目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

見逃した「山番組」をDVDで!

2010-09-29 | テレビ・映画

夏の北アルプス あぁ絶景! --雲上のアドベンチャー 〔DVD〕
出演:田部井淳子、内多勝康

昨年の大晦日にNHKで夜通し放送していた北アルプス番組(再放送?)は録画して、少しずつ山の神と食卓で見ていた。だれもが山素人の内多アナがジャンダルムに行っていいのかと思ったことだろう。縦走中は脚を痛めたり、バテバテになったり、悪天になったりで結構見ていてハラハラした。加えて、高天原で露天の温泉に浸かった以外は風呂なしだから、相当臭くなったことだろう、などど想像をたくましくして眺めていた。でもそんなことを抜きにすれば、マウンテンビューが最高で、山好きには十分そそられる内容だった。視聴者は、ああ行きたい、時間と金があれば……と嘆息している人も、私も含めて多かったはずだ。見逃した方は、ぜひ視聴を。

 

白夜の大岩壁に挑む--クライマー 山野井夫妻〔DVD〕
出演:山野井泰史、山野井妙子

つい先ごろは山野井夫婦のグリーンランド大岸壁クライミングのドキュメンタリーを再放送していた。高度な技術を要するクライミングを楽しみながら、淡々と2人で頂上へ向かうこの夫婦の存在感はすごい。報道では、シンプルに結果としての事実だけが伝えられるが、こうしたドキュメンタリーを見ると、シンプルな結果だけではない枝葉末節がわかって、ああそうなんだ、あの後こうなったのかと納得するなり、感心するなりする。凍傷で指を失ってからの苦労や、それによる新しいライフスタイル、そしてこの山での達成感を、われわれに身近に感じさせてくれる。
山野井さんの近況は、山野井通信 http://www.evernew.co.jp/outdoor/yasushi/yasushi4.htmで。たまに私も覗いています。でも9/5付エントリーは、ちょっとやばそうなことが書いてあるなあ。

 

絶景 エベレスト街道をゆく--標高5000m 天空のトレッキング〔DVD〕

エベレスト街道もよかった。エベレストそのものではないので、一般人でも体力的には何とかなる。ちょっとそそられる場所ではあるが、行くにはコース長すぎだ! われわれのようなフツーのサラリーマンでは、望むべくもない。行くことを抜きにして、他人事(ひとごと)として映像をただ単に観賞するにはいい。でも見ていて感情移入してしまうと、自分が行った場合はどうなるかを、常に頭の片隅で想像して、疲れるかもしれないが。

番外 いま旬のクライマー番組を作って!

本ブログのサイドバーにリンクを設けているけど、栗城氏のエベレスト登頂と竹内氏のチョー・オユー登頂がちょうど今佳境を迎えている。それぞれ成功にしろ失敗にしろ、どこかのテレビ局でとりあげないかね。栗城氏はやんちゃな若者、竹内氏はスマートな大人で、好対照。登るスタンスも、周囲をとりまく仲間も、ライフスタイルも違っているような……。それぞれ本(両方とも本人への聞き書き?)が書かれているから、いずれ目を通してここで紹介してみようと思う。

栗城史多オフィシャルサイト http://kurikiyama.jp/
登山家・竹内洋岳 公式ブログ http://weblog.hochi.co.jp/takeuchi/



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