アイヌ民族の現状は 博物館学芸員ら研修 様似 (05/13 14:10)
【様似】本年度の日胆地区博物館等連絡協議会の総会と研修会がアポイ岳調査研究支援センター(平宇)で十二日開かれ、同地区の博物館学芸員ら約三十人が参加した。
同協議会は博物館など文化施設の交流を目指し、研修会を年数回開いている。今回は様似町アイヌ生活相談員の大野徹人さんが、アイヌ民族をめぐる昨今の動きを解説した。
大野さんは「二〇〇七年の『先住民族の権利に関する国連宣言』採択以来、アイヌ民族を先住民として支援する政策作りが進んでいるが、国内には専門の支援機関がない」「都市部と比較し、地方ではアイヌ文化の後継者育成が課題」などと指摘。ほかに北海道の土壌と米作りに関する講演もあり、参加者は真剣に聞き入っていた。(岡高史)
【様似】本年度の日胆地区博物館等連絡協議会の総会と研修会がアポイ岳調査研究支援センター(平宇)で十二日開かれ、同地区の博物館学芸員ら約三十人が参加した。
同協議会は博物館など文化施設の交流を目指し、研修会を年数回開いている。今回は様似町アイヌ生活相談員の大野徹人さんが、アイヌ民族をめぐる昨今の動きを解説した。
大野さんは「二〇〇七年の『先住民族の権利に関する国連宣言』採択以来、アイヌ民族を先住民として支援する政策作りが進んでいるが、国内には専門の支援機関がない」「都市部と比較し、地方ではアイヌ文化の後継者育成が課題」などと指摘。ほかに北海道の土壌と米作りに関する講演もあり、参加者は真剣に聞き入っていた。(岡高史)
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