20101031予想

昨日は福島９でロケットダイヴの単勝はゲットしたが、他が全然ダメ。
今日は天皇賞。…って予想はそんなにヒネってません（苦笑）


＜10/30　今日の勝負レース＞

京都６Ｒ　３歳以上５００万　Ｃ

ハリウッドスターが人気だが勝ち味に遅い部分があるし、
他に人気を集めそうな馬が初ダート。それなら狙いを変えてみたい。

本命はボーカリスト。
札幌での３走は１１，９，１０着と大きく負けているが、５走前に同じ１９００ｍで２着の実績ある。
その時に負けたメガロスバンダムはその後の１０００万でも好走している。
ここはメンバー的にも十分通用。

◎１２．ボーカリスト
○　６．スペシャルロード
▲１１．メイショウユウシャ
△　５．ハリウッドスター
×１０．メイショウスクラム


＜その他注目レース＞

東京１１Ｒ　天皇賞（秋）（ＧⅠ）　Ｃ

まぁ色々考えたが、やはり宝塚記念で馬券圏内に入った２頭は普通に上位なのではないか、という結論。
その中で札幌記念でも強い勝ち方を見せたアーネストリーを本命にしたい。
体質が弱くて中々レースを使えなかったが、昨年の秋から馬が変わって６戦４勝。
そして前からレースを進められるという利点は活きるのではないだろうか。

相手は当然ブエナビスタ。
ドバイ帰りで全然デキが良くなかったヴィクトリアマイルを大外から差し切った。
さらに宝塚記念でも内でじっと我慢して、アーネストリーとの２着争いは制している。
９月から相当乗り込んできているので、調整に抜かりは無さそう。外せない。

あとはジャガーメイル、キャプテントゥーレあたり。
一発期待はトウショウシロッコ。

◎１２．アーネストリー
○　２．ブエナビスタ
▲　３．ジャガーメイル
△１６．キャプテントゥーレ
×　９．トウショウシロッコ

日本シリーズ第１戦、吉見を攻略してロッテが先勝

今日から開幕した日本シリーズ…って何かドラフトの後に日本シリーズって違和感あるな。。。
セリーグ優勝の中日と、パリーグ３位のロッテが対戦。
中日は吉見、ロッテは成瀬の両先発で始まった。

今日は両エースの対決だったのでそんなに動かないと思っていた。
が、米ワールドシリーズ同様、２回から試合が動く展開。

今日の試合を一つ決定付けたのはやはり、３回裏の里崎のバント処理ではないだろうか。
立ち上がりから良くないまま、３回を投げて３失点した吉見をあっさり見切って、代打に小池を送った中日。
その小池が期待に応えてライトへのヒットで出塁した。
２回表から得点が入り続けていて、味方打線に勝ち越してもらった成瀬にとっても嫌な展開。
中日はとにかく追い付きたい、ということで１番の荒木に確実に送らせて後続勝負を考えていたはず。
その４球目、高めの真っ直ぐを荒木はバントしたが小フライに。
この打球を里崎が飛び込んでキャッチ。そして両足が地面に着いた状態で１塁へ送球。
飛び出した１塁ランナーの小池を刺してゲッツー完成。これで中日の流れが切れた。

勿論、６回表に出たロッテのキーマンである西岡のタイムリーも大きかったが、
やはり里崎のダイビングキャッチだな、今日は。

ロッテは得点こそ５点だったが、先発野手は６番の金泰均以外のバッターがヒットを放って１３安打。
特に２番を打つルーキーの清田は流れを再び呼び戻す同点ホームランを含む２安打、
そして５番の今江。打っては３安打、１打席目にも先制点に繋げる送りバントを決めた。
でもやはりロッテは西岡がこのチームを引っ張ってきた。西岡がこれからも試合のカギを握るのは間違いない。

成瀬はクライマックスシリーズで投げた３試合より真っ直ぐが走っていた。
２回裏に和田、谷繁に一発を打たれてしまったが、その２点で５回を凌いだ。

そして６回以降はクライマックスシリーズでも見せた継投策。
薮田・内・伊藤の３人は６回から８回まで１イニングずつ投げ、それぞれ３人で片付けた。
西村監督はこの３人と小野に対して信頼しているからこそ、６回表に成瀬の打順で代打を出せたのだろう。

一方の中日。
今日は兎にも角にも吉見が悪過ぎた。
立ち上がりから真っ直ぐが走らないし、フォークは高めに抜けていた。
勝ち越してもらった直後の３回表に、高めに抜けたフォークを清田に打たれた。
今日の内容なら３回で代打を出されても仕方なかっただろう。

