目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

黒檜山・長七郎山Part1~黒檜山

2016-10-02 | 山行~上州

黒檜山(くろびさん) 標高 1828m 駒ヶ岳 1685m 群馬県

2005年9月10日(土) 曇りときどき晴れ 

メンバー 山の神と私

コースタイム 10:30黒檜山登山口付近駐車スペース10:40--11:20岩場ビューポイント11:30--12:00黒檜山山頂(昼食)12:58--13:35駒ヶ岳13:46--14:20大沼(おの)

ついこの間のように感じるが、もう11年前の山行になる。テント泊を予定していたせいか、はたまた予定していたコースタイムが短いせいか、だいぶのんびりの自宅を6:36に出発していた。当然ながら高速道の混雑は始まっていた。

 
2点とも(同じ場所):黒檜山登山口近辺の駐車スペース

高速を下りて前橋の市街地に入ると、赤城山の案内板が出ていて、とても親切だ。それに従って走り、10:10頃大沼(おの)に到着した。今晩泊まるのは、当初は大沼湖畔と決めていたので、まずは湖畔を一周ぐるりとめぐって、めぼしいところはないかチェックした。見てまわるうちに、山の神が、キャンパーばかりでなんかうるさそうだし、虫も多そうと嫌悪感をあらわにする。たしかにあまりいい感じはしない。でも、ここ以外にどこか近くに泊まれるところはあるのか。まあ、それは下山したら考えることにして、とりあえず途中でトイレを済ませ、黒檜山登山口近くのスペースに車を置いた。

身支度をして、10:40頃スタート。登山口近辺には、こんな時間にもかかわらず、登山者がけっこういた。さして長いコースでもないから、決して遅くはないのか。


大沼(おの)と地蔵岳

いきなりの急登を上がっていく。とはいえ、ブナの森でそれなりに趣はある。家族連れや年配のご夫婦、中高年グループを追い抜き、11:20ちょっと見晴らしのいい岩場で休憩にした。目の前に大沼と地蔵岳が見える。

 
2点とも:黒檜山山頂

休憩したビューポイントから黒檜山(くろびさん)山頂までは、指呼の間だった。12:00昼食をとる大量の登山者と、飛び回る大量のトンボでにぎわう山頂に到着する。ザックを下ろすと、山の神が忌み嫌っている、羽ばたきもの、アゲハチョウがかたわらの草花に止まり、羽を休めていた。おけぞる山の神。また一方では、無用心なイナゴが人間から丸見えの場所でじっとしていた(イナゴを見ると佃煮を思い出すのは私だけだろうか)。そんな自然豊かな山頂の一角に、われわれもレジャーシートを広げて昼食にした。

山頂からの展望はといえば、いつの間にやら、ガスが湧いてきていて、雲海が広がっていた。雲海の白と青空のコントラストがいい。

 
2点とも:黒檜大神

12:58山頂を後にする。すぐに黒檜大神が現れる。小広い場所で、先ほどの山頂よりは静かで落ち着ける場所だ。実際に何人か休んでいる人がいた。ここからは雲海にぽっかり浮かぶ小沼(この)が見え、幻想的な眺めにしばし陶然とする。


雲海に浮かぶ小沼(この)

クマザサ地帯を抜けていき、13:38狭い駒ヶ岳山頂に着く。展望はなし。休憩後、これといって特徴のない山頂を後にすると、やがて鉄梯子。そして、まもなく下山した。

 
左:駒ヶ岳山頂 右:大沼でティータイム

観光客の姿がそこここに見える大沼湖畔に、山の神と移動し、黒ごまソフト¥300を食べる。汗をかいた後だけに冷たいものはうまい。パラソルの下で、湖畔を眺めながらの好ポジションを陣取っていたのだが、だんだんガスってきてしまい、何も見えなくなってしまった。

15:00車のところに戻る。さて今宵の宿泊地はどうしようかと、山の神と地図を眺める。比較的近くにあったのは、花見ヶ原森林公園キャンプ場(当時は1人¥800、現在は1張り¥820+1人¥200と安くなっている)だった。標高もそこそこあるから、虫も少なそうだと山の神。だったらそこにしようと、即車を走らせた。いったん山を下り県道62号に入って、再び山腹に付けられたうねうねした道を上がり、16:00キャンプ場に到着した。 

Part2長七郎山・おとぎの森へつづく


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