目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

小田代ヶ原スノーシュー

2012-02-22 | 山行~スノーシュー

000img_1426_2標高約1400m 栃木県

2008年2月9日(土) くもり時々雪 

メンバー 山の神と私

コースタイム 9:25赤沼茶屋横駐車場9:55--10:07忘れものとりに引き返す。再び駐車場10:17--10:45赤沼・小田代ヶ原分岐から小田代方面に少し入った地点10:55--11:40小田代ヶ原・湯滝分岐11:50--(小田代ヶ原周遊)--12:13貴婦人正面のベンチ(昼食)12:55--14:00赤沼茶屋横駐車場

6:00頃家を出る。目が飛び出るほど高い、リッター¥144のガソリンを満タンに入れ、コンビニに寄ってから高速に上がる。東北道に入り蓮沼SAで朝食をとる。出発が遅かったせいもあり、結構な混み具合だ。でも、同時刻の関越の13kmと15kmという2箇所の事故渋滞よりは、よほど恵まれている。

日光道に入ると、ガラガラだった。日光はまさにオフシーズン。スキー場も日光湯元のファミゲレくらいしかないから、スキーの人もほとんどいない。いろは坂の凍結もなく、スムーズに進み、9:25赤沼茶屋横の駐車場に到着した。

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左:赤沼茶屋前のトイレと東屋 右:赤沼茶屋から入ってすぐの森

トイレ横の東屋でスノーシューを装着する。ここを起点に歩こうというスノーシュートレッカーは多く、賑わいをみせていた。そんな賑わいを尻目に山の神とともにさっそうと森の中をパタパタと歩いていく。ふと、あることに気づいた。あれっ、コンビニで買ったおにぎりをザックに入れていない! これが最初の凶事だった。

続々と森の中へ入っていくスノーシュー軍団を横目に、うなだれながら駐車場へ引き返した。

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左:最初の道標。赤沼・小田代ヶ原・龍頭ノ滝 右:味のあるアーチ型の木橋。左奥に団体

10:17くもり空の下、駐車場を再出発。道はよく整備されていて、踏み跡もしっかりついている。まず迷う心配はない。道標から小田代ヶ原(おだしろがはら)方面へ入る。アーチ状の木の橋まで来ると、団体様がもう休憩していた。

われわれも小田代ヶ原の入り口付近で、倒木に腰掛けて最初の休憩をとる。あとからあとからトレッカーがやって来ては、追い越していく。人の多さを証明するように林間には人の声が響いていた。

001img_1428 小田代ヶ原

小田代ヶ原に入ると、雪原が目の前に現れた。雪は少なめで、笹が頭を出している。空はグレーで、山のほうには濃いガスがかかっている。

002img_1429 遊歩道を行く

小田代ヶ原をぐるりとめぐる。まさにスノーハイク。雪上のお散歩コースだ。これに青空が加われば、申し分ないのだが、いっこうに晴れる気配はない。

湯滝への分岐で再び休憩をとる。先ほどまでの喧騒はうそのように、ここは静寂が支配していた。

003img_1431 冬の貴婦人

12:13貴婦人を真正面に遠望できる展望台のベンチに到着した。たまたま駐車場で隣に停めたジモティが先に到着していて、写真を撮ってくださいといわれる。山の神がそれに応じ、次にわれわれもツーショットを撮ってもらった(左下)。彼らが去ったあとの特等席を山の神とともにいち早くキープし、そこで昼食にした。つかの間太陽が顔をのぞかせ、青空が一部広がったが、男体山には厚くガスがたちこめていて、まったく見えなかった。

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昼食後、戦場ヶ原展望台に少しだけ立ち寄り、14:00には駐車場に戻った。

本日のお泊りは健康保険組合の宿。翌2月10日は、エーデルワイススキーリゾートで軽く滑って、帰ろうと計画していた。しかし、この宿の朝食は7:45からと遅いスタートだった。しかも、例によって山の神はゆっくりと食べ、最後にはしっかりとお茶をすすっている。食堂を出たのが8:30。チェックアウトしてから、車の周りの雪かきをして、9:30に宿を出ることになった。この時点ではまだ次の凶事が控えていることに気づいていなかった。

日塩もみじラインに入ると、車は数珠つなぎで、すぐにのろのろ運転になった。これはやばそうだと思いながら、エーデルワイスの駐車場に着くと、恐れたとおり満車で入れない。小さいスキー場だからしかたないか。それじゃあ、ハンターマウンテンまで足をのばすかと、気を取り直して車を進めると、もっとひどい渋滞が待っていた。ハンターマウンテンの駐車場にいつ入れるのか、もしかしてこちらも満車かというくらい車は進まない。

こりゃ、あかんと早々にスキー場はあきらめ、計画変更。以前に調べていた八方ヶ原スノーシューだとねらいを定め、まずは昼飯の調達。スーパーを探してカップラーメンを購入。そしてカーナビに目的地を入れて、指示された道を突き進んだ。しかし、その道は冬季閉鎖で通行止めだった。ん~、反対側から八方ヶ原に入るとなると、時間切れだ。これもダメだ。

もう考えるのが面倒になり、どこかでおいしいものを食べて帰ろうと山の神に提案。手元にあったガイドブックで那須の某牧場のステーキはうまそうだとなり、一路那須へ車を走らせることになった。ようやく到着して、腹をすかせてレストランに入ると、ステーキは売り切れましたといわれる。がっくりと肩を落とす。代わりに頼んだボルシチは味が薄いし、いっしょに出てきたペロシキー(ピロシキのこと)は具が餃子そっくりで、すこぶるまずかった。ため息しか出ない。

出だしにつまずくと、こんなものなのか。それにしても、よくもまあ、これだけ記録的な負のドミノ倒しが起きたものだ。


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