それよりも打てなかった打線。
特に和田の前にランナーが出なかったのが痛かった。和田が振れていただけに。
ただ、復帰してきた井端はノーヒットだったが、持ち味であるファールでカットするのが出来ていた。
今日の内容なら２番に戻してみても良いのではないだろうか。

さて明日の第２戦。
中日はほぼ間違いなくチェン、ロッテは中日に相性が良い渡辺俊を千葉マリンに回してマーフィーか。
いずれにしても先発ピッチャーのデキが勝敗を分けそうだ。

20101030予想

先週は日曜も良くないまま終わってしまった。はぁ…
今週は天皇賞…だが、台風の影響で東京は中止。京都と福島から何か拾えれば。


＜10/30　今日の勝負レース＞

京都１１Ｒ　スワンステークス（ＧⅡ）　Ｃ

狙いはヘッドライナー。
前走のスプリンターズステークスは大敗。
先行出来ずに自分の持ち味を発揮できなかった。度外視。
本来のように先行出来れば力は出せるはず。ＣＢＣ賞勝ちの実績ある京都で再度。

◎　７．ヘッドライナー
○　８．アーバニティ
▲　６．エーシンフォワード
△１１．プレミアムボックス
×１２．マルカフェニックス


＜その他注目レース＞

京都７Ｒ　３歳以上５００万　Ｄ

ここは一発期待でジュヴェビアン。
ダートは初となるが、デビュー戦勝ちが重馬場だったこともあってこなせると思う。
ここはメンバー的にもいきなり通用する。

◎　６．ジュヴェビアン
○　１．プリティカポレイ
▲　９．ビップピュアレディ
△１１．アルデュイナ
×　３．ピースエンブレム


福島１１Ｒ　三春駒特別　Ｅ

福島はやはり前有利と見て、イイデエースを狙う。
前走のライラック賞は大敗したが、先行出来れば戦えるはず。

◎　８．イイデエース
○　９．ハイタッチクイーン
▲１０．ダルニム
△　６．マイネエアウエイ
×　４．アグネスミヌエット
×１１．マジックビクトリア

星野仙一氏楽天監督就任に思うこと。

今日、前阪神シニアディレクターの星野仙一氏が楽天の新監督に就任した。
年俸１億５０００万の１年契約。背番号は阪神時代と同じ「７７」。

今日の会見では、
「若い選手と戦い、成長するのがロマン。
やりがいのあるチームだし、腕の見せどころ。
私自身にも期待しているし、東北を熱くするのが仕事だ」
と語った。

三木谷浩史球団会長は
「強い統率力、戦略的な頭脳がとても重要。最適な、強いリーダーを迎えることができた。
星野色に染めてもらい、どんどん若手をしごいてほしい」と話した。


まぁ相変わらず発言が良い意味でも悪い意味でも「熱いな」というのが見ての感想。

この人については何時まで置いてるんや、と以前から発言してきたので、
阪神ファンの私としてはやっと去ってくれたか、と同時に、
阪神球団の上層部がやはりトンチンカンやということを改めて確認出来た、阪神退団会見からの数週間だった。

何故そう思うのか？それは以下の２点から。

・シニアディレクターに就任してからの７年間での阪神での貢献度

２００２年に阪神監督に就任し、２年目の翌年に１８年ぶりのリーグ優勝を果たした。
が、体調不良を理由に監督を退任し、翌年からオーナー付きシニアディレクターに就任。

しかし、２００４年から今年までの７年間で彼がやった仕事と言えば…
汐留のテレビ局のニュース番組に頻繁に出演し、球界のご意見番的存在になっていたのと、
ヒット＜デットボールの助っ人（'04キンケード）、アテネ五輪の日本戦がベストピッチだった豪州のエースピッチャー（'06オクスプリング）の獲得くらい。

そして２００８年、北京五輪の監督に就任したが結果は４位。
その後の振る舞い等々については以前記事にしたのでそちらを参照願おう。

いずれにしてもシニアディレクターでの７年間で彼は阪神に対して何もやっていない。
ただ年間８０００万（推定）の年俸を無駄に払い続けてきただけだ。都合５億円近くの金がムダ。


・昨秋、三木谷球団会長との会食

北京五輪の一件についてもそうだが、昨年１０月だったと思う。
ちょうどノムさんがシーズン限りで解任されるという話題が上がっていた時期だった。

そんなタイミングでこの人、事も有ろうに楽天・三木谷球団会長と会食をしていたのだ。
さすがにすぐに、という訳にはいかなかったのだろうが、星野氏が楽天監督に、という話が挙がった時に、この事を思い出した。
今ならつじつまが合う。


