アニキがスタメン外れて連続フルイニング出場ストップの試合、ブラゼルの場外弾で逆転勝ち、阪神

今日は阪神にとって大きな出来事がありました…。

阪神・金本「『僕は外れます』と伝えた」　連続フル出場がストップ

今日のスタメン発表でアニキの名が無く、スタメンから外れた。
これで連続フルイニング出場が１４９２で止まったのだ。
４番には新井が入り、レフトのポジションには葛城が入った。


アニキの事については後ほど書くとして…
試合は予想通りエース被れさんが２回り目に捕まって、直後にブラゼル・桜井の連打で追い付く展開。
しかしまたエース被れさんが早川にツーランを許し２点のビハインド。

１点返して迎えた８回表。
横浜３番手の桑原から、先頭の鳥谷がフォアボールを選ぶ。
新井は倒れたが、城島がレフトへヒットを放ち１・３塁のチャンス。
そしてブラゼルが０－２からの３球目を捕えると、右中間スタンドの場外へスリーラン。
一気に６－４と逆転に成功。
なおも桜井がヒット、葛城が送ってツーアウト２塁の場面。
ここでピッチャー（西村）に代わってアニキが代打で登場。
結果はセカンドゴロに終わった。
が、代打でアニキが告げられた瞬間、横浜スタジアムは大歓声に包まれた。

阪神は９回にも２点を追加。その裏は球児が締めて８－４で勝利。
ハマスタでの２連戦を１勝１敗で乗り切った。

試合については、今日は打線が上手く繋がった。
４番の新井は９回のヒット１本だったが、３番の鳥谷は２安打２四球で４回出塁。
５番に入った城島は２安打、６・７番のブラゼル・桜井はそれぞれ３安打ずつ。
特に桜井は忠実にセンター返しのバッティングでタイムリー２本と内容も良かった。
そして一振りで決めたブラゼル。確かに三振も多いが、ツボにハマった時の一発はやはり武器。
振れている内はやはり６・７番で置いておきたい選手。


さて、アニキの件について。
やはり昨日の８回裏の返球が決断に至った要因なのは間違いないだろう。
この決断は当然辛いものだったとは思う。
現状、監督コーチ陣が説得出来ない以上、本人の意思しか止めるものが無かったのは残念ではあるが。

しかしこれは野球人生の終了ではない。今日を持って引退する訳ではないのだから。
まだ連続試合出場は１６３８試合と継続中である。
色んな意味で重圧が抜け、これで本当にチームのために野球をすることが出来るはずだし、
阪神タイガース自体も一つ引っ掛かっていた重荷を降ろすことが出来たのだから、当然勝つための野球をしなければならない。

読売と1.5ゲーム差の２位。
来週は地元甲子園に帰って、広島・中日との６連戦。
特に中日には前回のナゴヤドームで散々やられているので巻き返してもらいたい。

最後に。
エース被れさんよ、２回り目で毎度同じようにお捕まりになるのは何とかならんのか？？