあっても自分で体験したのは初めてなのでびっくりしてしまいました。

行けなかったお葬式を通して、お通夜やお葬式といった慣習の心理的な意味を痛感した数日でした。

ポジティヴスイッチ☆

2007-07-02 02:29:41 | お仕事の時間

ようやく仕事や職場の人間関係に慣れてきたこの頃...
なかなか不思議な疲れ方をしている自分を発見しました...
というのも、職場では常に「ポジティヴスイッチ」がonの状態なのです...

ポジティヴスイッチがonの状態とは...
「that’s great!」「perfect!」「that’s wonderful」「thank you soo much!」等々という系列?の発言を1日に数えきれない程する状態のこと...
1日どれほどこういう発言をしていることか...
もともと「ポジティヴな職場環境が仕事のストレスを軽減し、チームワーク&仕事の効率をあげる」という共通の理解のもとで、皆で意識的にしているといえばそうなのですが、もうすっかり板についてしまっている皆と比べると私はまだまだ半人前…

まさに子育てでMJに対する私の態度と似ているといえば似ているので、MJである程度の練習ができているといえばそうなのですが...
やっぱり常にポジティヴオーラを発揮しているだけでなく、それを常にばりばり表現していくというのは、なんだかエネルギーを消費することを発見...
しかも、仕事の内容でネガティヴな事柄に触れることが多いこともあって、そのギャップがまぶしすぎる...
どうりでこの仕事を始めてからやたらとお腹が減るわけだ...

この週末、ポジティヴスイッチをほどよくoffにして休むことにします...