勿論、阪神ファンとしては負け犬体質のチームを２年間で改革してくれた事には感謝する。
が、シニアディレクターとしては何もしていない。追い出すのが遅すぎた。
一体、阪神の球団上層部は星野氏に何を求めていたのだろうか？未だに疑問だ。

まぁ楽天は他球団と違って、言葉は悪いが収入重視で上層部が野球をやっている。
だから結果が出なかったら１年でクビを切られる。
チームを代えるためには血の入れ替えが必要だ、と言っていた星野氏に対し、三木谷氏が「投資」をするのであろうか？
甚だ疑問に感じる部分だと思う。楽天は来シーズンも苦しい戦いを強いられそうだ。

明日はドラフト。早稲田大の大石を一位する予定の阪神だが…獲れるかのぅ？
今年は話題に挙がっている３人以外にも良い選手がいる。良いドラフト戦略になれば良いのだが。

20101024予想

昨日は一日ダーツやってたので、馬券は先に仕込んでたが、８Ｒのアンヴァルト馬券道場単勝のみ。。。
今日は何か良いのを拾えれば。


＜10/24　今日の勝負レース＞

東京１１Ｒ　ブラジルカップ　Ｄ

狙いはトーセンアレス。
３歳勢の中ではダートでトップクラスの実力を誇る。
前走のジャパンダートダービーは流れに乗れずに５着に終わったが、距離は伸びても対応可能。
初の古馬との対戦になるが、ここでも通用。

◎１５．トーセンアレス
○　３．メイショウクオリア
▲１２．エアマックール
△１６．シビルウォー
×　２．インバルコ
×　５．マイネルアワグラス


＜その他注目レース＞

京都１１Ｒ　菊花賞（ＧⅠ）　Ｅ

皐月賞馬、ダービー馬がいない。
ということで、前哨戦の神戸新聞杯を快勝したローズキングダムに人気が集中。
ただ、この馬が３０００ｍで同じパフォーマンスを示せるのか？どうも勝つイメージが出来ない。
狙いは別の馬を考える。

本命はビートブラック。
血統的には母父にブライアンズタイムがいて、長距離に適していると思う。
前走の兵庫特別は雨の中でのレースだったが、力強く抜けだしての快勝だった。
メンバーは強化されたが、この馬でも通用すると思う。

◎１２．ビートブラック
○　１．ヒルノダムール
▲１０．ローズキングダム
△　８．トレイルブレイザー
×　３．クォークスター
×　５．シルクアーネスト

20101023予想

先週は日曜に京都競馬場に行ってましたが、馬券は良くないまま終わった…。
どうも今年は現場に行くと捏ねくり回し過ぎてダメやなぁ。。。
今週は菊花賞。…ってテレビで見ますが（苦笑）


＜10/23　今日の勝負レース＞

京都１１Ｒ　室町ステークス　Ｃ

穴でクイックリープを狙いたい。
３走前に府中で準オープンを勝ってオープンに昇級。
オープン初戦となった２走前の千葉ステークスでは６着だったが、勝ち馬とはコンマ３秒差。
前走は休み明け、斜行してリズムが崩れたとのこと。何もしていない。
千葉ステークスの内容から１２００ｍでも対応可能。外枠も良いだろう。穴で。

相手は人気どころに手広く。

◎１３．クイックリープ
○　３．セイクリムズン
▲１０．アースサウンド
△１１．ニシノコンサフォス
×１４．エノク


＜その他注目レース＞

京都９Ｒ　三年坂特別　Ｄ

ここはドリームカトラス。
休み明けだが、何と言っても３走前の５００万での勝ち時計１分３３秒０が光る。
２走前は重賞、前走は２０００ｍでしかもスタートで後手を踏んだのもあり度外視。
マイルに戻して見直し。

◎　１．ドリームカトラス
○　２．ミッキーチアフル
▲　７．パープルタイヨー
△　８．カネトシディオス
×　４．アドマイヤテンバ
×１１．リバーハイランド


福島１１Ｒ　会津特別　Ｄ

先行したい馬が揃った。かなり前は速くなりそう。
ここはビバサムシングに期待。
昇級戦となるが、前走の札幌・礼文特別では好位から抜け出しての勝ち。
前走のようなレース運びが出来れば、昇級のここでも通用する。

