目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

鹿島槍・爺ヶ岳Part1

2013-08-25 | 山行~北アルプス

鹿島槍ヶ岳 標高 2889.1m 布引山 2683m 爺ヶ岳 2669.8m 長野・富山県

2003年8月2日(土)~8月4日(月) 2日うすぐもり 3日晴れ 4日

メンバー 山の神と私

コースタイム 8月2日 8:50扇沢駐車場9:10--9:20頃 爺ヶ岳登山口--10:00休憩10:10--(ケルン)--11:00昼食11:30--12:25石ベンチ12:35--13:10休憩13:25--13:40種池山荘(泊)

さて10年前の山行記録をひもといてみよう。自分でも驚くが、この年の8月は4週連続で山に行っていた。最初はこれからご紹介する鹿島槍、そして四阿山・根子岳、安達太良山、武尊山と立て続けに行っている。とにかく貪欲に登っていた。

4:35家を出発し、中央高速をひたすら走る。諏訪湖SAで朝食をとり、豊科ICを7:00頃下りた。途中のコンビニで買出しをし、8:50扇沢に到着した。こんなに時間がかかっているのは、どこか迷い込んだのかもしれない。当時はカーナビを持ってなかったからねえ。市営駐車場はすでに満車で、林道の路肩に誘導される。身支度を整え、9:10山の神とともに車をあとにする。

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左:扇沢駐車場満車のため、ここに誘導される 右:ケルン。私のキスリングがちょっと写っている

車道伝いに歩き、9:20爺ヶ岳登山口を通過する。このあたりの駐車できるスペースというスペースはすべて車で埋め尽くされていた。急な上りを進んで、10:00休憩をとる。1枚脱いでTシャツでクールダウンだ。登り始めからずっとうすぐもりであったが、この時ちょっとだけ晴れ間が覗く。

ケルンを通過(写真は下山時)。写真を見て気づいたが、このときはキスリングで登っていたようだ。テントをもたないときで、日帰り用ザックに荷物が収まらないときは、だいたいキスリングと決めていた。

11:00山の神と腹減ったなと、早々に昼食にすることにした。腰かけられる適当な場所を物色し、ツゲのたもとでコンビニごはん。食べていると、さあっとガスが流れてきて、急激に肌寒くなる。白いガスに追い立てられるように、腰を上げた。

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左:石ベンチ 中:座敷童子のような山の神。種池山荘内部(8/3午後撮影) 右:種池山荘(8/3早朝)

さすがに梅雨明け後の8月頭だけあって登山者は多い。下山者と次々にすれ違うし、前を歩いている人にも次々に追いついてしまう。12:25石ベンチ到着。せっかくのベンチなのだからと、座って休憩する。

種池山荘手前の急坂でへばって小休止をとり、13:40山荘に到着した。キスリングを部屋に置いたら、あとはゆっくり山荘前で缶ビールをあおる。ザアザアと梢が擦れるような音がして、ふと目をやると、林の中をニホンザルの群れが移動していた。1頭が興奮しているのか木の枝を激しく揺らしていた。この辺りは、ニホンザルが多いようだ。

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針の木岳を望む(8/3早朝)

本日は節約して素泊まりにした。晩に狭い自炊場に行ってみると、宮城県から来たという団体にほぼ占領されていて、会話が盛り上がっている。ほとんど居酒屋の様相を呈していた。

翌8月3日は4:40に起床。4:00前から何やらガソゴソやっている人がいて、目が覚めてしまった。夏場はロングコースを縦走する人がいるから朝が早いのだ。山の神と私も山荘で水1リットルをもらい、5:25山荘を出発した。

Part2へつづく

コメント
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