目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

男体山・大真名子山Part2

2017-07-01 | 山行~尾瀬・栃木・茨城

大真名子山(おおまなごさん) 2376m 栃木県

2005年8月28日(日) くもり 

メンバー 山の神と私

コースタイム 9:45志津乗越手前駐車スペース10:00--八海山神像--10:50休憩11:00--千鳥返し--11:58大真名子山山頂(昼食)13:00--14:05志津乗越(志津峠)--14:10駐車スペース

光徳キャンプ場(現在閉鎖中)で目を覚ますと、あいにくの雨がしとしとと降り注いでいた。山の神とどうしようかといいながら、7時頃半ばあきらめ気分で起床する。ところが朝飯を食べてうだうだしているうちに雨があがり、青空が覗いた! 行けそうだ。当初は太郎山の予定だったけれども、帰りの渋滞を考えてやめとこう、次回にしようとなって、地図を眺めて大真名子山ピストンとなる。

 
左:光徳キャンプ場にて 右:志津乗越手前駐車スペース

山の神の化粧を待って、しっとりと濡れたテントをたたんでキャンプ場を出発する。すでにもういい時間だ。志津乗越(志津峠)に到着すると、昨日同様満車でがっくりくる。何だよと思いながら、また少し下ったところに車を置くことになった。ただ昨日よりは峠に近い。

 
左:怖すぎるぜ、八海山神像 右:神像から登山道に入る

だいぶ遅くなってしまったが、10:00に山行はスタートした。すぐにすごい形相の八海山神像が登場した。鬱蒼とした暗い森の中だけに迫力が抜きん出ている。夜見ると恐ろしすぎるだろうな。

 
左:10:50の休憩ポイント 右:大真名子山山頂

急登をしこたましのぎ、歩行時間も50分、そろそろ休憩にするかと山の神に声をかけた。薄日が差してきて、もしかしたらと期待が膨らむ。

水分補給をして英気を養い、山頂へ向かう。でも、山の神の嫌いな鎖場出てきてしまった。千鳥返しだ。千鳥を追い返すほどの難所ということからこの名になったようだ。まあ、それほどすごくもないが、、、山の神は何とかクリアしたものの、ピストンだからまた通らなければならないとブルーになっていた。

 
左:山頂の御嶽神社 右:山頂の衣冠束帯の銅像

11:58人っ子ひとりいない大真名子山山頂に到着した。晴れ間が出ていい感じだけれども、厚い雲が空の大半を覆っていて、展望はまったくきかない。でもその代わりといってはなんだが、衣冠束帯姿の凛々しい銅像があった。ずんぐりむっくりでスタイルはよくないが、何か高貴なオーラを出していて、拡張高き山頂を演出していた。また冒頭に掲載した石仏もここ山頂にあって気分が安らぐ。山の神とゆっくりと昼食をとり、13:00下山開始した。

ところでこの山域は登山者が少ないようだ。この日登山道で会ったのは、夫婦一組と単独行のおじさん、小真名子山側から歩いてきた1パーティだけだった。もちろん天気がいまいちのせいもあるだろうけど、静かでいい山だ。

 
左:千鳥返しの標示 右:千鳥は返しても、山の神は返せず

下山路は、同じ道を戻るだけで単調この上ない。でも時折ガスがはれて、男体山の半分くらいが見えたのには救われた。14:10愛車に迎えられ、無事下山した。 

帰りは光徳牧場に立ち寄り、牧場お決まりのアイスクリーム(当時で¥250)を山の神と食べて休息した。15:00頃牧場を出て、まっすぐ高速へ。それほどの渋滞もなく順調に進み、途中味の民芸でうどんを食べて20:30頃我が家にたどり着いた。

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