◎　６．ビバサムシング
○　９．ブルームーンピサ
▲　１．リネンパズル
△　４．オレンジティアラ
×　２．バロンダンス
×　３．バンガロール


東京１１Ｒ　富士ステークス（ＧⅢ）　Ｅ

かなりの混戦模様。
それなら２年前２着の実績を持つリザーブカードでも足りる。
前走の関屋記念では大外から追い込んでの３着。直線長い府中のここでも。

◎　１．リザーブカード
○１２．スピリタス
▲　７．ショウワモダン
△１６．サンカルロ
×　２．セイクリッドバレー
×　７．リルダヴァル

20101017予想

明日は京都行くけど、馬券は府中中心？（笑）


＜10/17　今日の勝負レース＞

東京７Ｒ　３歳以上５００万　Ｃ

クレバーサンデーを再度狙う。
前走は好位からレースをして、ゴール寸前まで踏ん張った。
５着だったが勝ち馬とはコンマ１秒差。
府中は１度走って５着。１月のクロッカスステークスだったが、最後不利を受けてのもの。
ここは十分勝ち負け。

◎１１．クレバーサンデー
○１３．セイウンジャガーズ
▲１４．マックスバローズ
△　１．クロフォード
×１８．ロードカイザー


＜その他注目レース＞

東京１１Ｒ　府中牝馬ステークス（ＧⅢ）　Ｄ

ここは穴でウェディングフジコ。
前走のクイーンステークスは終始外を回ってチグハグな内容だった。
今回も同じ１８００ｍ。春先の重賞では連続して馬券圏内に入っている実績もある。
ここで通用しても不思議ではない。

◎１２．ウェディングフジコ
○１３．テイエムオーロラ
▲１１．コロンバスサークル
△　４．ニシノブルームーン
×　３．ブロードストリート
×１７．ブライティアパルス

20101017 PickUp牝馬限定戦

今日呆気無くお負けになったどっかの阪神（笑）とかいう野球団はスルーして、
明日はこのレースを見るために京都競馬場へ行ってきます。


京都１１Ｒ　秋華賞（ＧⅠ）　Ｅ

やはり注目は２冠馬アパパネの史上３頭目の３冠達成の可能性だろう。
前走のローズステークスも現場で見たが、完全に今回を見越した造りだった。
４着だったが、悲観する内容ではなかったと思う。
阪神の外回りから京都の内回りにコースが変わるのもこの馬にとっては良い方向へ向くだろう。

ただ、アパパネ本命では面白みに欠ける。
ということで本命は少しひねってみようと思う。

本命はアグネスワルツ。
この馬がやらなければいけない事、それは自分で逃げて速い流れを作って粘り込む。
それが前走のローズステークスではトゥニーポートがいたとは言え、簡単に控えて自分の流れに持ち込めなかった。
敗因はそれに尽きる。
今回はトゥニーポートもスマートシルエットも除外。
他に逃げそうな馬が見当たらず、単騎での逃げが濃厚。自分の形に持ち込めば。

相手はオークス以来となるがサンテミリオン。
徐々に力を付けてフローラステークス、オークスと連勝してきた。
オークス以来だが、このローテーションでもテイエムオーシャンやカワカミプリンセスなど勝っている馬がいる。
休み明けでも実績を重視して。

◎　９．アグネスワルツ
○　５．サンテミリオン
▲１５．アパパネ
△　４．アプリコットフィズ
×　３．ショウリュウムーン
×１１．エーシンリターンズ


東京９Ｒ　サフラン賞　Ｅ

ここはスピードリッパーに期待。
前走で未勝利を脱出したが、その未勝利戦では間を割って良い脚を使った。
広い東京コースに移っても問題なくこなせそう。

◎　３．スピードリッパー
○１１．ライステラス
▲　８．マリアビスティー
△１３．ニシノステディー
×１２．ハタノファベルジェ
×１６．デルマドゥルガー

20101016予想

先週は全く良いところ無かったな…。
明日は京都遠征なので、傾向掴んでおきたいところ。


＜10/16　今日の勝負レース＞

京都９Ｒ　堀川特別　Ｄ

狙いはオメガブルーハワイ。
前走の夕月特別では５着。終始外々を回らされる展開になった。
今回も外を回る展開にはなるだろうが、直線平坦の京都に戻って再度。

◎１０．オメガブルーハワイ
○１２．コンカラン
▲　７．クリスティロマンス
△　３．スイートマトルーフ
×　６．アンプレシオネ
×　８．ラインドリーム


＜その他注目レース＞

京都１１Ｒ　デイリー杯２歳ステークス（ＧⅡ）　Ｅ

素質ある馬が揃った。中々の混戦模様。
狙いはトップシャインに。
９月に阪神の未勝利戦を勝ったが、追い出してからの反応が良く、最後は抑える余裕を見せた。
着差以上に強い内容。重賞のここでも十分通用する。

