目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

御坂黒岳・破風山

2014-03-18 | 山行~伊豆・箱根と富士山周辺

御坂黒岳 標高 1792m 破風山 1674m 山梨県

2005年4月8日(金) 晴れ

メンバー 単独

コースタイム 7:40御坂ロッヂ跡8:00--8:30休憩8:36--9:07御坂峠9:15--9:55黒岳山頂10:13--10:37破風山山頂10:42--11:11黒岳展望台(昼食)11:51--12:28御坂峠--13:18御坂ロッヂ跡

5:20家を出発する。いつものようにコンビニで買出し。といってもそれはこの頃の習慣で、最近は前日に朝食用のパンを買っておくのが常だ。10分でも15分でも登山口までの時間を節約しようというけなげな工夫なのだ。

中央道談合坂SAで朝食をとり、河口湖線に入る。終点河口湖ICで下り、目的地の御坂ロッヂへ向けて御坂みちを進んだ。トンネルの手前にあるはずとその姿を探したが見当たらない。トンネルを抜けてUターンして戻ってくるが、ない。たしかこの辺なのだが、おかしいなと地図を開いてみる。地図からふと視線を上げると、ロッヂの名前の入ったマイクロバスが目に飛び込んできた。探していたロッヂはなんと今まさに解体中だった。

01p4082463 02p4082465
左:御坂ロッヂ跡に車を停める 右:三ツ峠が見える休憩ポイントにて

そうこうするうちに解体屋のおじさんが現場に到着した。ここに車を停めていいですかと問うと、あっちにしてくれと自分の車らしきパジェロを指差す。言われた場所に車を移動し、8:00登山靴に履き替え出発した。

登山口は、林道に入ってすぐ左に上がっていく。4月だけあって、木々はだいぶ芽吹き始めていた。ここのところ暖かい日が続いているせいもあるだろう。

03p4082469 05p4082475
左:御坂茶屋 右:黒岳山頂。左の標柱は山梨百名山

心無い人たちが投げ捨てていった、ウィスキーのボトルや一升瓶が散乱しているところを見て、なんでこんなことになるのだろうと、舌打ちをしながら登っていくと、9:07御坂峠にたどりついた。人っ子一人いないし、茶屋も閉まっている。もう営業していないのだろうか。

ここからは稜線歩きになる。歩き始めると、北側斜面に着いた雪が目に飛び込んでくる。高度を上げると、そこはまだまだ冬なのだ。頂上近くまで登ると、登山道にも雪が現れた。

9:55御坂黒岳山頂に到着。ここにも人影はいっさいない。

001p4082477
河口湖とかすんでいる富士山

黒岳山頂付近の展望台からは、河口湖と雄大な富士の姿を拝めた。ただこの陽気のせいか水蒸気が多く、白くかすんでいて残念ではあったのだが。

002p4082478
破風山、節刀ヶ岳、十二ヶ岳方面を望む

これから進んでいく尾根を見やると、かなり巨大な山塊が見えた。今日は破風山で終わりだが、その奥に節刀ヶ岳や十二ヶ岳が見える。

 

06p4082480 破風山山頂。富士山は相変わらず霞んでいた

10:37破風山に到着。富士山ビューを確保するためか木を伐採したようだ。そこまでして展望にこだわらなくともと思うのは私だけだろうか。

11:11御坂黒岳の展望台に戻り昼食にした。ウィークデイとはいえ、山梨百名山にも入っているし、交通の便もいいので、当然人出はあるだろうと思っていたのだが、結局誰にも会うことはなかった。11:51展望台を後にし、ピストンで御坂ロッヂ跡まで戻る。

帰途は日帰り温泉施設、野天風呂天水(¥1,000、割引券を使って¥800)に立ち寄った。平日のおかげで空いていてすこぶる快適。十分にくつろいで、家路につくことになった。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 狩猟をしながら探検行『アグ... | トップ | 雨呼山スノーシュー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

山行~伊豆・箱根と富士山周辺」カテゴリの最新記事