◎　４．トップシャイン
○１２．レーヴディソール
▲　６．メイショウナルト
△　１．トラストワン
×　５．グランプリボス
×１０．クリーンエコロジー


東京１０Ｒ　秋嶺ステークス　Ｄ

ここは実績馬がハンデを背負わされた。
ということで狙いは昇級した馬から買ってみたいと思う。

狙いはピースオブパワー。
７月の函館・津軽海峡特別以来の実戦だが、その津軽海峡特別は終始内で我慢して直線抜け出す強い内容やった。
府中でも３走前に差し切った実績があり、ここで通用しても。

◎　９．ピースオブパワー
○　３．インオラリオ
▲　４．ロラパルーザ
△１５．ユノゾフィー
×　５．カネスラファール
×１２．ツバサドリーム

パリーグクライマックスシリーズ第２戦、昨日に続いてロッテが制してファイナルステージ進出

今日のパリーグクライマックスシリーズ第２戦、昨日に続いて延長戦に突入する本当に良い試合でした。

試合は立ち上がりから今日も西武ペース。
ロッテの先発・マーフィーの調子が今ひとつだったのもあり、初回に３点を先制。
３回裏にも、西武が今日指名打者でスタメンのブラウンが犠牲フライを放って４－１。

一方、ランナーは出るが中々岸を攻略出来ないロッテ打線。
５回まで今江のソロホームランによる１点のみ。

しかし、岸に疲れが見え始めた６回からロッテが反撃を開始。
サブローのタイムリーツーベースで１点を返すと、
続く７回、先頭の大松がツーベースを放つと、続く途中出場の里崎がタイムリーを放ってついに１点差。

そして９回表。
西武のピッチャーは昨日抑えに失敗したシコースキーではなく、セットアッパーの長田。
その代わりばな初球、この回先頭の里崎がレフトスタンドへの同点ホームラン。

そして１１回表、ツーアウト１・２塁からこの日チャンスで凡退していた井口がショートの頭を越えるタイムリー。
ついにロッテがリードを奪うと、その裏を小林宏が締めてロッテが勝利。
連勝でクライマックスシリーズのファーストステージを突破。１４日から福岡でソフトバンクと対戦する。


ロッテは先発のマーフィーが立ち上がりから苦しいピッチング。
初回に３点を失うと、３回にもあっさりブラウンに犠牲フライを許して３点のビハインド。
苦しい展開だったが、４回からマウンドに上がった渡辺俊が相手の流れを止めた。
すると打線にも良い流れが来る。
中々攻略出来なかった岸に対し、６、７回と１点ずつ返してついに１点差。
そして９回、昨日の同点タイムリーに続いて里崎が同点ホームランを放った。

同点になればやはりロッテの流れ。
１１回表、先頭の大松がヒットで出ると、続くバッターは同点ホームランの里崎。
フリーで打たせるかとも思ったが、引き分けでは負けに等しいロッテ。
３打数３安打の里崎にバントを指示。確実に送ってワンアウト２塁の場面を作る。
西岡を敬遠し、清田は倒れたが、続く井口がショートの頭を越える勝ち越しタイムリーを放った。

９回までで攻撃のミスが何度もあった。
が、それを補うだけの集中力がロッテにあったのだろうと思う。
１１回裏のノーアウト１塁での西岡のファインプレーなんかはその象徴だった。

ファイナルステージは福岡でソフトバンクとの対戦。
レギュラーシーズンは９勝１５敗と相性は良くない。１勝のアドバンテージが向こうにある。
劣勢なのは勿論否めないが、この２試合で見せた執念を出せれば日本シリーズに上がる可能性も十分ある。

一方の西武。
２試合共に先制して流れを掴んでいたはずだったが、終盤に追い付かれての逆転負け。
不安だった中継ぎ・抑えの問題が大事な試合でモロに出てしまった感じだ。
シコースキーが昨日打たれたので、終盤にセットアッパーで結果を出していた長田に今日も９回を託したが、
ベテランで経験豊富な西口を上げても良かったのではないだろうか？

この２試合、劣勢になっても惜しみなく先発陣の渡辺俊を出せたロッテ・西村監督と、
普段どおりの中継ぎ・抑えに託した西武・渡辺監督。
短期決戦での戦い方の差が、そのままこのシリーズの結果になったのではないかと思う。


阪神は土曜日から甲子園でファーストステージを迎える。
２位通過でも有利ということは全く無い。何がなんでも初戦を取る。これが最も重要。